朝日と月山を結ぶ分水嶺 ブス沼〜大岫峠〜1150.9m峰〜大越
- GPS
- 05:43
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 491m
- 下り
- 347m
コースタイム
天候 | 小雨のち曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
志津野営場の駐車場からネイチャーセンターまで車道,カワクルミ沼までは登山道なので問題となる場所はないと思う.カワクルミ沼からやぶ漕ぎになる.所々,赤布や赤テープもあるが残雪期のものと思われ踏み跡はないので地形図やGPSを見ながらブス沼を目指す.ブス沼近くは地形が平坦で方向を見失いやすいので注意が必要.ブス沼から六十里越街道に向けてやぶの中を下ると小さな尾根の東側に残雪が残っている場所があったので少しだけ利用する.六十里越街道に出てから大岫峠までは歩きやすいが,途中に田代沢の渡渉がある.大岫峠から1150.9m峰付近は平坦で迷いやすくやぶも濃い.ここも地形図やGPSを見ながら歩く.山頂近くに小さな沼がある.さらにやぶ漕ぎを続け送電線の巡視路を横切り大越に着く. 今回のコースの半分は道がなくやぶ漕ぎになる.やぶは比較的密だが,湯殿山近くにある身動きできないような猛烈なやぶはほとんどなかった. |
写真
感想
中央分水嶺の吾妻連峰から飯豊,朝日,月山に続く分水嶺の一部の山行.天気予報が雨だったので今日は休養日にしようと思っていたが,予報が雨から曇りに変わったので行くことにした.ただし今日は午後から用があるので短いコースにした.昨日,旧道の国道112 号の冬季閉鎖が解除されたので6日に歩き残した六十里越街道の大岫峠から旧道の国道112 号の大越までを歩くことにした.大岫峠から大越まででは短すぎるので湯殿山から見えた神秘的なブス沼を経由し大岫峠に向かうことにした.ブス沼は志津にある五色沼とともに月山にある大きい沼の一つであるが登山道はない.
志津野営場前バス停には隣接し大きな駐車場がある.野営場は営業しているようだが他には誰も駐車していない.予報に反し生憎の小雨の中,雨具を着て出発する.ネイチャーセンターの手前の車道にはたくさんの車が駐車していた.ここから月山に登る登山者はほとんどいないし,みんな県内ナンバーなので竹の子などの山菜採りの車なのだと思う.カワクルミ沼までの登山道を淡々と歩くうちに小雨は止んだ.
カワクルミ沼からやぶに突入し苦労しながらブス沼に着いた.ブス沼は周囲がやぶと湿地で容易に近づけず写真を撮るにも苦労する.この時期にブス沼に行く人はほとんどいないと思うが,苦労した甲斐があって新緑の沼とモリアオガエルの卵が見れたので満足した.沼の近くに赤布や赤テープがあったが残雪期のものと思われほとんど役に立たなかった.ブス沼から再びやぶを漕いで六十里越街道にでた.六十里越街道は6日に歩いた時は荒れていたが今日は歩きやすかった.残雪のために荒れているように思えたのだと思う.
大岫峠からまたやぶに入る.1150.9m峰付近は平坦で迷いやすくやぶも濃い.GPSを見ながら三角点を捜すが見つけられなかった.山頂近くにはいくつかの沼があり地形図に記載されていない沼もある.残雪期に来ればやぶが隠れて楽だが沼も隠れているのでこれらの沼を見たことがある人はほとんどいないと思う.また見つけようと思ってもやぶの中の小さな沼なので難しいかもしれない.さらにやぶ漕ぎを続け送電線の巡視路を横切り大越に着いた.
登山道で数人の山菜採りの人にあったが,他には誰とも会わなかった.このコースは短いが,半分は道がなくやぶ漕ぎなので結構大変だった.
ここから南に続く分水嶺山行:
朝日と月山を結ぶ分水嶺 大越〜鍋森〜赤見堂岳〜1327m峰
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3046634.html
ここから北に続く分水嶺山行:
朝日と月山を結ぶ分水嶺 姥ヶ岳〜湯殿山〜大岫峠(道のない有名な山)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2380149.html
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