日本の火山風景で、自分の中ではNo.1 雌阿寒岳の圧倒的なスケールと異国感
- GPS
- 08:27
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 1,072m
- 下り
- 1,171m
コースタイム
- 山行
- 6:35
- 休憩
- 1:54
- 合計
- 8:29
天候 | 晴れ一時霧小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
路はよく整備されているが、活火山なので常に噴火には警戒。シェルターなどはなく、ヘルメット必要。 |
その他周辺情報 | 野中温泉(雌阿寒温泉)日帰り入浴400円。白濁した硫黄泉。 |
写真
感想
5回目くらいの北海道登山で、やっと登った雌阿寒岳。
完全にノーマークでした。
百名山だから登ろうくらいの気持ちでしたが、
実際に目の当たりにした活火山のスケールや異国感は圧倒的でした。
周辺の阿寒湖のボッケや屈斜路湖近くの硫黄山含め、日本のイエローストーンと呼びたいくらい。
火山としては阿蘇山、浅間山、安達太良山沼ノ平、磐梯吾妻スカイラインなどもそれぞれすごかったけど、自分的には今回がナンバーワンでした。
まず登った阿寒富士で最初の興奮。
山頂東側の崩壊具合がなかなか心を揺さぶりました。
すぐにガスってしまいましたが、その分荒涼感が増した気がします。
また今度よく晴れたときに来たいです。
阿寒富士を下山して、このままガスがとれなかったら雌阿寒岳もあきらめようと思っていましたが、すぐに晴れてきました。
もくもくとした噴煙はずっと遠くから見えています。
やがて噴気孔が見え、火山性のガスが勢いよく噴き出しているのが見えました。
コバルトブルーに輝く青沼も見えます。日本じゃない地球みたいな感じ。
火口内ではほかの噴気孔からもガスが勢いよく噴き出しています。
標高をあげていくと、中マチネシリ火口方面が見えてきます。こちらも広々として荒涼とした、日本離れした風景。白い岩石にスポットライトのように光があたって、印象的でした。
よく見ると道が見えます。3つのコースのうちいちばん距離が長く、なだらかな阿寒湖畔コース。中マチネシリ火口周辺をずっと見ながら歩くこのコースは、次回ぜひトライしたいです。
しばらく感動しながら一方で、スマホで日常の野暮用をこなしながら雌阿寒温泉コースから下山。このコースが一番急なコースですが、緑に覆われた大地やオンネトーを見ながらの下山もよいものです。でも足を滑らすので要注意。
やがて、雌阿寒温泉に到着し、その後オンネトーを目指します。なだらかな道ですが、クマに注意です。途中、風穴地帯を通り涼しい風が吹いてきました。
やがてオンネトー野営場に到着し、下山完了。
なかなかの長丁場でしたが、感動的な風景をふんだんに見ることができて満足の山行でした。
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