独鈷山


- GPS
- --:--
- 距離
- 5.8km
- 登り
- 736m
- 下り
- 735m
コースタイム
天候 | 曇り、下山時小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
最近入山者が少ないせいか、登山口は木に覆われていて、踏み跡も頼りない場所があった。赤テープを辿れば概ね問題はないと思われる。 |
写真
装備
備考 | カッパの他に傘を持参したが、車に忘れた。また珍しく、山頂用のノンアルビールを忘れてしまった。 |
---|
感想
梅雨の合間を縫って、上田の独鈷山を訪ねた。里山の易しい山の認識を持っていたが、低山ながら意外としっかりとした山歩きが出来る頂であった。花山湖の管理棟近くのスペースに車を停め、装備を固めて堰堤を歩き始める。
登山口は堤の対岸から東に道路を下った処にあるが、道路は両側から伸びた雑草に覆われていて、漸く歩く幅が開いている程度だ。登山口も木々に覆われていて、枝木を潜って漸く標識を確認出来た。刈払いがされていない様で、訪れる登山者も少なそうだ。そういえば、最新の分県登山ガイドからも独鈷山は外れている。沢沿いの片斜面の踏み跡を辿って進んで行くと、登山口から10分程度で沢の渡渉点が現われる。対岸へ渡り、直ぐ渡り返すのだが、対岸から渡り返す前に木に結ばれた赤テープが少し沢から離れた木に結ばれていて、そのまま対岸を登りかけそうになった。急に踏み跡が弱くなり変だと思い、改めて沢の反対側を確認すると赤テープがある。沢を渡り返して事無きを得たが、今日の山はルートを慎重に辿る必要がありそうだ。
沢筋に沿って登ってゆくと、沢は何時しか涸沢となり、沢の二股を通過。急斜面への取付き前に一本立てる。赤テープを辿りながら左側の沢筋の急斜面に取付くと、登山道は一気に高度を上げてゆく。枯枝の堆積した登山道は、足場は思った程に悪くはないが、濡れた時には難渋しそうだ。頂上まで80分の標識を越えて、もう一登りするすると稜線へ出た。
稜線から左へと伸びる尾根筋を登って行くのだが、独鈷山の山頂までは結構大きなアップダウンがある。小ピークを最初は北側、次は右側を捲く様にルートが付けられているが、何れも赤テープがしっかり付いているので確認しながら進めば問題はない。稜線へ出て50分程で、宮沢集落から南斜面を登ってくる登山道と合流する。宮沢からの道の方がしっかりつと踏まれていて、標識も明瞭。今は宮沢から登る人の方が多いのかもしれない。
合流地点から少し上ると広場に出て、此処から数分の登りで独鈷山の山頂へ出た。山頂には祠があり、北側、南側と視界が開けていて、上田平を見下ろし、美ヶ原から北アルプスまで望める筈なのだが、残念ながら雲が多く期待の展望は得る事が出来なかった。下山路は往路を戻るのだが、要注意店点が一か所。「山頂まで25分」の標識から少し下った処で尾根が左右に分かれる。登山道は大きく左へ曲がり左の尾根を下るのだが、油断していると真直ぐ進みそうになる。この日は偶然、登ってくる登山者とこの地点で遭遇(この日山で唯一会った登山者)し、ルートを外すことは無かったが注意が必要な場所だ。
里山ながら、しっかりとした山歩きが出来る独鈷山。今度は天気の良い時に、南側の宮沢集落からも登ってみたいものだと思う頂であった。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する