三頭山(向山〜ヌカザス尾根)
- GPS
- 06:25
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 1,198m
- 下り
- 1,246m
コースタイム
- 山行
- 5:27
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 6:25
天候 | 曇のち晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り)峰谷橋15:04⇒奥多摩駅(西東京バス) |
コース状況/ 危険箇所等 |
余沢から向山まではハイキングコースとして整備された名残があり歩き易い。 向山から鶴峠分岐の尾根道まではトレースが薄く落葉に覆われ迷いやすい所がある。東京都水道局の境界表示棒(白色で先端は赤く塗ってある)が目印になののでこれを追っていけばよい。後半はきつい登りになるが、階段が設置されている。 鶴峠分岐から三頭山間はピーク越えのアップダウンのある尾根道。 三頭山からのヌカザス尾根は随所に急な下りがあり(ロープ付きもある)、落葉が覆っていて滑りやすい個所がある。 奥多摩湖の浮橋を渡った後のバス停は小河内神社が最も近いが、橋を渡った一つ先の峰谷橋にはトイレ付き休憩所(駐車場施設)がある。 |
写真
感想
5月の新緑が素晴らしかったので今度は紅葉を求め、向山(オマキ平)から三頭山を再訪した。
今回三頭山からはヌカザス尾根経由奥多摩湖に下るルートをとった。
なお前回記録はこちら http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-191070.html
例によって余沢でバスを下りたのは私一人。今回も超静かな山歩きとなった。
事前の予報とは違い雲が多い。暗い針葉樹林帯を登って行くとやがて明るい広葉樹の森になり、向山(オマキ平)付近では辺り一面ナラ、カエデなどの紅葉に包まれている。春のときと展望塔は同じだが、周りは全く別の場所と思えるほどだ。
ただカエデの赤は旬を過ぎたせいか少し茶化している(本当にドンピシャリと真紅のカエデ、モミジに出会うのは難しい)。
鶴峠分岐の尾根道までは自らの落葉を踏みしめる音だけが聞こえる。トレースを見失いよう慎重に歩く。落葉した樹が多いが、所々に紅葉も見られる。
尾根道に上がるとブナの森が続き、見事な黄葉があたり一面を覆っている。折りしも天気が回復し日が差してきたので黄金色に輝く森を歩くことになった。貴重な体験かもしれない。
三頭山巻き道分岐からは登りとなる。次第に紅葉も少なくなり、神楽入ノ峰からは殆ど落葉となっているが周りを見ると山肌など紅葉の錦が見える。
三頭山頂上に近づくと初めて人の声が聞こえ、昼時で結構混んでいる。何とか空きベンチを見つけ、ここで昼食。頂上からは雲取山などの石尾根や雲に浮かぶ富士山が見える。
三頭山に別れを告げ、ヌカザス尾根に向かう。ここからは急斜面を一気に駆け下りる感じだ。
この尾根道もブナ、ナラの黄葉が綺麗で目を楽しませてくれるが、ヌカザス山やイヨ山そのものは樹林帯に覆われ印象は薄い。イヨ山を過ぎるとアカマツ、カラマツの森に、やがて眼下の木々の間から奥多摩湖が見えるようになる。
奥多摩周遊道路から湖畔に下り、浮橋を渡って峰谷橋に着く。
期待以上にブナなどの黄葉が見事で、同じ年に再訪しがいのある山行だったと思う。
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