菩薩峠〜三ノ塔〜塔ノ岳目指すも途中断念
- GPS
- 08:52
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 889m
- 下り
- 884m
コースタイム
6:45菩提峠駐車場
7:05護摩屋敷の水
8:15二ノ塔
8:35三ノ塔(間食)9:00
9:40烏尾山9:55
10:36行者ヶ岳断念
11:30烏尾山(昼食)13:15
13:55三ノ塔14:15
14:30二ノ塔
15:40菩提峠駐車場
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
朝6時半過ぎに通り過ぎたヤビツ峠駐車場は既にいっぱいで、菩薩峠駐車場も10台弱の車がいた。自分が止めた後にしばらくすると次々と車が入ってきた。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ヤビツから二ノ塔まではひたすら登る。 そこから三ノ塔までは特に難しいところは無い。 ここまでは東向きの斜面のため朝は日が当たるが、夕方は暗くなるので注意。 持ってて安心ヘッドライト。 三ノ塔から烏尾山は気持ちいい尾根が続くが少し危険な岩場もある。 行者ヶ岳近辺の鎖場は要注意。 |
写真
感想
今年の山登りももう機会が少なくなってきた。一度やってみたかった縦走。
今回はヤビツ峠方面(正確には菩提峠駐車場)から塔ノ岳方面を目指すことにした。
子連れなので塔ノ岳にたどり着けるとは思っていなかったが、目標ということで。
三ノ塔までは確実に行くつもりだが、その先には少し危険な鎖場があると聞く。
危なかったら引き返す、そう決めての出発だった。
朝4時に起きて5時すぎに家を出た。子供連れだと何をするにも時間が掛かる。
6時半頃にヤビツ峠駐車場をみると既に満車であった。
同僚から菩提峠駐車場が穴場と聞いていたので初めからそこに止める予定だった。
それでも10台弱の車が既におり、次々と車も入ってきていた。出発が遅れたらここでもあぶれてしまったかもしれない。
恐るべし紅葉の季節。明日は雨が確実なので殆どの需要は今日に集まっているようだ。
駐車場から少し戻って護摩屋敷の水の水場へ。
マグカップで水を飲むと、まろやかで飲みやすく美味しかった。
何も考えずに飲んだが果たして生のまま飲んで良かったのだろうか?
さてようやく山登りのスタート。
表尾根1の標識から薄暗い山道を登る。いきなり急だ。垂れ下がった枝が大きなザックに引っかかったりして進み辛かった。
朝日を背にうけながら黙々と進む。子供達も体が目覚めるに従い元気になってきた。
一時間少し進むと二ノ塔に到着した。休憩場所は充実していたが草木に阻まれて見通しは余り良くない。
更に15分ほど歩くと三ノ塔に到着してしまった。
ここからの見晴らしは素晴らしい。丹沢山塊の東側が一望出来る。前回、金時山から見えなかった富士山も今日はよく見える。
時間は8:35。間食をしたり景色を満喫したがまだ9時。
この先は少し危険とあるが、時間もたっぷりあることだし細心の注意を払ってチャレンジしてみることにした。
それにここから見える烏尾山荘の立地に情緒があり行かない理由を捜す方が大変なほどだ。
三ノ塔を超えた直後の尾根が絶景だ。これだけでも来た甲斐はあった。
その先に鎖場があった。
これが危険な箇所なのか?余裕じゃん?
甘かった・・・もう少し先に進むと難易度が上がった鎖場、岩場が繰り返される。
大人にとっては大したことないかもしれないが、子供に万が一のことがあったらと考えると神経の方が疲れてしまった。
9:40烏尾山に到着。烏尾山荘がありトイレもある。ありがたいことだ。
この先の行者ヶ岳は昔の僧が修行に使った場所が由来だとかで、如何にもな曰く付きである。
既に乗りかかった船、時間的には塔ノ岳を目指せそう。
自分の判断に躊躇しながらも先に進むことにした。
40分ほど進んで、更に難易度が上がった鎖場に到着した。それを一つ超えた次の鎖場で先行していた妻が
「無理、これ以上は、無理!」
と引き返すことを提案した。
子供の身を案じてもう耐えきれなくなったようだ。
いやそれ以前にここは今までで一番難易度が高い。無理も無い。
妻が止めなければ子供を連れてこのルートを突破していただろう。
今思えばそれは非常にリスクの高い選択だった。
当時は「こんなところで諦めるなんて!」と頭に血が上っていたが塔ノ岳まで行きたいという欲で判断を誤るところだった。
暗い気持ちで来た道を引き返す。
反対に子供達は帰ると分かって急に元気になってきた。無理させすぎたかな・・・。
断念した鎖場は片道一人ずつしか通れないところなのでここから渋滞が始まっていた。加えて烏尾山方面からは人が列をなして途切れ無しに来る。
きっと今が一年で一番人が多い日、多い時間なんだろう。
本当に対向から来る人が多くて烏尾山に戻るまでずっと難儀した。
三ノ塔は劇混みが予想されるので、烏尾山で昼食を取ることにした。
今日のメニューは、おにぎり、パン、カップラーメン、チキンラーメン、コーヒー。そろそろもっと料理らしい料理を開拓していきたい。
表尾根2の標識まで戻って、今度は林業用の舗装路で駐車場まで行くことにした。
来た道に比べて非常に歩きやすい。最初からこっちにすれば良かった!
駐車場にたどり着いて本日はお疲れ様でした。
標高グラフを参考に高低差が少ないという理由で今回のルートを選んだが、想像よりも上り下りがありガレていたり、岩場、鎖場もあり、速度が出ない道だった。
三ノ塔〜烏尾山近辺の絶景は必見だが、その先に子供を連れて行くのはお薦めできない。
帰りに菜ノ花台に寄って景色を一望。普段は絶景のここも、尾根から見た風景の後では・・・ね。
その後、お約束の温泉へ。東海大学前の天然温泉「さざんか」でのんびり休憩。登山帰りの人も沢山いた。
同じ日に初めて登りましたが、鎖場は子供には危ないと感じました。特に5m程ある鎖場は大人でも女性の初心者や年配者には厳しいと思います。
無理をせず正解だと思います。
コメントありがとう御座います。
少し経験のある人にとってはなんてことの無い所ですが、一番力の無い人に合わせるのが基本ですよね。
現場で興奮状態にあっても冷静に判断を下すには普段から心構えをしっかりしておかないといけないですね。
株と同じで諦めるのもまた勇気の要ることです
少し遅れて菩薩峠から出発し、確かお声をかけたかも。三の塔の先のきついガレ場の下り始めで。奥様と男の子もなんとなく記憶が。。。
お父さんがお嬢さんを励ましていて、羨ましいと思いました。でも鎖場に着いた時大丈夫かなと心配しましたよ。その後も山頂まで小さいお子さんにはきつい道でした。もう少し大きくなったら再挑戦ですね。
一本道でしかもピストンしてたので同じ時間帯にいらしたなら遭遇している可能性高しです!
他に小さい子を見かけなかったので目立っちゃってたかもしれませんね(^^;
上の女の子の方は例の鎖場も行く気満々でしたよ。
引き返すと決定してからタシナめるのに手間取ったぐらいです。
山岳会にも所属している会社の同僚によると、こういう場合には親が上からロープで補助してやれば良いと言っておりました。
なるほど!と思ったもののロープの使い方が良くわかりません
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