入道ヶ岳:途中で雨にやられてガスって大変だったが、鈴鹿セブンは達成
- GPS
- 02:51
- 距離
- 5.4km
- 登り
- 738m
- 下り
- 718m
天候 | 入山当初のみ曇り、あとはずっと雨・・・・ |
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過去天気図(気象庁) | 2020年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
私以外、当日は誰も山に入っていないと思います。入山時に曇りで行けるか思いましたが、石段登り切った奥の神社の脇を抜けて、10分程度で、雨がぽつぽつ降っていて、あとは、普通に雨でした。梅雨シーズンゆえに登山道は濡れたり、水溜りありで、概して滑りやすかった。また、ヤマヒルは普通にいます。ヤマビルファイターかヒル下がりのジョニーを塗られることをお勧めしたい。また、帽子はツバ広のハット型で、かつ、首に涼感ネックガードをつけて、イボ付き軍手ほか、露出しないようにされるとよいと思います。 |
その他周辺情報 | 日帰り温泉施設が近くにないので、御在所の麓領域(5~10km北)の片岡温泉(イグニスとか改称した?)とか、湯ノ山グリーンホテルまで行かねばならない。ナビはすごい道を指定するので、無視して、306号線を使って行った方がよいです。 |
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
携帯
時計
タオル
イボ付き軍手
PETボトル8本(しかし2本だけ飲んだ
2本目は飲みきらず)
ヤマビルファイター(DEET)
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備考 | バンドエイド(帰り、椿大神社へお参り時に(山ではなく下界で)、ヤマヒルが小指に付いて、出血してしまった・・・) |
感想
[天候と山行き] 北尾根〜山頂〜二本松尾根 (曇りは最初だけ、あとは普通に雨 ※梅雨シーズン真っ只中)
休みの都合で金曜に時間が取れたので、天候に悩みつつも、今回も単独行で、家を出発して1時間ほどで駐車場まで到着。行くか行かないか迷っていた時(天気予想はAM曇/PM雨)、北尾根ルートの入山前の10分程度は確かに曇りで、雨はやんだ状況になった。たぶん当時は私ひとりが入山しただけと思います。駐車場で逡巡していても仕方ないので出発して、石段を登って進み、神社の祠に着いて、その脇を抜けて、本格的な登山道になり、10分程度は曇りのまま平気で、それ以降、雨が降ってきたことを杉林の中で感じながら登ることになった。北尾根は修行しているかのような道に思えます。林で視界がほとんど聞かずに、ただ歩いて標高を稼ぐだけという感じです(自然のパワーみたいなものがいっぱいとも言えます。感じ方は人それぞれです)。登山口から7割程度は人工林?の中を進んでいきます。道は濡れてはいたが、登山道に水が流れていることはなかった。やがて1時間程度過ぎる頃に(避難小屋前後と記憶)、登山道の中に、わずかに水の流れが岩清水のような緩やか感じで認識できるようになったので、杉林の中で直接は感じられないものの、ここ1時間は結構雨が降っていると認識した。戻るか登るかは、1時間で結構な位置まで来ていたのと、雷は来ていないこと、雲に切れ目があるような感じで降り方が一定でなかったこと、入道雲的なものは来ていないという判断で、登る選択をして、雨が強くなったかもと感じつつも、1時間半くらいで「抜けた」感じになりました。道も平らくなって、宮妻峡からの登山道との合流点になったかと思うと、あっと言う間に、北の頭?という分岐ポイントにつきました。雨とガスっていて、全く視界が効かなくて残念だったが、この雨なら仕方ないので、鳥居のある奥社(頂上)へ移動しました。早めに下りた方が安全という判断もありましたので軽食する計画も飛ばしました。また、山頂近くでシカの群れに遭遇。入道ヶ岳までもシカがいるのかと驚きました。。。鳥居に拝礼してすぐさま下山にかかります。当初は井戸谷ルートを計画していましたが、この雨で増水が懸念されたので、二本松尾根ルートに変更しましたが、登山道に水の流れがある状況はますますひどくなるばかりで、駈けるように下りてきました。途中、沢と平行しているトレイルがあるのですが、2〜3mばかり、その沢と合体して道がほぼなくなるという状況がありましたが、それ以外は「尾根」道ですので、特に問題なく下山できました。たぶん晴れならば、二本松尾根ルートの最後の部分は、砂防ダムで止められた石の上でただ歩くだけなんでしょうが、当日は、たぶんいつもは伏流になっている水が、川になっていて、渡るのに苦労しました。また、この砂防ダムからその沢を直登する感じの井戸谷ルートは、たぶん、歩行不可能になっていただろうなと想像しつつ、二本松ルートを選んで安全に帰れたことに安心した次第であります。
[シカは間引くべし・・・天敵導入か?(天敵って何か?オオカミは生まれた時に絶滅しているし)]
小学生の時に、父親につれてもらって以来、鈴鹿の山は、クマ笹のイメージありましたが、今は、どこもかしこも、笹の背丈が小さい。間違いなく、シカが食っていると思います。鈴鹿に来られる人たちで、記録が古くない人(通われている人、Heavy-User)は、クマ笹漕ぎなんて、遙か昔の記憶になっていると思います。だから気づかない。仕事の都合で、この地区から離れていましたし、山にも来ていなかったので、20年以上前の記憶で恐縮なのですが、クマ笹が生える標高以上は、シカによって改変されたと思います。このままでは、ササがなくなり、木もなくなり、フランスやドイツの山のようになってしまいます。シカは猟銃で撃って間引けばよいと思います。藤原岳〜竜が岳はすでにシカが多すぎです。釈迦、御在所、雨乞、鎌(鎌尾根には背丈の高いクマ笹があった)は、そういうことを感じなかったが、入道にシカがいるというのは、もはや、ある限界点は超えていると思えます。
[ヤマヒル]
これはよく見ます。伸びると10cm弱のミミズ程度、縮まると1cmくらいの長さで、我々にとりついて血を吸うときには、ナメクジのように膨れた感じになります。足下をよく見ると落ち葉の下に見えることがあります。縮まって、バネのように飛んできます。服の上からは血は吸いにくい(吸えない)ので、単に付着しているだけですが、吸っているような感じに見えます。つまり、ナメクジがくっついた感じになります。たぶん、上からもぶら下がって、バネのように飛ぶんだと思います(※これは見ていないので想像です)。帽子はツバのとても大きいハット型をかぶられて、首元も、ネットガードでまもるとよいです。ヤマビルファイターかジョニーをつけると無敵です。DEETですので、若干安全性に不安がありますが、つけないと始まらない感じがします。今回は登山道では全く攻撃を受けなかったが(ズボンには数回付いたが手で払った)、帰りに椿大神社でお参りしたときに、傘を閉じて、お守り買っている時に、小指にナメクジ状に膨れたヤマビルが目撃して、すぐに手で払ったが、しっかり噛まれていて、そこから流血した。。。針状の小さな孔状の傷部分から、血が止まらない、凝固してかさぶたを作ってくれない状況が帰宅後も続きました。おそるべしです。。。。
[鈴鹿セブン 達成]
小学3年生で父親と御在所登頂に始まり、
小〜高校までに、御在所(※数え切れない)、鎌尾根〜鎌ヶ岳、釈迦ヶ岳、藤原岳
(すごく時間が空いて、大学、勤め先の都合のため)
最近登山を復活させて、
竜が岳、釈迦(登り直し)、鎌尾根(※鎌ヶ岳は悪天候すぎて断念)、竜が岳、雨乞岳、入道が岳と登って、
ついに、ひとつの区切りとして、鈴鹿セブンを達成。自分にとって感慨深いです。
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