大山と思いきや、塔の岳登山‼



- GPS
- --:--
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 1,393m
- 下り
- 1,411m
コースタイム
帰り 14:30塔の岳山頂-以降、体調不良のため時間の記録、記憶がありません。
天候 | 曇☁ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り 🚌神奈川中央交通 大倉〜渋沢駅行きバス 🚞小田急線 渋沢駅〜 |
コース状況/ 危険箇所等 |
😼初心者の方は特に体調を整えて登山してください。結構ハードだと思います。 😼天候がよければ眺望は絶対いい。 😼鎖場やザレ場がありますが慌てずに行こう。 |
感想
O' Yamaの事の...🌹. Primavera
その7.大山と思いきや塔の岳登山編
2012年6月30日(土)
今回は6月3度目の登山だ。私はこの事にとても満足していた。去年は一度も登山しなかった。それを払拭するために仕事を必死でやり、少しでも多く山に行きたかった。今月はいい感じで、調子に乗っていた。今になって思えば、浮かれていたのだ。
今回の目的地は大山。初めて丹沢方面に行く。小田急線に乗車すると、複数の登山者が乗車していてボルテージがさらに高まった。
秦野到着、蓑毛行きバスに乗る。市内を抜け山に向かう…。ドキドキする。今回の登山はどうだろう、いい登山になるかなぁ...。蓑毛バス停に着くと数人が登山準備をしていた。すかさず私もストレッチをする。身体をほぐして、いざ出発!!だ。が、ダンナは既に先を歩いていた…マイペースな人だ、いかなる時も…。
登山道に入ると空気が変わった。五日市方面の山とも異なる空気だ。と…これはダンナの台詞であるが、鈍感な私にも市内の空気と山の空気の違い位はわかる。濃いのだ。酸素が濃い。少しむせる様な感じ…。山の匂い。それぞれの山が放つ独特の匂い。
丹沢の清流の歌を聞きながら登山道を進む。程なく白髭の滝という標識が出てきた。行ってみよう。しかし道は非常に狭い。草が道をふさぐ様に覆いかぶさっている。何だか危険な感じがしてリタイア…。元の道に戻る事にした。前日が雨だったので滑りやすいのだ。気を取り直し、しばらく進むと秦野市内がうっすら見えた。天気が良くないのでちょっと残念。でも雨じゃないから良しとする。
山道はとても歩きやすく楽だった。まぁ大山までを考える とまだ序の口なんだけど…。ダンナとおしゃべりしながら進み、1時間程でヤビツ峠に到着した。
休憩する場所があり、少々休むことにした。階段を下りるとヤビツ峠バス停があった。ちょうどバスが到着したところで、かなり多くの人が登山準備をしていた。皆どこに行くのかな…大山ではなさそうだ。あ、もしかして塔の岳かも!!!ガイドブックにヤビツ峠から塔の岳に登山できるルートがあるのを思い出した。行きたい!!でも塔の岳は標高1500m近い、準備不足だ…。ダンナも「塔の岳は次回だな」と呟いた。そうだよね、やっぱり次回のお楽しみにしよう。では、休憩終了、大山を目指そう!…ところが…突然、ダンナが「やっぱり行こう」と目をキラキラさせて言ったのだ! うろたえつつも、ココロの中はウキ ウキ感で一杯になった!!
こうして私達は他の登山者の後をついて塔の岳を目指す事になった。まさしくサプライズである。
ヤビツ峠から登山道までは道路を下る。せっかくヤビツ峠まで登って来たのに…とボヤきながら歩く…。本当に塔の岳に行く道なのか不安になったが、そうこうしてるうちに登山道が見えた。
休憩する間もなく山頂を目指す。既に一山超えて来ているので、登り坂はキツイ。初めからはぁはぁしつつ登る。
天気が良くなかったので、景色はNG…。しかも挑む者を嘲笑うが如く急坂が続く。高尾山から陣馬高原までの縦走よりキツイ!ダンナも辛そうだ。だけど登山者が多いから励みになる。皆キツイんだ、でもFightでGOなのだ。
二の塔、三の塔に到着する頃には急坂にも慣れ、少し楽しくなってきた。岩場、 クサリ場といったアトラクションも現れ、最高に楽しい登山となってきた。どうやら私は岩場好き?かもしれない。途中で一緒に歩いていたご婦人のストックを持ってあげられる程、私には余裕があった。この時は...。
岩場は危険だが、楽しい。登るのも下るのも最高におもしろい。子供の頃はかなりおてんばだったが、ココでそれが役立つとは思いもしなかった。でも甘くみてはいけない。しっかり注意深く進む。
頂上に近くなると尾根の両側は崖になって、映画や雑誌で目にする「山」だ。カッコイイ!なんだか、本物の登山者の気分だ。ここは日本ではない。アルプスだーっ!!!!!ふと、歩いて来た道を振り返る。かなりハードな岩場を下りたんだと感動した。スゴイ!本物!!!今まで感じた事のない奮い立つ ような、誇らしいような気持ちだ。爽快とはこのことを言うのか?私はこの登山に満足し、有頂天になっていた。
さあ、いよいよ頂き目前だ。何度も登り下り…苦しかった、そして楽しかった。そして塔の岳山頂がそこに見える。達成感で一杯になった。嬉しい。
ガスで覆われた山頂は、たくさんの人で賑わっていた。すごい混雑。高尾も人が一杯だったが、ここも人気のようだ。あーお腹すいたぁー!!!お弁当を食する。おいしい。山頂での山ごはんは格別だ。メニューはおにぎりとソーセージ。ちょっと情けないけど、立派なごちそうだと思おう。と…頂上に到着する頃から喉に違和感があったが、少し痛みが出てきた…。風邪かな、帰宅したら早めに寝よう。そんな軽い気持ちでいた。
お弁当をたいらげ、尊仏山荘に立ち寄る。カップヌードルを食べた。さすがに高額。致し方ない、ここは海抜1490m地点。水や物資は下界から運んで来るのだ…。カップヌードルは大変貴重、おいしくいただきました。何故かダンナは山荘の猫に気に入られ、膝の上を猫に占領されてい た。和む一時だった。
さて山荘を後に、下山だ。いい登山だったが、いよいよ下界に戻る時間だ。しかし、この頃から喉の痛みが強くなってきていた。でもまだ声が出ていたし、それより下り道の急な事に辟易していた。私は下りが苦手だよ。そして、とうとうダンナに喉の痛みを訴えた。ここは山、痛くてもどうにもならない。
喉の痛みは激しさを増し声を出すのが辛くなった。唾を飲むのが辛い。
下山道も混雑していた。あまり人が多と、気を遣わなければならないので面倒だと思いながら、道を譲りつつ歩いた。突然、前を行く登山者の足が止まった。何だろう…早く帰りたいのに…。鹿!!!である。野生の鹿が林の中で草を食べている。まだ若い鹿は人間がいる事などまったく気にしていない。人間も 風景の一部だと思っているのだろうか…生きる事に集中している。いい光景だ、元気があればしばらく様子を見ていたかった。が…喉だ!!喉の痛みで、本当は鹿なんてどーだってよかったー!!!本音だ…。人間って奴ぁどうしよーもない生き物だ…。痛みでくらくらしそうだった。
鹿の一件以降は下る一方で、喉と左膝の痛みで泣きそうになりながら歩いた。何も考えられない、早く下山したい、帰りたい。いたい、痛い、イタイよー。
途中で物資を運ぶ男性とすれ違った。この厳しい急坂を思い荷物を運びながら一歩一歩登って行く。汗を拭うでもなく、黙々と歩く。
そのうち考える事は喉の事ばかりになった。これは…急性口頭蓋炎に間違いないだろうな…。喉の奥で何かがうごめいている様な痛みだ。何だか悔しい。せっかく楽しく登山したのに...。悔しい、痛いの繰り返しで本当に涙が出るかと思った。
とにかく下山を急いだ。急性口頭蓋炎の場合は、やっかいだ。窒息する可能性があるからだ。過去2回この病気をしているが、こんなに痛むのは初めてだ。少しだけ死を意識 した。
ようやく大倉バス停にたどり着く。下山の思い出はまるでなし、だ。情けない。
渋沢駅に着くと運良く薬局があり、のどスプレーを購入。試してみたが役に立たなかった。すでに声は全く出ない。喉、首、耳、頭がガンガンしている。酷い有様だろう。
電車に乗ると急に寒気がしてきて…。ダンナの薄手のダウンを羽織り、激痛を堪えながら帰宅した…。
必ずリベンジする、必ず。頭の中を塔の岳リベンジ編がぐるぐる回っている。絶対、また登る。塔の岳。待ってろー。
リベンジに続く...。
予定を大山から塔ノ岳への急展開だった。懐かしいね。
ギリギリまで迷っていた時に脳内で『LET THE RIVER RUN』by CARLY SIMON
まさに塔ノ岳に呼ばれた。
でも楽しかった。よく頑張ったね。
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