記録ID: 2440038
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ハイキング
奥多摩・高尾
荏ノ久保山:〇、丸山:✖
2020年07月19日(日) [日帰り]


体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 05:10
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 758m
- 下り
- 835m
コースタイム
天候 | 快晴、暑い(天気予報は【雨】だった。) |
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過去天気図(気象庁) | 2020年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
ーーー山歩きーーー JR沢井駅 |
写真
06:48 JR鳩ノ巣駅を出発。昨日観た天気予報は、13:00から70%の降水確率だった。雨が降り出す前に少しでも距離を稼ぎたいと思い始発で来た。今日は、東京里山100選の【荏ノ久保山】と【丸山】を回る予定。
林班標の脚に「将門尾根」の表示。平将門は相模原から武蔵五日市の勝峰山に来て、通矢尾根の間坂峠(将門峠ともいう)を抜けて青梅に入った。青梅街道をここまで来てこの尾根を登り「荏ノ久保山」から大根の神を通って氷川から石尾根に入ったのだろう。石尾根から雲取山を通って大血川へ。1000年前の将門達、よく歩くなぁ。
ここは左の踏み跡を登る。(トラバース方向の踏み跡の方が濃いが、ここから急登で尾根に乗る。)
将門尾根はあまり人の入らない道らしい。泥が滑る、夏草が多い、蜘蛛の巣が多い。破線ルートというより立派なバリルートの風格。
将門尾根はあまり人の入らない道らしい。泥が滑る、夏草が多い、蜘蛛の巣が多い。破線ルートというより立派なバリルートの風格。
07:51 荏ノ久保山(えのくぼやま)の頂上(672m)に到着。
ここで杉ノ尾根に合わせる。西北西に杉ノ尾根を登れば、ほぼ平坦に、不動山(P.666)、大根ノ山ノ神(P.660)と繋がる。
ここで杉ノ尾根に合わせる。西北西に杉ノ尾根を登れば、ほぼ平坦に、不動山(P.666)、大根ノ山ノ神(P.660)と繋がる。
ネズミやウサギの巣穴?(その1).
針葉樹の巨木が多い尾根を下る。倒木更新をいくつか見る。倒れた木の切株の内部が虚(ウロ)になっている。しかも太い根の地面に面した部分が殻の様に残って、ちょうどネズミやウサギの巣穴の様になっている。
針葉樹の巨木が多い尾根を下る。倒木更新をいくつか見る。倒れた木の切株の内部が虚(ウロ)になっている。しかも太い根の地面に面した部分が殻の様に残って、ちょうどネズミやウサギの巣穴の様になっている。
晴天の青梅街道を歩く。+32℃。まだ09:00前なのに、もう日射しが暑い。今日は雨予報だったので舗装道路を歩いている。雨天や曇天で歩き易い舗装道路で、東京里山100選の「荏ノ久保山」と「丸山」の2座を繋ぐ予定だ。でも今日の天気はピーカン。この舗装道路コースは、ピーカンでは命取りだ。こんなに暑い日に木陰を歩かずに舗装道路を歩いている。自分で大馬鹿だと思った。スマホで天気予報を確認したら、終日晴天で熱中症注意になっている。いつ天気予報が変わったの?
古里駅前のセブンイレブンの誘惑を断って舗装道路を歩く。とっても立派な長屋門(そば・うどん屋らしい)。以前、丹三郎尾根を登った時は朝早くだったので閉まっていた。今日はちょっと中をのぞいてみた。庭の草花を観させていただいて先へ進む。
道路から約100m入った「丹生神社(たんしょうじんじゃ)」にも寄ってみる。参拝して立派な杉を見上げる。以下に説明看板の文言を写す。
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丹生神社のスギ
古(いにしえ)の人の植えけむ杉の枝、雲棚引く春は来ぬらし(万葉集)
「武蔵名勝図会」丹三郎村丹生神社の項に「明応年中、丹三郎友連が勧請する社なりといふ。按ずるに原島氏は丹の党より出で丹治姓なるゆえ祖神を祭りしことにぞ、この辺より西に至る村々の里長は原島氏のもの多し、依って村々にこの神社を祭る。」とあります。
スギの巨樹にこの社の歴史の古さを感じます。
所在地 丹三郎字水神前
漢字名 杉
種別 すぎ科スギ属
樹高 40メートル
幹囲 4.5メートル
(奥多摩町教育委員会)
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木陰で少し涼む。
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丹生神社のスギ
古(いにしえ)の人の植えけむ杉の枝、雲棚引く春は来ぬらし(万葉集)
「武蔵名勝図会」丹三郎村丹生神社の項に「明応年中、丹三郎友連が勧請する社なりといふ。按ずるに原島氏は丹の党より出で丹治姓なるゆえ祖神を祭りしことにぞ、この辺より西に至る村々の里長は原島氏のもの多し、依って村々にこの神社を祭る。」とあります。
スギの巨樹にこの社の歴史の古さを感じます。
所在地 丹三郎字水神前
漢字名 杉
種別 すぎ科スギ属
樹高 40メートル
幹囲 4.5メートル
(奥多摩町教育委員会)
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木陰で少し涼む。
御岳駅で多摩川から上がり、青梅街道を進む。御岳駅バス停前に「仰高掬清」の石碑がある。齋藤實 子爵の揮毫。四文字熟語字典を調べても「仰高掬清」は出てこない。まぁ、意味は字を見れば判るけど、原典が判らないのはモヤモヤする。
「仰高掬清」でググったら、飛田東山(飛田勝造)という奥多摩開発に関わった任侠?右翼?の本「生きている町奴」がヒットした。近隣の図書館には無いので、機会があれば国会図書館で閲覧したい。
「仰高掬清」でググったら、飛田東山(飛田勝造)という奥多摩開発に関わった任侠?右翼?の本「生きている町奴」がヒットした。近隣の図書館には無いので、機会があれば国会図書館で閲覧したい。
沢右岸のここを尾根まで上がれば、尾根道で惣岳山だ。透かして空が見える。もうひと踏ん張りだ。でも、いつもの左膝が痛み出した。座り込んで沢水で遊んで膝の様子を見る。時間を掛ければ行けるだろうが、膝が痛いと面白くない。今日は昼前だけれど、ここで引き返した。丸山は宿題。
装備
備考 | 当日朝に再度天気予報を確認すること! 前日の天気予報は雨予報だった。当日の天気はピーカン。雨用にロード・コースにしたので日差しと舗装道路の照り返しでバテた。 |
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