(愛媛)極印木谷(ごいんぼくだに)遡行(1986)
- GPS
- 09:30
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 1,092m
- 下り
- 1,093m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・滝は全部で10個程度。3mクラスから最大15mクラスまで。 3〜5mクラスは滝のすぐ横を登ったが、10mクラス以上は高マキした(詳細は「感想」の項に記載)。 ザイルは使用しなかったが、泥壁状の高マキは、ザイルがあると安心だったカモ。 (一応、15mのザイルは持参した。ヘルメットは全員着用) |
写真
感想
【山行No 104】
※ 山の会の仲間と、再び沢登りにチャレンジ。
石鎚山系北面の沢で、ザイルなどを使わずに何とかいける谷としては、
この極印木谷(ごいんぼくだに)が一番行きやすいとのことなので、
2回目の沢登りもまたこの谷を行くことになった。
今回のメンバーは自分のほか、ベテランのH氏、O氏、一年先輩のK氏の4名。
8:20-30 西の川
・ロープウエー乗り場の少し先の西の川集落に車を停める。
装備を点検すると、なんと、沢登りの必須アイテム、わらじ、地下足袋を入れ忘れているではないか!
これは参ったと思ったが、同行のH氏がわらじの予備を持っているとのことなので、
それを使うことにして、とりあえず沢登りは決行とする。
・入渓ポイントまで林道、登山道を汗をかきつつ登る。
9:30-50 極印木谷入口(入渓点)
・とりあえずわらじはH氏から借りたが、地下足袋がないので、靴下で代用。
水の冷たさに驚く。
以降、主な滝など、入渓点からの実質時間(休憩含まず)とともに記載。
・入渓すぐ、小ゴルジュ状;前回はザイルを出したが、今回はザイルは不使用で、左岸を高マキ。
・0:15 F1 5m;右岸を軽く巻く。
その後は緩やかな流れで流れ沿いに行く
・0:40 F2 3段、計 約10m;右岸を巻く。
・0:50 F3 10m;前回(1984年)に食事をした場所。
・1:00 F4 2〜3m;滝の脇(右岸)を行く。
そのあと、2〜3mの滝1個を過ぎると、ナメ状の緩やかな流れで、流れ沿いにざぶざぶと歩く。
11:30-12:00 二股
・ちょうど昼時なので昼食休憩とする。川の流れも澄んでいて気持ちよく、
天気も良いので快適な沢登りだ。
・二股は左俣へ向かう。最初は右俣の落ち口を渡って左俣に入る。
・その後は小滝が連続している(F5)。すべて左岸の植林帯を巻く。
・1:35 F6 10m、左岸の泥壁状のところを高マキ。泥状の斜面は滑りやすくて
結構必死に登る。
・2:00 F7 ;前回は直登しようとして失敗した滝。今回は右岸の滝の脇を緩く巻いた。
・F7から先はしばらく、流れ沿いに歩く
・2:20 F8 15m;急傾斜の場所で連続したナメ状になっている。
滝の脇の左岸を緩く巻く。
・2:40 F9 15m;F8に続く滝。同様に左岸を緩く巻く。
・2:50 上部二股;本流と思われる左俣を行く。
・上部二股を過ぎると流れは一転して緩やかになり、源流に近い感じ。
この付近は流れの脇に野生のワサビがたくさん生えている。
面白半分に少し取ってかじってみると、たしかにワサビのつーんとした辛みだ。
その後はずっとなだらかな流れで水量も少ない、のんびりと進む。
13:30
・3:20 第三の二股
ここからはもう、どちらを行っても稜線に出られそうだが、とりあえず左俣を選んで先へ進む。
・3:30もう小川のような流れになってきたので、適当なところで沢筋から逃れ、左手の尾根に取りつく。
尾根は笹に覆われているが、えんやこら、と強引に進むと意外と笹薮地帯を抜け、笹の少ないブナの樹林帯の中を最後の登りにかかる。
14:40 瓶が森林道
・土小屋のすぐ近くに出た。土小屋まで車道を歩く。
14:50-15:30 土小屋(入渓点から休憩含まず 3:40)
・沢登りの無事完登を祝い、土小屋の売店でビールを買い、祝杯を上げる。
・土小屋でスニーカーに履き替えて、下りは土小屋から大森山を巻いて西の川へ下るルートを行く。
沢の涼しさから一転して残暑の中の下りで、汗が出る。
16:30 岩原
18:00-10 西の川
・夕暮れが迫るころ、ようやく出発点に戻った。下山は予定通り2.5時間だった。
※ 2回目の沢登りだったが、足のそろったパーティで、楽しく登れた。
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