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記録ID: 244698
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沢登り
石鎚山

(愛媛)極印木谷(ごいんぼくだに)遡行(1986)

1986年08月30日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
09:30
距離
13.5km
登り
1,092m
下り
1,093m

コースタイム

8:30西の川−9:10-30極印木谷入渓ポイント―11:30-12:00二俣−14:50-15:30土小屋(沢登り終了)−16:30岩原−18:00西の川
天候 晴れ
アクセス
利用交通機関:
自家用車
西の川の、ロープウエー乗り場より先の集落付近に車を停めた。
コース状況/
危険箇所等
・滝は全部で10個程度。3mクラスから最大15mクラスまで。
3〜5mクラスは滝のすぐ横を登ったが、10mクラス以上は高マキした(詳細は「感想」の項に記載)。
ザイルは使用しなかったが、泥壁状の高マキは、ザイルがあると安心だったカモ。
(一応、15mのザイルは持参した。ヘルメットは全員着用)
10mほどの滝にて、メンバーK氏
2012年09月30日 14:22撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
9/30 14:22
10mほどの滝にて、メンバーK氏
10mほどの滝の途中の岩場に立つメンバー
2012年09月30日 14:22撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
9/30 14:22
10mほどの滝の途中の岩場に立つメンバー
谷は深くて陽が差していない。斜面の緑に陽が差して鮮やかだ
2012年09月30日 14:22撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
9/30 14:22
谷は深くて陽が差していない。斜面の緑に陽が差して鮮やかだ
川の流れを写してみる。伊予の青石(緑色片岩)に覆われた河床に流れる水も、エメラルドのように美しい
2012年09月30日 14:22撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
9/30 14:22
川の流れを写してみる。伊予の青石(緑色片岩)に覆われた河床に流れる水も、エメラルドのように美しい
上流部は一転して緩やかな流れとなり、原生林の緑が美しい
2012年09月30日 14:22撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
9/30 14:22
上流部は一転して緩やかな流れとなり、原生林の緑が美しい
御印木谷の途中にて、休息するメンバ−
2012年09月30日 14:22撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
9/30 14:22
御印木谷の途中にて、休息するメンバ−

感想

【山行No 104】

※ 山の会の仲間と、再び沢登りにチャレンジ。
  石鎚山系北面の沢で、ザイルなどを使わずに何とかいける谷としては、
  この極印木谷(ごいんぼくだに)が一番行きやすいとのことなので、
  2回目の沢登りもまたこの谷を行くことになった。
  今回のメンバーは自分のほか、ベテランのH氏、O氏、一年先輩のK氏の4名。

8:20-30 西の川
 ・ロープウエー乗り場の少し先の西の川集落に車を停める。
  装備を点検すると、なんと、沢登りの必須アイテム、わらじ、地下足袋を入れ忘れているではないか!
  これは参ったと思ったが、同行のH氏がわらじの予備を持っているとのことなので、
  それを使うことにして、とりあえず沢登りは決行とする。
 ・入渓ポイントまで林道、登山道を汗をかきつつ登る。

9:30-50 極印木谷入口(入渓点)
 ・とりあえずわらじはH氏から借りたが、地下足袋がないので、靴下で代用。
  水の冷たさに驚く。

以降、主な滝など、入渓点からの実質時間(休憩含まず)とともに記載。

 ・入渓すぐ、小ゴルジュ状;前回はザイルを出したが、今回はザイルは不使用で、左岸を高マキ。
 ・0:15 F1 5m;右岸を軽く巻く。
  その後は緩やかな流れで流れ沿いに行く
 ・0:40 F2 3段、計 約10m;右岸を巻く。
 ・0:50 F3 10m;前回(1984年)に食事をした場所。
 ・1:00 F4 2〜3m;滝の脇(右岸)を行く。
  そのあと、2〜3mの滝1個を過ぎると、ナメ状の緩やかな流れで、流れ沿いにざぶざぶと歩く。

11:30-12:00 二股
 ・ちょうど昼時なので昼食休憩とする。川の流れも澄んでいて気持ちよく、
  天気も良いので快適な沢登りだ。

 ・二股は左俣へ向かう。最初は右俣の落ち口を渡って左俣に入る。
 ・その後は小滝が連続している(F5)。すべて左岸の植林帯を巻く。
 ・1:35 F6 10m、左岸の泥壁状のところを高マキ。泥状の斜面は滑りやすくて
  結構必死に登る。
 ・2:00 F7 ;前回は直登しようとして失敗した滝。今回は右岸の滝の脇を緩く巻いた。
 ・F7から先はしばらく、流れ沿いに歩く
 ・2:20 F8 15m;急傾斜の場所で連続したナメ状になっている。
  滝の脇の左岸を緩く巻く。
 ・2:40 F9 15m;F8に続く滝。同様に左岸を緩く巻く。

 ・2:50 上部二股;本流と思われる左俣を行く。
 ・上部二股を過ぎると流れは一転して緩やかになり、源流に近い感じ。
  この付近は流れの脇に野生のワサビがたくさん生えている。
  面白半分に少し取ってかじってみると、たしかにワサビのつーんとした辛みだ。
  その後はずっとなだらかな流れで水量も少ない、のんびりと進む。
13:30
  ・3:20 第三の二股
  ここからはもう、どちらを行っても稜線に出られそうだが、とりあえず左俣を選んで先へ進む。
 ・3:30もう小川のような流れになってきたので、適当なところで沢筋から逃れ、左手の尾根に取りつく。
  尾根は笹に覆われているが、えんやこら、と強引に進むと意外と笹薮地帯を抜け、笹の少ないブナの樹林帯の中を最後の登りにかかる。

14:40 瓶が森林道
 ・土小屋のすぐ近くに出た。土小屋まで車道を歩く。
14:50-15:30 土小屋(入渓点から休憩含まず 3:40)
 ・沢登りの無事完登を祝い、土小屋の売店でビールを買い、祝杯を上げる。
  
・土小屋でスニーカーに履き替えて、下りは土小屋から大森山を巻いて西の川へ下るルートを行く。
 沢の涼しさから一転して残暑の中の下りで、汗が出る。
16:30 岩原

18:00-10 西の川
 ・夕暮れが迫るころ、ようやく出発点に戻った。下山は予定通り2.5時間だった。

※ 2回目の沢登りだったが、足のそろったパーティで、楽しく登れた。   
   
  

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