高野山 観光を兼ね三山めぐり

2020年07月22日(水) [日帰り]

• GPS: 04:50
• 距離: 17.1km
• 登り: 705m
• 下り: 1,001m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:18
• 休憩: 0:28
• 合計: 4:46

10:40 根本大塔
10:53 10:53 千手院橋
11:45 11:48 奥の院
12:27 12:29 摩尼山
12:46 12:47 黒河峠
13:00 13:14 楊柳山
13:30 13:31 子継峠
13:59 14:00 転軸山
14:43 14:48 女人堂
15:22 15:23 極楽橋
15:26 ゴール地点

山を始めた頃に社内旅行の帰りに奥高野の立里荒神社に泊まり、荒神岳(1260m）を訪れたことがあります。その時、ケーブルカーに乗って高野山を通過したはずなのですが全く記憶に残っていません。自身登山史の神話時代の話です。
時は流れ...三年前にNHK「ブラタモリ」で「空海テーマパークの宗教都市」として高野山が紹介され、一度は訪れてみたいと思いましたが、当地からはすっごく遠い印象があって二の足を踏んでいました。
ごく最近、家人が日帰りで行ってきたので、それほどでもないのかと「乗り換え案内」で調べたら、日帰りで観光＆山歩きツアーが出来そうです。

天候

晴れたり曇ったり

アクセス

利用交通機関：

電車 バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

登り：高野山ケーブル 高野山駅 〜 南海バス 金堂前
下り：南海電車 極楽橋駅
「高野山1dayチケット」 阪神版3200円、特急こうや 特急券790円

コース状況／危険箇所等

全行程、良い道です

その他周辺情報

世界遺産高野山、観光名所多し。
が、それらを回っていると山を歩く時間がなくなります。

写真

7/22 8:35

特急こうや号初乗りです。車内はガ〜ラガラ
※なおレコ前半は観光です。興味のない方は読み飛ばして下さい😅

7/22 8:48

高野山1dayチケット＋特急券。気分は小旅行！

7/22 9:51

50‰（パーミル）の急勾配を進みます。カーブの度に軋むレール音が良いですねぇ〜

7/22 9:58

終点、極楽橋駅が見えてきました

7/22 10:05

ケーブルカーに乗り継ぎ。えっ、歩いて登らない？　直前の方針変更です (^^ゞ

7/22 10:09

このゴットンゴットン感も良いですねぇ〜

7/22 10:37

高野山駅からバスで「中門」に

7/22 10:40

高野山のシンボル「根本大塔」

7/22 10:43

新緑と紅葉、そして青空に白い雲。良い天気で良かった

7/22 10:46

「金剛峯寺」。高野山真言宗の総本山です

7/22 10:48

こうやくん

7/22 10:50

高野の街並み。コロナ禍の影響かひっそりとしていました

7/22 10:52

ガイドマップ

7/22 10:56

気温は25℃。あまり涼しくないです。その横には変わった自販機

7/22 11:04

「一の橋」から奥ノ院参道へ

7/22 11:43

参道には多くの墓碑が並んでいます。これは織田信長

7/22 11:49

御廟橋から見る弘法大師御廟。この先は撮影禁止です

7/22 11:52

※観光ツアーはここで終了
ここからがヤマレコ、「高野三山巡り」のスタートです

7/22 11:59

まず摩尼山を目指します

7/22 12:07

最初は林道。この二俣分岐を左へ

7/22 12:07

リス君が棲息していました＾＾

7/22 12:15

稜線（摩尼峠）に出ました

7/22 12:19

しばし急登。短い距離ですがしんどい

7/22 12:29

高野三山一つ目の摩尼山に到着しました

7/22 12:31

快適な稜線歩き（正確には稜線というより左に巻き気味）

7/22 13:00

13時ちょうど、本日の最高点、楊柳山に到着

7/22 13:01

三等三角点（点名：揚柳山 1008.63m）　山名と点名が微妙に違うゾ🤔

7/22 13:11

山頂で昼休憩。家から持って来たコーヒーを飲もうとしたら、クーラーボックスから出てきたのはそうめんつゆ😱

7/22 13:08

気を取り直し、記念撮影

7/22 13:26

途中の小ピークを越え

7/22 13:30

子継峠

7/22 13:31

黒河道は通行止めとのこと

7/22 13:41

峠からは沢沿いの道を下ります

7/22 13:47

一旦車道に出て、

7/22 13:48

転軸山へはすぐ左の山道へ

7/22 13:55

緑あふれる道を登り、

7/22 13:59

三山最後の転軸山に到着

7/22 14:08

転軸山からは下るにつれ道が良くなり、

7/22 14:10

車道に出ました（振り返って奥から出てきました）

7/22 14:12

恰好の自撮りスポット

7/22 14:16

車道に出て気分は終了でしたが、ここから先が登り基調で結構長かった

7/22 14:29

女人道はここを左折して、

7/22 14:29

再び山道に入ります

7/22 14:32

小アップダウンを繰り返し、

7/22 14:45

女人堂に到着

7/22 14:48

二匹目のリス君発見

7/22 14:50

バス道から別れ、

7/22 14:50

京大坂道不動坂を下ります

7/22 14:52

コンクリート石畳みは道は良くても足に堪えます

7/22 14:58

なので、左の山道へ

7/22 15:05

今日、初の眺望。この日初めて山を見た気分

7/22 15:07

つづら折れの「いろは坂」を下り、

7/22 15:18

ケーブル軌道を潜って、

7/22 15:23

駅名の元になった極楽橋

7/22 15:35

帰りも特急「こうや」

7/22 15:45

極楽駅にはビールがなかったのでコーラで乾杯！　持参したおつまみもココで食べました。小旅行モードに戻りました

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-5 オリンパス

感想

Ham⭐

高野山という名のピークはありません。高野山は山上盆地に広がる宗教都市のことを表しているのではと思います。
初めての高野山を訪れて印象に残った言葉が「山上盆地」。その盆地を囲うように900〜1000mの稜線がつながり、そこには歴史ある「女人道」が付いています。実際に歩いてみると小さなアップダウンが延々と続く道。女人禁制の時代、高野山を訪れる女性は逞しかったんだろうなと思える道でした。

我が家を午前7時前に出発、午後7時前に帰って来ることが出来ました。久しぶりに乗った特急電車は快適そのもの（帰りに車内ビール飲めたらもっと快適だったけど）、50‰の登山鉄道も楽しめたし、ケーブルカーにも乗ったしで、いつもの山行とはひと味違う小旅行となりました。山中の鉄道の保守は大変だと思いますが、いつまでも存続して欲しいものです。

悔いが残るのは事前調査不足で中門近くにある三鈷の松の三つ葉の松葉と（金運が上がるらしい）、一町目の町石（九度山に180町の町石がある）を見落としたことです。今度訪れる機会があれば、それらを訪れると共に「女人道」を周回してみたいと思います。