秋田駒ヶ岳トレッキング(乳頭温泉郷休暇村in/out) ※未達

2020年07月24日(金) [日帰り]

• GPS: 02:21
• 距離: 7.4km
• 登り: 495m
• 下り: 490m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:22
• 休憩: 0:00
• 合計: 2:22

距離 7.4km 登り 495m 下り 494m

5:10 乳頭温泉郷休暇村
6:30 引返し地点(笹森山直下)
7:32 乳頭温泉郷休暇村

天候

雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

前日、焼石岳から下山後、乳頭温泉郷休暇村駐車場まで乗りつけ、車中泊

コース状況／危険箇所等

雨天の中、5時頃に強行スタートしたが、1時間半程度進んだ笹森山直下で、急傾斜の藪こぎとなって身の危険を感じたため、6時半頃登山を中止し、引き返し。

その他周辺情報

乳頭温泉の雄・鶴の湯温泉にて、日帰り入浴。

写真

7/24 4:51

飲料込みで5.5kg。小雨の中、朝5時過ぎより登山開始！

7/24 5:20

登山口まで5分歩いただけで、トレランシューズは靴下までグッショリ・・・。

7/24 5:21

駐車場である乳頭温泉郷休暇村を見下ろす。小雨吹きすさび、鬱蒼とした景色。

7/24 5:24

道中のお花もグッショリ・・・

7/24 6:30

秋田駒の前衛峰・笹森山の直下で、急傾斜の藪こぎを強いられる。雨の中、藪を頼りに身を引き上げつつ進むのが危険で、何より下りが怖いので、ここで登山を断念。

7/24 6:34

登り/下り共に、藪をつかみ取りながら身を動かさざるを得ない急傾斜なのに、このトゲトゲは触れただけでイタタ・・・。罠・・・。

7/24 6:53

下山中、最後に撮った一枚。ここも太古の昔は、海の中だったんですね・・・。

7/24 7:52

一転気持ちを切り替え、本当は下山後に寄りたかった鶴の湯温泉へ(自身3度目)。10時OPENのため、2時間近く駐車場で待ちぼうけ。

7/24 9:58

天気はスッキリしないものの、温かい露天風呂なら関係ない！

7/24 10:10

内湯の一枚。名物露天風呂は人が多すぎて撮影困難。

7/24 11:01

コロナ禍ではマスク着用が必須。雨天の中、入口で検温もされます。

7/24 11:35

風呂上がり、少し車で来た道を引き返し、鶴の湯温泉別館で、山菜鍋＋イワナ塩焼きの豪華定食を！

7/24 11:38

きりたんぽの入った山菜鍋！

7/24 11:56

直火焼きされたイワナ！（焼かれた状態でサーブされます）

7/24 12:58

未踏の秋田駒ヶ岳（右奥）。下界から一度も見えず。左奥は今日直下で引き返した笹森山！

7/24 12:58

笹森山をドーンと。直下は急傾斜の藪こぎで、雨天では危険でした。

7/24 13:24

復路、田沢湖を見下ろせる展望台より。

7/24 14:50

今度は一路、玉川温泉園地へ(自身2度目)！

7/24 14:55

地獄感あふれる、煮えたぎる源泉！

7/24 15:01

日本最大、1秒で140リットル自噴する源泉の大噴(おおぶけ)。PH1.2は日本イチの強酸性。
※ちなみに酸性泉の日本No2は、2019年5月に浸かったPH1.4の由布院・塚原温泉。

7/24 15:02

大噴ドアップ！常時熱湯が沸き返ってて、すっきりした写真は撮れない！

4/29 16:11

【参考】日本No2の酸性泉・由布院の塚原温泉。PH1.4。

4/29 16:26

【参考】PH1.4の塚原温泉。2019年5月撮影。

7/24 15:06

黄色は純度の高い硫黄の結晶！

7/24 15:06

超高温を利用し、焼き芋している人も(笑)。

7/24 15:08

圧巻の光景！1/2

7/24 15:08

圧巻の光景！2/2

7/24 15:16

玉川温泉園地の最奥にある焼山登山口。いつか、ここから2泊3日で、八幡平、更には岩手山まで縦走予定。

7/24 15:17

焼山登山口直下には、強酸性の沢が流れてます。

7/24 15:18

地獄絵図！1/2

7/24 15:18

地獄絵図！2/2

7/24 15:22

何度見ても圧巻。爆音を轟かせ、硫黄臭プンプンの噴気を上げ続ける硫黄石！

7/24 15:26

熱い岩盤の上に直接ござを敷いて、その上に横たわり温浴をするオンドル浴。1分位しかいられません、自分は・・・。

7/24 15:28

純度の高い、黄色い硫黄の結晶をドアップで！

7/24 15:31

何度見ても圧巻、日本一の湧出量を誇る自噴泉の大噴！

7/24 15:34

さらば、地獄！

7/24 15:45

地獄の外は天国(笑)！

7/24 15:53

なまはげさんと！

7/24 16:50

秋田駅までの帰路、仙北市の山深い集落で発見した、自然と一体化した人工物！ラピュタの世界観！

撮影機器：

DMC-FT2 Panasonic

Canon PowerShot SX720 HS Canon

Canon PowerShot G7 X Mark II Canon

Canon PowerShot SX730 HS Canon

感想

happygo

前日、焼石岳から下山後に、乳頭温泉郷休暇村まで乗りつけて車中泊するも、4時過ぎに起床すると、外はあいにくの小雨。

下山後に、(自身3度目となる)乳頭温泉の雄・鶴の湯温泉(10時OPEN)に浸かるため、昼前に下山できるよう逆算し、多少濡れても構わない覚悟で、5時頃に登山開始！

最初は膝丈だった藪こぎも、秋田駒の前衛峰・笹森山の直下では背丈ほどの藪こぎへ。しかも急傾斜で、確たる足場もなく、雨で濡れる藪につかまりながら、身体ごと引き上げて登るしかない状況に。登りは何とか登れるかもしれませんが、今日は同じコースをピストン予定のため、雨の中、ここを安全に下れる自信がなく、6時半頃に本日の登山を断念。登り始めてからの登山中止は、2019年3月、残雪期の安達太良山でホワイトアウトして以来、自身2度目。

田中陽希さんのグレートトラバース3(2018年)で、陽希さんが滋賀県の三百名山・蓬莱山から下山中に右手薬指を骨折してから1ヶ月後、ヤブの迷宮・野伏ヶ岳への挑戦を断念する際、「99％の安全と、1％の冒険」といった言葉がありましたが、今回の雨の秋田駒は、安全が足りなすぎましたね。正しい判断だったと思っています。

下山後は、完全なる秋田観光モードに。自身3度目となる乳頭温泉・鶴の湯温泉へ浸かり、自身2度目となる玉川温泉園地で地獄を楽しみ、秋田駅へと向かいました！