空沼岳〜札幌岳（未到達）行くべきではない

2020年07月24日(金) 〜 2020年07月25日(土)

• GPS: 12:31
• 距離: 28.6km
• 登り: 1,331m
• 下り: 1,418m

コースタイム

1日目

• 山行: 10:22
• 休憩: 0:09
• 合計: 10:31

4:40 万計山荘
8:38 8:47 ヒョウタン沼
14:29 14:29 豊平山（焼山）、簾舞コース駐車場
15:11 東簾舞 バス停

スマホの調子悪く、ログが正確ではありません。
1日目：空沼二股バス停16：10発〜万計小屋18：10着（2：00）
2日目：万計小屋4：40発〜空沼岳〜札幌岳（未達）〜エスケープ15：10（10：30）

天候

曇り〜晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

コース状況／危険箇所等

〇7月24日にニュース（救助）となったルートであり、救助を要請したことは正しい判断！
〇空沼岳・札幌岳分岐に入ると直ぐに、腰高〜背丈以上の笹藪となりコースはほぼ見つけ難い（ピンクテープも少ない上、笹で見えない）
〇走破断念地点（北緯42度53分、東経141度13分、標高1,100m）からは獣道もない
〇某A社、某Y社の携帯は圏外

写真

7/24 16:41

7月24日
真駒内バス停15：40発〜空沼二股バス停16：10着

16：40に登山口

7/24 18:52

万計小屋18：10着

山岳救助隊のみなさん（10名ほど）
救助を終え、万計沼まで下りてきました
お疲れ様です！

7/24 19:20

万計沼の夕暮れ
今夜は小屋に一人きり

7/25 5:19

ここから25日です
真簾沼

7/25 6:03

空沼岳山頂　雲海です

7/25 6:04

空沼岳山頂

7/25 6:04

向かう札幌岳には雲がかかっている
暗雲か！

7/25 6:20

分岐から道は良く見えません
まずは膝下、直ぐに腰高の笹薮となります

山岳救助のみなさん、お世話にならない様に頑張ります！

ずっとこんな笹薮…
これではまだ歩きやすく、道が見えるから安心状態

7/25 7:24

名前は分からないが、小さな沼が見える
水草のヒルムシロが浮いている

7/25 7:40

真簾沼を対岸から望む

7/25 8:39

ひょうたん沼
やはりヒルムシロが浮いている

7/25 8:39

ひょうたん沼
ほどほどの大きさの沼

7/25 8:46

ひょうたん沼

この写真以降は、体力的、精神的、バッテリー的に写真を撮る余裕なし
本当に救助が必要かもと、心細くなる

感想

talisman

〇7月24日に遭難救助された高校生と同じ状況に追い込まれる

〇走破断念地点（北緯42度53分、東経141度13分）の50mほど空沼岳よりに、ザックが6~7個ほど放置されていました。
最初は沢を来た人たちが、ここから空荷で山頂を目指したのか思いましたが、今思うとこれは遭難した高校生たちの残したものでしょう。

〇引き返すには、あの笹薮を再び掻き分ける体力は無いと思い沢を下りました。
本来、下ってはいけない！と理解はしつつも下ってしまった。
地図上で林道が見えたからです。しかし、林道は廃道で荒れ放題！
沢を何度も渡らざるを得なく、水量が多ければ渡渉は危うく、更に窮地に追い込まれていたかも…
昨日お会いした、札幌市消防局（救助隊）の顔が浮かんだ。
救難要請か、ビバーグか・・・後悔と反省の行程でした

〇このルートは、夏場はお勧めできません。
整備されない限りは、向かうべきでは無い‼