鷲峰山(じゅうぶざん)金胎寺(こんたいじ)行場にて道迷い
- GPS
- 04:39
- 距離
- 13.6km
- 登り
- 1,048m
- 下り
- 1,045m
コースタイム
8:05金胎寺(トイレ有)−8:10行場入り口ー8:33胎内潜
9:00五光の滝ー9:40行場道へ復帰ー9:49護摩壇(岩場)
10:25蟻の戸渡りー10:29行場の辻ー10:40金胎寺
10:50鷲峰山山頂-11:40登山口
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口から金胎寺までは危険箇所はありません。途中にトイレ(水洗)あり。 行場は危険箇所あり、急な下り(鎖場あり)や岩場の急な登りがあり、 三点支持の技術を要します。登りの鎖は危ないです。(迂回あり) |
写真
感想
先週の深山ハイキングで少し遠くの山登りに味をしめ、
以前からチェックしていた鷲峰山(じゅうぶざん)に行ってきました。
道中から登山道はあっけなく見つけることができ、
予定通り金胎寺(こんたいじ)を目指し、出発しました。
お寺までの道のりは林道なので道も広くラクに登れます。
途中トイレもあり、初心者のハイキングにはいいコースです。
あっけなく金胎寺に到着しました。
お寺には誰もいないようです。
目指すは行者場、入山料¥300-を回収箱に入れ、おじゃまします。
午後二時以降の入山はダメみたいです。
ハードなコースなのかな?
コースの序盤は走って下りることもできそうなくらいの
なだらかな下り道です。
しばらくすると結構斜度がきつい下りに変わります。
大峰、弥山からの激下りを思い出します。
ついにそれを上回る鎖での下りに遭遇しました。
難なく鎖場をクリアし、次は胎内潜です。
あれ?潜りが無い?
なんで?もう少し先か?
赤いマークを探しますが見当たりません。
ちょっとハードな道が続いたので道なき道も違和感を
感じなくなっていました。
同じ場所を何度かうろうろして岩の裏に回りこんでみると
赤いマークが!あった、胎内潜、こんな狭い岩の間を行くのか。
道を見失った理由は胎内潜の岩の上を歩いてしまったことと
コースは左回りの順路と勘違いしていたことでした。
さぁ、先を急ぎます。
しばらく沢の横に道があるため、なだらかな道に変わっていました。
さっきの遅れを取り戻そうと小走りに先を急ぎます。
しかしまたしても知らないうちにコースを外れていたようです。
道はだんだん広くなり未舗装とはいえただの林道になってしまいました。
右回りにこの山を巻くからこの谷で道が無いといけない。
あれ?道が無い。続くのは林道のみ。
わずかな期待はあっさり裏切られます。
すっかり心細くなり、このまま林道を行けば、行きの道中で見た道標にある里に出るだろう。
今日はこのまま帰ろう。
と思っていたら茶畑で農作業をされている人を見つけました。
その方に道を尋ねるとやはりこの林道を行くと遠回りだけど元きた道に出るようです。コースは2つ目の滝の近くに行者場の道があるとのことでした。
電話がつながるところまで歩き、道に迷ったから少し帰りが遅くなると家族に告げました。
山の中で電話が通じたのは以外でした。
でも、どうせ遅れるなら近道の行者場に戻ってみようと、思い切って林道を戻ってみました。
やっぱりあった。行者場への道。さっきトレランばりに早足で駆け抜けた所でした。
最初の道迷いを取り戻そうとあせったのが間違いでした。
沢を渡り、赤いペンキを頼りに踏み跡がわかりにくい道を進みます。
ここからの行者場の道はスリリングな岩登りの連続です。
写真を撮る余裕もありませんでした。
三点支持をしっかり行わないとほんとに落ちてしまいそうです。
胸が岩から離れてしまわないように気を付けたり、
膝が胸につくまで足上げを行ったり、
体の機能をフルに使っての登りでした。
上り終えた後は足の震えが少し残っていましたが
なんともいえない達成感も味わえました。
帰りは鷲峰山の山頂も寄ることができ、たっぷり登山を堪能しました。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する