関東のすみっコの湯ノ丸山 高山植物真っ盛り

2020年08月02日(日) [日帰り]

• GPS: 04:00
• 距離: 6.6km
• 登り: 407m
• 下り: 394m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:27
• 休憩: 0:33
• 合計: 4:00

7:01 烏帽子岳登山口
7:52 7:53 鐘分岐
8:49 8:49 湯ノ丸山
9:01 9:07 湯ノ丸山（北峰）
9:14 9:24 湯ノ丸山
9:54 10:02 小梨平分岐
10:34 10:34 臼窪湿原・湯の丸山方面交差
10:42 10:50 臼窪湿原分岐
11:01 11:01 烏帽子岳登山口
11:01 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

湯の丸スキー場駐車場
レストハウスなども昼近くになるとやっている

その他周辺情報

道の駅「雷電くるみの里」
佐久平ハイウェイオアシス　見晴らしの湯
嵐山パーキングエリア

写真

8/2 6:08

　車中泊をした道の駅「雷電くるみの里」、この地出身の力士「雷電為右衛門」の銅像です。

8/2 6:09

　じつは、あとで昼食のためにやってくることになります。

8/2 7:00

　はい、湯の丸山に向かう登山口ですね。今回は昨日の疲労により烏帽子岳には行きません。

8/2 7:00

　ここは、冬はスキー場、夏は登山の前線基地で、日帰り温泉からレストランまでたくさんあります。

8/2 7:03

　さて、まずはスキー場の斜面を登っていきます。朝は涼しいからまだましだ。

8/2 7:04

　高山チョウが結構いるようです。ミヤマシロチョウ、ベニヒカゲ、ミヤマキチョウなど・・・。

8/2 7:06

　浅間山もきれいに見えていましたね。

8/2 7:11

　まずは、シモツケ。昆虫がやってきて蜜を吸っています。

8/2 7:13

　イワオトギリ。残念！！岩音斬り！！
　古いのう・・・ギター侍なんて。

8/2 7:14

　スキー場をひたすらに登っていきます。

8/2 7:18

　イブキジャコウソウ、伊吹山では高層に咲きます。（大嘘）

8/2 7:22

　ようやくゲレンデの最上部が見えてきた。

8/2 7:23

　分岐ですね、ここでしばし休憩。水分補給と花撮影。

8/2 7:23

　タテヤマウツボグサ、今回も完品ですね。

8/2 7:24

　ミヤマオダマキ、織田真紀さんに贈る。

8/2 7:27

　ヨツバヒヨドリ、アサギマダラは来ないかなあ？

8/2 7:27

　そして、ニッコウキスゲのラッパがプップクプ〜♪

8/2 7:28

　ツリガネニンジン、花の付き方がソバナとは違いますね。

8/2 7:29

　そして、ハクサンフウロ。ミヤマシロチョウがこの花の蜜が大好きらしい。

8/2 7:29

　歩きやすい道だ・・・。

8/2 7:32

　つぼみから役目を果たした花まで、一度に見られるオオバギボウシ。

8/2 7:32

　アザミ？の花の蜜を吸っているコヒョウモン。

8/2 7:33

　そして、ワレモコウを見ると秋の到来を感じられるのは私だけでしょうか。

8/2 7:35

　そして、闇雲に乳牛。ミルクボーイではないよ。オスは乳牛になれないよ。

8/2 7:35

　オオチャバネセセリ、絵になるチョウだ。

8/2 7:36

　左が湯の丸山、右は北峰。ここから200mほど上げていく。

8/2 7:41

　ミヤマシシウドの花火が打ち上げられました。これに昆虫がいろいろくっつくんですよね。

8/2 7:47

　湯ノ丸高原、火山が作り出した地形である。

8/2 7:48

　シャジクソウ、このあたりにたくさん咲いていました。

8/2 7:51

　さあ、湯の丸山、直登します。と、鐘分岐にて。

8/2 7:53

　トンボはこれから低地に向かって飛んでいきますよ。

8/2 7:54

　一気に登っていきます。といっても休み休みですが。50分ほど登っていきます・・・ああ、筋肉痛だ。

8/2 8:15

　ああ、クガイソウ、これから本番を迎えるのだろうなあ。

8/2 8:16

　そして、ミヤマホツツジ。可愛く反っていますね。

8/2 8:21

　ホソバノヤマハハコ、黄色く咲いていますね。

8/2 8:31

　コキンレイカでしょうかね。

8/2 8:34

　そして、マツムシソウ。この花を見たらやっぱり秋の到来を感じてしまう。

8/2 8:39

　ミネウスユキソウ、実は今年初花。

8/2 8:39

　おお、山頂が見えましたよ。

8/2 8:43

　というわけで、暫時休憩。湯の丸山、関東百名山です。

8/2 8:55

　ザックを置いて、ストックのみで北峰に向かいましょう。ああ、天空の縦走路！？

8/2 8:56

　あの岩々が北峰でしょうかね。

8/2 9:00

　そして、岩々の奥にありました。四等三角点です。

8/2 9:12

　さあ、戻りましょうか。いい景色だ。

8/2 9:22

　湯ノ丸山に戻って暫時休憩、烏帽子岳が見えるが今日は行かない。疲れているもんね。

8/2 9:25

　コウリンカ、空から何か降臨か？

8/2 9:25

　烏帽子岳はこれからガスがかかっていくっぽい。

8/2 9:29

　ミヤマシオガマ、昨日はエゾシオガマがあったなあ。

8/2 10:01

　ここで立ち止まっている人と少々おしゃべり、ミドリシジミがいたっぽい。

8/2 10:01

　さあ、今日は烏帽子岳に行かずに地蔵峠に戻りましょう。

8/2 10:03

　こんな道を行きましょう。

8/2 10:04

　ゴイシシジミ、幼虫はアブラムシを食べるらしい。

8/2 10:19

　ヒメキマダラセセリ、蜜を吸っていますねえ。

8/2 10:20

　クルマユリ、根っこは食べられるのかなあ？！

8/2 10:28

　マルバタケブキ、PCで変換すると「丸畑武器」と出ました。

8/2 10:32

　さあ、あとは地蔵峠に戻るだけです。

8/2 10:40

　おお、キャンプ場が見えたぞ。

8/2 10:44

　そして、湿原一周。臼窪湿原というらしい。

8/2 10:51

　あとは、アスファルト道を下っていきます。

8/2 10:56

　ヒカゲチョウ（ナミヒカゲ）になりますね。

8/2 10:59

　はい、ゴールです。ということで「ai車を探せ！！」
　今回は結構簡単。

8/2 11:45

　道の駅「雷電くるみの里」にて、くるみ笊蕎麦。

8/2 13:02

　温泉は佐久平ハイウェイオアシスにある「見晴らしの湯」
　ナトリウムー塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉ですね。

8/2 15:02

　横は、レフトに乗って昆虫観察ができるのですが、今日はもう疲れたね。

8/2 15:04

　見晴らしの湯から「ai車を探せ！！」これも簡単簡単。

撮影機器：

PowerShot SX740 HS CANON

感想

aideiei

　昨日に引き続き、関東のすみっコにやってきました。そう、群馬県と長野県の県境にある湯ノ丸山です。一番近い車中泊適地として道の駅「雷電くるみの里」まで前日のうちに移動しておいて朝イチで取りつこうという意図でした。
　雷電くるみの里は車中泊としては何度の経験がありますが、実際営業している道の駅に入ったことはありません。湯ノ丸山登山を終えてからここに再びやって来て昼食をとるのを楽しみにしているところです。

　湯ノ丸山、烏帽子岳はセットで登られることが多い山だと思いますが、今回は前日の疲労があるので最低でも湯ノ丸山、あわよくば烏帽子岳と考え、先に湯ノ丸山に向かうことにしました。
　スキー場ゲレンデ登り、これは朝のうちにこなしておかないとあとでしんどそう。梅雨明けし朝のうちはほどよい陽光、昼近くになると猛暑がやってくるとわかっていたらなおさらです。朝のうちにこなしましょう。
　そして、このコースには高山蝶がたくさんいるのだという表示がありました。ミヤマシロチョウは見たことないし、ベニヒカゲも今年は見ていないし。

　しかしながら、そこに舞っていたのはたくさんの高山植物でした。湯ノ丸山自体も火山でできた山ですし、近くの浅間山を含め花の名所になっている山がたくさんあるのです。まさしくここもそうでした。過去にも黒斑山、大峰山などを見たことがある私は、今後も8月になったらこの一体に来ようと思えたのでした。高山植物と高山蝶を求めて・・・。

　湯ノ丸山は北峰と南峰に分かれています。南峰が本峰、北峰には三角点がありますが南峰より2m低い。でも、三角点があるのだし行かないわけにもいかないと思い、空身での往復を試みました。
そして、気持ちよい風が吹き抜ける天空の縦走路がそこにはありました。北峰でであったご夫婦は「群馬の一等三角点って赤城の地蔵岳だろ。」というにで私も「そうですねえ」と、答えました。すると「群馬の一等三角点は赤城の地蔵岳にしかないよなあ?」と同意を求めてくるではありませんか。私の住んでいる神奈川県だけでも8ヶ所の一等三角点があるのに群馬がそれより少ないわけはないと思いますが「そうでしたかね?」と答えを濁しておきました。家に帰ってから調べてみると、やはりたくさんの一等三角点があるようです。

　湯ノ丸山に戻り、暫時休憩の後、烏帽子岳との暗部に向かって下ります。これが結構な斜度がありましたね。暗部では結構な人が休んでいました。その中で3人組と高山蝶の話をしました。ミヤマシロチョウを撮影したくて来たけど今日はまだ撮影できていないということ、ミドリシジミを見つけて撮影できたこと。
　私もミドリシジミを見たいなあと思って歩いていたら、急に小さい蝶がヒラヒラと寄ってきて登山靴に停まったではありませんか。撮影するとこれはゴイシシジミではありませんか。自分の靴の上に停まった蝶を撮影する難しさよ、仕方なくあとでトリミングすることにしました。
　其れにしてもゴイシシイミですね。実は人生初チョウになりますね。幼虫はアブラムシを食べて育つという肉食動物なんですよね。それが、可憐に待っているとは。

　あとは、みちなりにスタートした地蔵峠まで戻ってきました。約11時、昨日の疲れもあったけど、高山植物やゴイシシジミなどを撮影できてよかったなあと思えるような1日でした。
　その後、道の駅でくるみそば、佐久平ハイウェイオアシス温泉に浸かり帰宅しました。月曜日の会議、火曜日の健康診断が終わればしばし連休になります。ちなみに今年はまだ計画をたてておりません。行き当たりばったりの山旅になりそうです。

コメント

cyberdoc

湯ノ丸・烏帽子
雪山登山で考えてましたが、夏はお花と蝶なんですね〜
ゲレンデ歩きは暑くて大変そうですが
お花 いっぱいで癒されますね〜

aideiei

Re: 湯ノ丸・烏帽子
　cyberdocさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
　湯ノ丸山は高山植物と高山蝶の山でした。７月末から８月半ばがよいようです。浅間山から続く土壌が植物を育てるのではないかと思われます。
　公共交通機関であれば新幹線とバスで行ける感じだと思います。
　aideiei@富山県でした。