社家郷山（林間ルート）〜樫ヶ峰山頂〜北尾根（東）〜譲葉台
rxk00250
その他1人 - GPS
- --:--
- 距離
- 3.4km
- 登り
- 247m
- 下り
- 235m
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- 山行
- 2:02
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 2:35
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2020年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
（帰り）「エデンの園」バス停から阪急バスで阪急「逆瀬川」駅へ |
| コース状況／ 危険箇所等 |
(1)「社家郷山・林間ルート」について この尾根筋は4カ所ほどの複数の取り付きがあるが、どこから登っても途中で合流する。地図を見て方向を確かめながら、より明快な踏み跡を辿れば大丈夫。ちなみに先の長雨による影響はほとんど見られなかった。なお自粛の影響もあってか、人の通行がだいぶ少なくなったと思われる印象はある。 (2)「社家郷山・展望ルート」について この東西の稜線（＝西三ツ辻〜東三ツ辻〜馬の背〜樫が峰に至る稜線）は明快で迷うことなない。この区間での先の長雨による影響もそれほど感じられず、多少の倒木はあるものの荒れた個所はほぼ見られなかった。但し4つある北尾根の分岐地点のいくつかが判別しづらくなっていたのが残念。 (3)「社家郷山・展望ルート」からの「北尾根」について 4つある北尾根のうち一番東の尾根筋」は、下り始めがかなりの急斜面で滑りやすいので注意。他の尾根筋と異なり露岩帯はなく、林間を歩く区間がずっと続くので陽射しは遮られている。先の長雨による影響は意外なほど見れらなかった。 <前回の山行記録はコチラ> http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1938412.html <前々回の山行記録はコチラ> http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1525139.html <前々々回の山行記録はコチラ> http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1425635.html |
写真
階段道は緩やか。途中には随所に社家郷山に関するさまざまな説明看板が立っている。しばらく進むと木製の案内立札があり、さらに左奥へと進む
登り始めてしばらくは急斜面の連続なので、身体が慣れないうちは真夏なら汗だく。休憩所を兼ねた「あずま屋」で小休止。でも今は木が茂って展望がききづらくなってきているのが惜しい
芦有道路のピーク地点の「東六甲展望台」がある「とかが尾山」とその周辺の山並みが一望できるのも、このルートならではの魅力的なところだ
2
そこからほどなくで「東三ツ辻」に到着、ここで給水。南へ下る「キレットルート」の分岐地点でもある。ここからさらに東へ「馬の背」へ向かう
「馬の背」に至る直前あたり、北を眺めるとこの風景。上に見えるのは「焼石ヶ原」の露岩帯で、下に見えるのは「北尾根」の露岩道で危険な痩せ尾根
2
「馬の背」には案内道標が立っている。（文字はかすれて殆ど見えなくなっていたはずなのだが、誰かが下手な字で上書きしていた・・・書くならもう少し上手にお願いしたいな）
1
「一番東の北尾根」の下り口からしばらくの区間は、けっこうな急斜面で滑って転びやすい危なっかしい区間。ロープが張られているのも目印の一つとなる
長雨のせいで水量が随分と増えていたので、渡る場所の決断に苦労した。結局ここが一番マシそうだったので、ここを強引に渡渉することにした。水量だけでなく流れの勢いもなかなかのもの
2
少し歩くと聖隷福祉事業団の駐車場へ出るが、そこから「エデンの園」バス停はほんの数分。阪急バスで「逆瀬川」駅へ出てからさらに「宝塚」駅まで移動
装備
| 個人装備 |
通常のトレッキング靴のみ
|
|---|
感想
今年の梅雨はあまりに長く、しかもほぼ毎日のように雨が降り続くという珍しい年だった。この土曜日にようやく梅雨が明けて、晴れた青空のもとで行けた山歩き。さすがの私もなかなかタイミングが合わずに久しぶりの山歩き。そのうえ今回の同行者にとっては1ヶ月以上ぶりとなるかなり久しぶりの山歩き。なので、同行者の身体に負担なく歩ける短いコースにすることが命題。
同行者の希望により、「社家郷山」から「ゆずり葉台」へと抜ける『絶景お楽しみコース』になったのだが、振り返って見ると毎年この季節、この時期にはこのコースを歩いていることに気が付いた。同行者はたぶん意識してのことだろうな・・・単に私が気付いてなかっただけみたい。
社家郷山の「西三ツ辻」ピークへの登りは、慣れた「林間ルート」。「西三ツ辻」ピークからは「パノラマルート」を社家郷山の尾根に沿って西から東へ歩き、途中で「東三ツ辻」と「名所・馬の背」を経由して「樫ヶ峰」ピークへ向かう。下りは「樫ヶ峰」ピークに最も近いところにある「一番東側の北尾根」からエデンの園へ向かうルート。この日は誰にも会わない貸し切り状態で、素晴らしい景観も独り占め。
「林間ルート」は自粛の影響もあって意外とあまり人が歩いていないのだろうか、最近人が歩いた形跡というか雰囲気があまり感じられなかった。けっこう草も伸びていたとはいえ、特段荒れた感じもないので問題はなし。休憩所の東屋はきれいに維持されていた。
「馬の背」からの景観は抜群。360度の視界でぐるり見渡せる素晴らしい場所だ。ここは誰しも感激するだろうと思う。
「樫ヶ峰」ピークには古い大きな木の立札（今では文字がかすれて読めない）が木の幹に立て掛けてあるのだが、その立札が本来の正しいピーク位置から少し北にある「社家郷山石柱」の横に置かれてしまっていた。この石柱のある場所はピーク位置ではない。昔から設置されていた「樫ヶ峰」ピーク（＝本来の正しい位置）に移動。
「一番東の北尾根」からの下りは最初のうちの急斜面さえ無事に乗り切れば、あとは大丈夫。それよりも、尾根筋を下りきって河原に出たところで大難儀に遭遇。川が長雨で増水し、水量がありすぎるため、安全な渡渉地点がどこにも見当たらない。大きな飛び石などもない川を渡渉しないといけない箇所だが、どこを渡ってもずぶ濡れ必至。足首上あたりまで水に浸からないと向こう岸へ渡れない状況だった。これは大誤算。しばし思案したものの良策が見当たらず、仕方ないので諦めてずぶ濡れになることにした次第。おかげで靴も足もびしょびしょ。靴丸ごと濡れるとさすがに気持ち悪い・・・。そんなつもりがないからね。
この日はやたら暑くて、短い山歩きなのにもう汗びっしょり。こんなに汗かくとは思っていなかったけど、やっぱり8月、真夏なんだねえ。
「エデンの園」バス停から「阪急逆瀬川」駅へ阪急バスで出て、駅でアイスクリームを食べて身体を冷やし喉を潤した後、「宝塚」駅まで電車で移動して「宝塚ナチュールスパ」へ直行。天然温泉で汗を流してから宝塚SORIOで食事。良い気分転換になりました。
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