姥ヶ岳 (だいたい山頂)
山形県
satoruj7
SAZABI
体力度について
- GPS
- 04:52
- 距離
- 14.9km
- 登り
- 977m
- 下り
- 997m
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10:45 姥ヶ岳
12:17 志津温泉
| 天候 | 雪のち晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2012年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
姥ヶ岳山頂周辺はガスで道迷いするかも |
写真
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感想
姥ヶ岳の山頂付近は，白くて湿った風が吹いていて，まつげがすぐにパリパリになった．
雲の中に頭を突っ込んだ姥ヶ岳から下山すると，太陽が谷を覗き込んで，一瞬青空が広がった．
冬が上空広がっていて，東北の山々をじわじわと凍らせようとしているのだった．
先々週は少しフライング気味な月山初滑りでしたが
先週末は満を持して?月山に滑りに行きました
本日のパートナーは今シーズン初滑りのJ7氏
J7氏のONYX→TLTの切替デビューでもあります
志津手前で早くも道路は雪ですが
スタッドレスなので全く問題ありません
志津温泉外れの車両通行止めゲート手前駐車場は
朝7時の時点で驚きの満車近く、何とか隅に駐車します
準備中も雪が降り、装備や服を濡らさないよう気を使います
J7氏は去年同じ時期に月山山頂から滑降しているので
今日もやる気満々ですが、快晴だった去年と違い条件は悪いので
なにせ山スキー初級者2人、いける所までと約束して板を担いで登り始めます
個人的には過去二回、11月はスキー場トップまでしか登った事無いので
姥ヶ岳まで行ければ大満足です
自然博物園分岐の先で板を履きます
雪のよさが歩くだけで判ります
前週のボーゲン＋斜滑降＋キックステップの雪辱は果たせそうです
途中、車道カットの送電線下を登って
藪や急登のシール歩きの楽しみも味わいますが、藪でスリップして
張り流しのシールのテールが剥がれてきて悲しくなります
張りなおしたら、なんとか張り付き問題なし
シールが不安なので、その後は車道歩き
車道歩きはすこぶる楽です
程なく姥沢駐車場へ
視界はすこぶる悪いですが、風が無いのでありがたい
月山スキー場リフト駅で休憩し、燃料とお湯をチャージ
先行スキーヤーがリフト下を気持ち良さそうに滑ってきます
天気が良くなるはずなのに、視界が無すぎて月山も姥ヶ岳も諦め
ノートラックのリフト下を楽しんだとの事です
今日の雪でリフト下ノートラックはさすがに羨ましい
休憩後、登り初めで今度は単独スノーボーダーが降りてきます
リフトトップはかなり寒く視界が無いようですが
風も穏やかとの事で、リフトトップで引き返したようです
風が穏やかと聞いて姥ヶ岳登頂気分が高まります
しかし、この時期の月山に来る好き者は皆さん滑りが上手い！
気温は前週より寒いですが、風が無いし
補給もしっかりと、手袋の風除けも早々に装着し、実に快調に登れます
時折日も差し天気は回復傾向
気分は上がり気味でリフトトップに到着
リフトトップで多少は視界の回復を期待しましたが
視界は全く無く、姥ヶ岳山頂がどこかも良くわかりません
他のパーティも月山はおろか姥ヶ岳もあきらめ降っていきます
撤退気分全開ですが、J7氏、全く引く気がありません
視界があればどうって事無い姥ヶ岳も
どこがどこだか全く見えないと気が引けます
仕方なく、登ってればいつか姥ヶ岳山頂つくだろうと歩き始めます
雪が締まっていて、時折氷化しているのでトレースは残らないし
視界も10mあるか、さすがに凍結斜面はまずいだろうとビビッて
何度か撤退を打診しますが、J7氏やる気満々である
しょうがないのでGPS見て方向修正しながら登ります
J7氏、やる気満々なのに何故か先頭もルートファインディングもしやがりません
そうこうしているうちに登りが終わり平らな大地に出ます
もうさっぱり山頂わからないので、適当に立っている棒を
ここでいーやと投げやりに山頂に任命します
風も出てきたし、止まってると寒いので、何故かリアル山頂探しに拘るJ7氏を嗜め下山
もともとトレースついてない上に、ちょっと彷徨ったので
帰りの方向が早速わかりません
見当つけて歩くと結構ズレるので、人間の勘は本当に当てになりません
視界が無いので、コンパスもさほど役に立たず、GPSに頼りまくり
文明の利器は素晴らしい
滑降は慎重に3ターンくらいで止まってGPS確認
少し気持ちよく滑ると結構盛大に方向ズレます
完全ホワイトアウトなので、止まると地面が動いてる感じ
雪崩か！？と焦って恥ずかしい
地面か空かわからなくてくらくらしてちょっと気持ち悪くなります
それなりに降ってくると、後続パーティが、登頂諦めて滑降準備をしています
少し話して駅の方向聞いて、見当つけて少し滑ったら
予想と全く違う方向に駅がうっすら見えます
ようやく安心して滑りを楽しみます
5ターンくらいですが前週のモナカと大違いの、ようやくスキーらしいターンを楽しめます
山頂駅で結構長めに休んで、DYNAFITのレーシーな装備のスキーヤーと話します
東北ではまれに金具やブーツ見るくらいなのでDYNAFIT大好きっ子としては嬉しいです
いよいよお楽しみのリフト下滑降リベンジです
早くもギタギタですが、コブにさえなってなければ、密かにノートラックより
少し荒れてるくらいのほうが変化があって好きだったりします
予想通り、かなり滑りやすい雪で、センター72のノーマルキャンバーでも
十二分に飛ばせるし、ちょいトップ潜らせたり浮かせたりして遊べます
ロッカーファットなら簡単に操作でき、より楽しめるかもしれませんが
シーズン初めはトラディッショナルな板のほうが、スキーの醍醐味を味わえる？
と、ロッカーファットを持って来なかった悔しさを紛らわせたり、本心だったり
複雑な心境です
登ってくるハイテンションなボーダーのパーティの奇声を浴びながら
気持ちよく滑って、あっという間にリフト駅
大満足な滑りでした
屈辱の斜滑降＋キックターン斜面もノンストップでターンを刻め
前週の雪辱は晴らせました
駅にも結構人が居て、ランチ休憩など楽しんでおり、11月の月山とは思えない賑わい
J7氏も、ありがたい事にそれなりに満足し、登り返す意志は無いのでそそくさと下山します
そんなこんなで車道滑ってあっと言う間に志津温泉
なんと、いつの間にやら晴れています
志津温泉からは、悔しくも天候が回復した姥ヶ岳がくっきり見えます
これから登って滑る人は楽しかろう
ですが、あの視界の中登った姥ヶ岳（ほぼ山頂）はなかなか楽しかった
志津温泉つたやで湯殿山と姥ヶ岳を眺めながら極上の湯に入り
前週と違い、反省会では無く、今期の展望や課題を話しながら
道の駅でカツどん食って帰りました
つたやの温泉に長々入ったおかげか
本日の筋肉痛は実にミニマムです
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この動画はっ！
すぐにでも滑りに行きたくなるじゃないですか！
もうっ…。
kannoさんも今週末はBCセット稼働ですね！
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