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Yamareco

記録ID: 248170
全員に公開
ハイキング
丹沢

撤退した尾根を上からリベンジしてホギリの山神に会いに行きました。(丹沢湖〜人遠尾根〜人遠橋〜高松山〜山北)

2012年11月25日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:11
距離
18.6km
登り
1,379m
下り
1,605m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

8:19神縄トンネル〜9:19秦野峠分岐〜10:00人遠分岐〜11:10人遠橋〜12:17 620m地点〜ホギリの山神〜620m地点12:56〜13:55富士見台〜14:23高松山14:50〜15:12ビリ堂〜16:40尺里〜17:12山北駅
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
行き:新松田駅〜西丹沢自然教室行きバス 神縄トンネル下車
帰り:山北駅
コース状況/
危険箇所等
◎人遠尾根
人遠尾根へ降りる分岐に表示が無く、道の形状や踏跡・テープなどに気付かないと行き過ぎてしまいそうです。大野山がよく見える伐採地を越えた先で、左やや後方に進路をとるのが正解だったようですが、ずっと直進して適当に行ったら南側沢沿いの道に出ました。
◎人遠橋〜富士見台
人遠橋からの階段を上がったところのフェンスが倒木でなぎ倒されていて通り抜けるのに少し苦労しました。途中道標等は無く、広い尾根もあるので地図とコンパスは必携です。
◎高松山〜山北
ビリ堂までの荒れ方は昔の大倉尾根を彷彿させるものがあり、危険ではありませんがちょっと歩きにくかったです。途中林道を横切る所がありますが、地図に載っていなかったので新しい道ができたのかと思い込んで林道を下ってしまい、間違いに気付き引き返しました。
御殿場線の中から見る富士山は真っ白に雪化粧をしていました。
2012年11月25日 06:49撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
11/25 6:49
御殿場線の中から見る富士山は真っ白に雪化粧をしていました。
丹沢湖に映える権現山。
2012年11月25日 08:15撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
11/25 8:15
丹沢湖に映える権現山。
登山口は旧道沿いにあります。
2012年11月25日 08:19撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
11/25 8:19
登山口は旧道沿いにあります。
ひとしきり登ると穏やかな尾根歩きになります。
2012年11月25日 08:52撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
11/25 8:52
ひとしきり登ると穏やかな尾根歩きになります。
丹沢湖越しに山々を眺めながら快調に高度を稼いで行きます。
2012年11月25日 09:04撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
11/25 9:04
丹沢湖越しに山々を眺めながら快調に高度を稼いで行きます。
秦野峠分岐に向けて最後のひと登り。
2012年11月25日 09:17撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
11/25 9:17
秦野峠分岐に向けて最後のひと登り。
分岐に到着、道標の向こうには日影山への道が続いています。
2012年11月25日 09:19撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
11/25 9:19
分岐に到着、道標の向こうには日影山への道が続いています。
まだ食事には早いので、今日はベンチをスルーです。
2012年11月25日 09:33撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
11/25 9:33
まだ食事には早いので、今日はベンチをスルーです。
送電線の下を通ると右側のピークが熊山。
2012年11月25日 09:46撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
11/25 9:46
送電線の下を通ると右側のピークが熊山。
イヌクビリに続く林道に出ました。
2012年11月25日 09:55撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
11/25 9:55
イヌクビリに続く林道に出ました。
人遠分岐には道標がありませんでしたが、林道が右にカーブし始めるあたりに尾根に降りていく踏み跡がありました。
2012年11月25日 10:00撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
11/25 10:00
人遠分岐には道標がありませんでしたが、林道が右にカーブし始めるあたりに尾根に降りていく踏み跡がありました。
分岐の木には赤、黄、白のテープが巻き付いていました。
2012年11月25日 10:01撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
11/25 10:01
分岐の木には赤、黄、白のテープが巻き付いていました。
歩き易い尾根道を進んで行きます。
2012年11月25日 10:04撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
11/25 10:04
歩き易い尾根道を進んで行きます。
明るく開けた伐採地に出ました。
2012年11月25日 10:07撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
11/25 10:07
明るく開けた伐採地に出ました。
伐採地の右手には大野山がよく見えます。
2012年11月25日 10:08撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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11/25 10:08
伐採地の右手には大野山がよく見えます。
枝葉が敷き詰められたフカフカの上を歩いて行きます。
2012年11月25日 10:12撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
11/25 10:12
枝葉が敷き詰められたフカフカの上を歩いて行きます。
時々急な下りもありますが。
2012年11月25日 10:19撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
11/25 10:19
時々急な下りもありますが。
概ね穏やかな尾根道が続きます。
2012年11月25日 10:20撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
11/25 10:20
概ね穏やかな尾根道が続きます。
散弾銃の薬莢が、、、と言うことは少なくとも撃たれる所ではなくて撃つ所だったということですね。
2012年11月25日 10:21撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
11/25 10:21
散弾銃の薬莢が、、、と言うことは少なくとも撃たれる所ではなくて撃つ所だったということですね。
だんだん傾斜が急になって来ました。
2012年11月25日 10:27撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
11/25 10:27
だんだん傾斜が急になって来ました。
枝につかまりながらズルズルと下っていきます。
2012年11月25日 10:29撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
11/25 10:29
枝につかまりながらズルズルと下っていきます。
やっと平坦な所に出たと思ったら。
2012年11月25日 10:31撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
11/25 10:31
やっと平坦な所に出たと思ったら。
経路なのか獣道なのかわからない急斜面を尻餅をつかないように、枝や根っこに摑まってずり下がるように下降しました。
2012年11月25日 10:45撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
11/25 10:45
経路なのか獣道なのかわからない急斜面を尻餅をつかないように、枝や根っこに摑まってずり下がるように下降しました。
やっと直立して歩けそうな道が見えたと思ったら。
2012年11月25日 10:47撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
11/25 10:47
やっと直立して歩けそうな道が見えたと思ったら。
先月尾根に乗ることが出来ずに彷徨っていた道に降り立ちました。(ヤレヤレ!)
2012年11月25日 10:47撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
11/25 10:47
先月尾根に乗ることが出来ずに彷徨っていた道に降り立ちました。(ヤレヤレ!)
この突き当りのコンクリートの向こうから降りてくる予定が、左手前の道から出て来てしまいました。
2012年11月25日 10:49撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
11/25 10:49
この突き当りのコンクリートの向こうから降りてくる予定が、左手前の道から出て来てしまいました。
道沿いの檻で飼われている猟犬たちから歓迎のワンワンコールを受け、逃げるように通り抜けます。
2012年11月25日 10:51撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
11/25 10:51
道沿いの檻で飼われている猟犬たちから歓迎のワンワンコールを受け、逃げるように通り抜けます。
脇道に入る所に罠がありました。
2012年11月25日 10:53撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
11/25 10:53
脇道に入る所に罠がありました。
路傍のお堂の天井からぶら下がっているのは?
2012年11月25日 10:55撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
11/25 10:55
路傍のお堂の天井からぶら下がっているのは?
その昔花嫁さんを乗せて峠を越えた籠なのかな?などと想いを馳せました。
2012年11月25日 10:56撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
2
11/25 10:56
その昔花嫁さんを乗せて峠を越えた籠なのかな?などと想いを馳せました。
皆瀬川沿いの県道に到着。
2012年11月25日 11:00撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
11/25 11:00
皆瀬川沿いの県道に到着。
2012年11月25日 11:00撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
11/25 11:00
人遠橋を渡った所にある階段から登ります。
2012年11月25日 11:01撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
11/25 11:01
人遠橋を渡った所にある階段から登ります。
階段の上ではフェンスが倒木に潰されひしゃげているので、ザックを担いだままでは通れそうにありません。
2012年11月25日 11:06撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
11/25 11:06
階段の上ではフェンスが倒木に潰されひしゃげているので、ザックを担いだままでは通れそうにありません。
先に体だけ通り抜けてから落とさないようにヒヤヒヤしながらフェンスの上からザックを引き寄せました。
2012年11月25日 11:09撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
11/25 11:09
先に体だけ通り抜けてから落とさないようにヒヤヒヤしながらフェンスの上からザックを引き寄せました。
足元はフカフカで気分上々の登りですが、傾斜が急になると踏み込む毎にフカフカが崩れ続け、ルームランナー状態になります。
2012年11月25日 11:21撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
11/25 11:21
足元はフカフカで気分上々の登りですが、傾斜が急になると踏み込む毎にフカフカが崩れ続け、ルームランナー状態になります。
620m付近でこの火の用心の看板まで来るとちょっと行き過ぎ、右の樹林帯に沿って戻ります。
2012年11月25日 12:17撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
11/25 12:17
620m付近でこの火の用心の看板まで来るとちょっと行き過ぎ、右の樹林帯に沿って戻ります。
下り口の真ん中に青リボンがありましたが、下を覗くとかなりの急斜面です。
2012年11月25日 12:25撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
11/25 12:25
下り口の真ん中に青リボンがありましたが、下を覗くとかなりの急斜面です。
上からの写真だと傾斜具合がよくわかりませんが、横から撮るとこんな感じです。
2012年11月25日 12:31撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
11/25 12:31
上からの写真だと傾斜具合がよくわかりませんが、横から撮るとこんな感じです。
斜面をずんずん下り続け、横たわっている木を越えた先の左手にホギリの山神様がいらっしゃいました。
2012年11月25日 12:37撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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11/25 12:37
斜面をずんずん下り続け、横たわっている木を越えた先の左手にホギリの山神様がいらっしゃいました。
頭の上に狼を乗せた山神様にやっと会えました。
2012年11月25日 12:39撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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11/25 12:39
頭の上に狼を乗せた山神様にやっと会えました。
再び急傾斜を登り返します。
2012年11月25日 12:52撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
11/25 12:52
再び急傾斜を登り返します。
620m地点から先は広い尾根が平らになったり下りがあったりなので、時々地図を確認しました。
2012年11月25日 13:17撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
11/25 13:17
620m地点から先は広い尾根が平らになったり下りがあったりなので、時々地図を確認しました。
富士見台から先は道標が豊富です。
2012年11月25日 13:55撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
11/25 13:55
富士見台から先は道標が豊富です。
大野山の向こうに薄くではありますが、ドーンと富士山が見えました。
2012年11月25日 13:56撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
11/25 13:56
大野山の向こうに薄くではありますが、ドーンと富士山が見えました。
高松山に着いた時には誰もいませんでした。
2012年11月25日 14:23撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
11/25 14:23
高松山に着いた時には誰もいませんでした。
ビリ堂に向かって下って行きます。
2012年11月25日 15:02撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
11/25 15:02
ビリ堂に向かって下って行きます。
ビリ堂の馬頭観音。
2012年11月25日 15:11撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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11/25 15:11
ビリ堂の馬頭観音。
手持ちの山と高原地図に水場の表記はありませんでしたが、ビリ堂水(別名:修験 いこいの水)というのだそうです。蛇口をひねり冷たい水で喉を潤しました。
2012年11月25日 15:13撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
11/25 15:13
手持ちの山と高原地図に水場の表記はありませんでしたが、ビリ堂水(別名:修験 いこいの水)というのだそうです。蛇口をひねり冷たい水で喉を潤しました。
林道に出た所で思わぬ失敗。
地図には出ていなかったこの林道を横切って降りて行くのが正解でしたが、新しい道が出来たと勝手に思い込み林道を下ってしまい、尺里に行けない事に気付いて途中で引き返しました。
2012年11月25日 15:27撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
11/25 15:27
林道に出た所で思わぬ失敗。
地図には出ていなかったこの林道を横切って降りて行くのが正解でしたが、新しい道が出来たと勝手に思い込み林道を下ってしまい、尺里に行けない事に気付いて途中で引き返しました。
三連休の最終日、途中から見えた東名高速の上りは大渋滞です。
2012年11月25日 16:01撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
11/25 16:01
三連休の最終日、途中から見えた東名高速の上りは大渋滞です。
夕暮れ空に飛行機雲が光っています。
2012年11月25日 16:32撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
11/25 16:32
夕暮れ空に飛行機雲が光っています。
尺里に降り立ったところには綺麗なトイレがありました。
2012年11月25日 16:38撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
11/25 16:38
尺里に降り立ったところには綺麗なトイレがありました。
17:12山北駅に着く頃にはあたりは真っ暗、今日も1日楽しく過ごせました。
2012年11月25日 17:13撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
11/25 17:13
17:12山北駅に着く頃にはあたりは真っ暗、今日も1日楽しく過ごせました。
撮影機器:

感想

 松田に到着する御殿場線の窓から見える駅前のバス乗り場には
いつになく大勢の人がいるのが見えたので、今日は谷峨まで行か
ずに新松田からバスに乗る事にしました。

 この日は丹沢湖マラソンがあるらしくイベント専用の臨時便が
出ていましたが、西丹沢自然教室行きのバス乗り場もハイカーが
沢山並んでいて、定刻前には満席になり10分後に増発便が出たよ
うです。
 山北駅、谷峨駅で更に乗車があり通路まで満員になったバスを
神縄トンネルで下車したのは私の他マラソン大会に向かうらしい
お二人だけ、バス停に降り立つと目の前には青空の下湖面にくっ
きりと権現山を映した丹沢湖が広がっていました。
 
 バス停で靴紐を整え軽くストレッチをしてから来た道を少し戻
り旧道への分岐で見事に紅葉している木を右手に見て登山道に入
ると最初は滑り易く傾斜が急な登りでロープや鎖が設置してあり
ますが、道はすぐに緩やかになります。左手に丹沢湖を望みなが
ら軽快に高度を稼いで行き、小毛坊ノ頭下の崩壊地が左上に見え
て来た辺りからラストスパートの急登をひと登りすると、登山道
入り口からほぼ一時間で秦野峠分岐に到着しました。そう言えば
ここを秦野峠分岐と呼んではいますが、道標には秦野峠に向かう
日影山(ブッツェ平)方面への表示はありません。

 秦野峠分岐からはさしたるアップダウンも無く木漏れ日の中を
呑気に散歩気分で歩き、まだ休憩するには早いとベンチもスルー
して林道に降り立つと、林道工事の大型ダンプをやり過ごしてイ
ヌクビリ方面に進み人遠尾根を下りました。
 表示があるとばかり思っていた林道から人遠尾根への分岐には
何も表示がありませんでしたが、林道が右に曲がる所に下り口が
ある筈だと目星をつけていたのと、かなりしっかりと踏み跡がつ
いていて周囲の木にテープが幾本も付けられていたので分岐を見
逃さずに済みました。
 歩き込まれた尾根を快適に下って行くとやがて明るく開けた伐
採地を右手に大野山を見ながら通過して徐々に高度を下げると急
斜面が何箇所かあり、滑り落ちないように木に掴まりながら進む
ような場面もありました。
 本来はこの辺のどこかで左寄りに進路を取るべきだったらしい
のですが、先月近くまで来て大凡の地形は判っていたので、踏み
跡だか獣道だか判然としない斜面を適当に下って行くと、前回来
た時に尾根に上れずウロウロ彷徨った挙句逃げて行く熊の後姿を
拝んだ道に降り立ちました。
 
 尾根道から下り舗装道路に出て、猛犬に吼えられながら民家の
前を通り抜け、朽ちそうなお堂の前の坂道を下って行くと程無く
県道に合流し、人遠橋を渡った先にある石段から高松山に向う山
道に入って行きます。
 
 林道から石段を登ると倒木がフェンスを押しつぶしていたので、
一旦ザックを下ろしてひん曲がったフェンスの下をくぐったあと
でフェンス越しにザックを引き寄せましたが、林道に落とさない
かヒヤヒヤものでした。
 あまり人が通っていなさそうな地面には枝や葉が積もり、その
下はフカフカの腐葉土で歩き心地は良いものの、踏み跡が判りづ
らい所があったり、枝を踏むとその枝の反対側が持ち上がりもう
一方の足に引っかかったり、急斜面では厚く積もったフカフカの
足元が踏み込む毎に下にズレてまるでルームランナー状態になっ
てしまうのにはちょっと難儀しました。
 
 途中から現れる鹿柵を左に見て登り続けやがて傾斜が緩くなり、
ピーク620mに至りますが、その手前尾根の南側にある急傾斜
の防火帯をずっと下って行った左側にホギリの山神が佇んでいま
した。

 ホギリの山神まで行って登り返して来ると13:00、やっとお腹が
空いて来たので高松山のテーブルで遅めの昼食にしようと向いま
したが、ここから富士見台迄が思っていた以上に変化に富んでい
て楽しく歩けました。

 誰も居ない高松山のテーブルでコンビニおにぎりを食べている
と犬を連れた人が登って来たので、挨拶を交わして今日は丹沢湖
からここまで来た事、はなじょろ道が好きで何度か訪れている事
などを話したところ、何とその方は虫沢古道を守る会の会長さん
のご子息で、はなじょろ道の整備にも携わったという事を知りびっ
くり。今になるともっと色々な話を伺いたかったと思いますが、
大好きなはなじょろ道の関係者のお話が聞けて本当に良かったと
思いました。

 高松山からの下山はビリ堂を経由して尺里に降りて山北駅に出
る道を選びましたが、ビリ道を過ぎてすぐに地図に出ていない林
道が現れたので、本来はこの林道を横切って降りて行かなければ
いけないのを、しばらく林道を歩いてしまい小笠原プレシジョン
の建物を見て初めて間違いに気づき引き返しました。

 綺麗な夜景が見られそうな道からの景色が夜景にならない内に
何とか下りきり、山北駅に着いたのはとっぷり日が暮れた17:12。

 駅舎に入るとほぼ同時に17:12発の国府津行き電車が出て行き
ましたが、その代わり次に電車が来るまで人気の無い待合室のベ
ンチでゆっくりと今日の山行の余韻に浸ることができました。

 
 いつかホギリの山神に会いに行きたいと思いながら、自分でも
行き着くことが出来るだろうかという不安もあり腰が重くなって
いましたが、先月撤退した人遠尾根を上からリベンジしようとい
う計画を考えている時、knotさんのレポを拝見して人遠から登る
石段を知り今回の山行が実現しました。 

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