二子山（小鹿野町）

2012年11月29日(木) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 6.8km
• 登り: 1,183m
• 下り: 1,178m

コースタイム

（往路）7：50坂本登山口−8：30股峠−9：00東岳−9：35股峠−10：10西岳
（帰路）11：00西岳−11：50坂本下降点−12：30股峠直下−13:10坂本登山口

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

坂本登山口林道路肩

コース状況／危険箇所等

登山ポストは見当たりませんでしたが、登山口にある登山者カウンターのそばに突っ込むように置いてあるのが数枚あったようです。
東岳には1箇所 オーバーハングの岩を巻くようにつけられた3m程度クサリがあり、金属のステップが一つ取り付けられています。
西岳一般コースにも垂直に近いクサリ場がありますが、手がかり、足がかりはしっかりしていて、さほど難しくはありません。
西岳上の上級コースと合わさってから、中央峰、西峰までの縦走は石灰岩のヤセ尾根で高度感もありますが、慎重にゆっくり進めば大丈夫です。
西峰突端の坂本下降点からは7m程度のクサリで下ります。
下降点を下りて、魚尾道峠からR299に出ようと思ったのですが、分岐点を見過ごしてしまったようで、ローソク岩方面に歩くことになってしまいました。

写真

11/29 7:59

登山者カウンターのある坂本登山口

11/29 8:32

僅かに紅葉が残っていました。

11/29 8:40

股峠
東岳、西岳の鞍部で坂本登山口と北登山口との交差点にもなっています。

11/29 9:37

まずは東岳へ。
結果論ですが、一番緊張したクサリトラバース。
カメラは水平に構えています。
ちょっと分かりにくかったですね。スミマセン。

11/29 8:58

逆光の東岳

11/29 9:09

東岳山頂

11/29 9:11

東岳から西岳の東峰

11/29 9:46

股峠にある案内図。
続けて西岳に向かいます。

11/29 9:56

西岳の基部

11/29 10:05

一般ルートも数ヶ所にクサリ場があります。

11/29 10:12

西岳の東峰と中央峰の稜線上で上級者コースと合わさります。

11/29 10:19

西岳（中央峰）山頂

11/29 10:19

両神山

11/29 10:20

西峰に続く露岩のヤセ尾根

11/29 10:21

秩父御岳山だと思うのですが、分かる方教えてください。

11/29 11:10

父不見山（だと思います）

11/29 11:20

少しホッとできる所もあります。

11/29 11:28

黄色のペイントを目印に進みます。
っていうか、それ以外行きようがないんですけど。

11/29 11:29

あそこがローソク岩と魚尾道峠との分岐（ですよね？）

11/29 11:31

カメラは水平に構えています。
濡れていなければ滑りにくい岩肌です。

11/29 11:37

叶山。
もはや「山」ではない痛々しい姿です。
周囲の景色とは場違いな白さ。

11/29 11:48

槍ヶ岳のミニチュア

11/29 11:48

まったく高度感が伝わらない写真ですが、確かに高いところです。
たった一歩先に「死」がある世界。

11/29 11:51

中央の白いのは、3mほど滑落したスマホです。

「写真を見て一言」　募集中です^^;

11/29 11:55

坂本下降点の約7mのクサリ

11/29 12:02

西岳の基部ですが、これより手前で右に入るのが魚尾道峠への道だったかもしれません。

11/29 13:15

緊張のあまり往路で見過ごしてしまった滝も、帰路には落ち着いて見ることができました。

撮影機器：

DSC-T10 SONY

感想

waCCyo

以前から登ってみたいと思っていましたが、なかなか勇気が出ず、情報集めばかりしていたのがこの二子山でした。
天気もいいし、気温も暖かめ、無風ということで「やるなら今日しかない」「難しそうだったら偵察だけに終えてもいい」「いけそうだったら西岳は上級者コースを行く」という、今までにはないほどいろいろなことを考えながら行ってきました。

坂本登山口から股峠まではウォーミングアップにちょうどいい加減でした。

東岳への登りの途中にオーバーハングの岩があり、それを巻くようにつけられたクサリ場が、結果論ですが、一番怖かった場所です。

東岳から西岳を見たときに「やっぱり今日は一般ルートで行こう」と決めました。実際に見ればファイトも出るかと思っていたのですが、その異様な岸壁に難なく打ちひしがれました。

西岳上の縦走は緊張感もありましたが、無事帰ってきてみれば、本当に楽しいルートだったと思います。

坂本下降点を下りてからは、緊張感から解放されて少し油断したのか、いまいちルートがよく分からず、魚尾道峠経由で国道299号へ出ようと思っていたところが、股峠直下に戻ってきてしまったのが残念です。

夏場だったら枝葉で高度感もさほどないという情報も入手したので、次回は新緑のころに上級者コースにチャレンジしてみたいです。