ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 249576
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
十和田湖・八甲田

八甲田大岳 冬山のご挨拶 σ(^・^)

2012年12月01日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
07:54
距離
8.6km
登り
716m
下り
698m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

08:24 酸ヶ湯公共駐車場 出発
08:27 登山口
09:28 冬道地獄湯ノ沢入口
10:04 時刻湯ノ沢の橋
10:42 仙人岱
12:05 大岳外輪
12:24 八甲田大岳山頂
12:28 大岳のお鉢巡り
12:45 外輪より下山開始
13:24 仙人岱
13:35 仙人岱ヒュッテ
 昼食・休憩
14:52 仙人岱ヒュッテ 出発
14:56 仙人岱
15:10 地獄湯ノ沢の橋
15:26 冬道地獄湯ノ沢出口
15:53 登山口
15:55 酸ヶ湯公共駐車場 到着
天候
地獄湯ノ沢より上はチョット吹雪模様
過去天気図(気象庁) 2012年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
酸ヶ湯公共駐車場を利用しました。

八甲田周辺の道路は冬季規制が始まっています。
夜間の通行規制は12月15日から始まるようです。
詳細は下記を参考にしてください。
http://yamareco.info/modules/diary/upimg/4140/d1ee52b9d0792eb416bda6c5336fcf11.jpg
コース状況/
危険箇所等
※ 登山口に登山ポストはありませんが、酸ヶ湯温泉の玄関脇に登山ポストがあります。
  利用した場合は下山報告も忘れないようにしてください。

※ 酸ヶ湯公共駐車場の大半は除雪されていませんので、駐車スペースは20台程度となっています。

※ 駐車場にあるインフォメーションセンターとトイレは冬季閉鎖になっています。
  トイレは酸ヶ湯温泉を使わせてもらう事になります。

※ 既に八甲田は冬です!
  夏道は完全に隠れてしまっていますので、地形図とコンパスは必須です。

※ 地獄湯ノ沢周辺は少しですが硫黄の匂いがしますし、風が常に強い状態です。
  下山時には向い風になりますので、ゴーグルなどの対策をお勧めします。

※ 下山後の付近の温泉施設は下記等があります。

・酸ヶ湯温泉…日帰り入浴 大人600円 (休憩室利用の場合は1000円)
  混浴のひば千人風呂と、男女別の玉の湯があります (入浴券は別)
  露天風呂無し
  玉の湯にはシャンプー・ボディーソープ付
  ひば千人風呂は温泉成分が強力すぎて石鹸類が使えません
  利用可能時間
   ひば千人風呂 午前7時〜午後6時(午前8時〜午前9時は女性専用時間)
   玉の湯 午前9時〜午後5時
                                     
・八甲田リゾートホテル… 日帰り入浴 大人500円
  露天風呂無し
  シャンプー・ボディーソープ付
  利用可能時間 午後12時〜午後16時
                                     
・ホテル城ヶ倉…日帰り入浴 大人1000円
  露天風呂あり(若干温め)
  シャンプー・ボディーソープ付
  マッサージチェア無料
  利用可能時間 午前11時30分〜午後3時
                                     
 下記リンクも参考にしてください
 「八甲田総合インフォメーションセンター 八甲田の温泉・宿泊」
 http://www.hakkoda-info.jp/onsen/onsen.html
いよいよ冬っぽくなった八甲田です
冬山のご挨拶に出発!
2012年12月01日 08:13撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1
12/1 8:13
いよいよ冬っぽくなった八甲田です
冬山のご挨拶に出発!
駐車場の大半は雪の中です
2012年12月01日 08:13撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
12/1 8:13
駐車場の大半は雪の中です
吹雪いてきたけど
駐車場を突っ切ります

冬はこれが楽しい〜
2012年12月01日 08:35撮影 by  FinePix Z30, FUJIFILM
1
12/1 8:35
吹雪いてきたけど
駐車場を突っ切ります

冬はこれが楽しい〜
鳥居がいい感じで埋まってきましたね
2012年12月01日 08:27撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
12/1 8:27
鳥居がいい感じで埋まってきましたね
ここは夏道ですね
完全に道は隠れてますよ〜
2012年12月01日 08:38撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
12/1 8:38
ここは夏道ですね
完全に道は隠れてますよ〜
ちょっと歩きにくい〜

スキーには少し早いなー
2012年12月01日 09:01撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
12/1 9:01
ちょっと歩きにくい〜

スキーには少し早いなー
モッコモコ
2012年12月01日 09:19撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
12/1 9:19
モッコモコ
ノッソノソ
2012年12月01日 09:29撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
12/1 9:29
ノッソノソ
地獄湯ノ沢に出ました

まだ沢は塞がっていません
気を付けて行きましょう
2012年12月01日 09:30撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
12/1 9:30
地獄湯ノ沢に出ました

まだ沢は塞がっていません
気を付けて行きましょう
油断するなよ〜
落ちると簡単に出られないぞ〜
2012年12月01日 10:00撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1
12/1 10:00
油断するなよ〜
落ちると簡単に出られないぞ〜
お!夏道の橋がまだ見えてます
2012年12月01日 10:05撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
12/1 10:05
お!夏道の橋がまだ見えてます
いつものことですが
ココは吹雪きます
2012年12月01日 10:11撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
2
12/1 10:11
いつものことですが
ココは吹雪きます
さー、頑張っていこ〜

この辺りもスキーでは厳しそう
2012年12月01日 10:16撮影 by  FinePix Z30, FUJIFILM
1
12/1 10:16
さー、頑張っていこ〜

この辺りもスキーでは厳しそう
仙人岱に到着

ヒュッテには寄らないで
左向けー左!
大岳にアタックです
2012年12月01日 10:43撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
12/1 10:43
仙人岱に到着

ヒュッテには寄らないで
左向けー左!
大岳にアタックです
風雪が厳しくなります

ゴーグルとバラクラバ装着!
2012年12月01日 10:43撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1
12/1 10:43
風雪が厳しくなります

ゴーグルとバラクラバ装着!
ひょー
視界が悪くなってきました
2012年12月01日 10:55撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
12/1 10:55
ひょー
視界が悪くなってきました
傾斜も厳しくなって
スノーシューで
キックステップ
2012年12月01日 11:14撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
5
12/1 11:14
傾斜も厳しくなって
スノーシューで
キックステップ
森林限界到着

見えねぇー
2012年12月01日 11:40撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
12/1 11:40
森林限界到着

見えねぇー
足元にあるエビの尻尾
2012年12月01日 12:00撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1
12/1 12:00
足元にあるエビの尻尾
ガバット広がるガリパリ斜面
2012年12月01日 12:01撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
12/1 12:01
ガバット広がるガリパリ斜面
視界は20mくらいでしょうか
時折倒れそうになる風も吹いてきました
だいたい20m/sくらいでしょうね
2012年12月01日 12:12撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
12/1 12:12
視界は20mくらいでしょうか
時折倒れそうになる風も吹いてきました
だいたい20m/sくらいでしょうね
大岳山頂に到着!
2012年12月01日 12:25撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1
12/1 12:25
大岳山頂に到着!
山頂の標識です
スッカリ真冬ですね
2012年12月01日 12:25撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1
12/1 12:25
山頂の標識です
スッカリ真冬ですね
ガリガリ雪を落としてパシャ
2012年12月01日 12:26撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
2
12/1 12:26
ガリガリ雪を落としてパシャ
皆でパチリ

全員頑張りましたね
2012年12月01日 12:28撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8
12/1 12:28
皆でパチリ

全員頑張りましたね
私も入れてパシャ

あ、一人入ってないや(^^ゞ
2012年12月01日 12:28撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
12/1 12:28
私も入れてパシャ

あ、一人入ってないや(^^ゞ
大岳のお鉢巡りに出発
2012年12月01日 12:33撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
12/1 12:33
大岳のお鉢巡りに出発
お鉢をグルット回って仙人岱まで下りてきました
2012年12月01日 13:25撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
12/1 13:25
お鉢をグルット回って仙人岱まで下りてきました
あったけ〜
マイナスでもホッとします
2012年12月01日 14:48撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
2
12/1 14:48
あったけ〜
マイナスでもホッとします
では下山しましょう

仙人岱ヒュッテさま
これからもよろしくね
2012年12月01日 14:53撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1
12/1 14:53
では下山しましょう

仙人岱ヒュッテさま
これからもよろしくね
仙人岱の赤旗は目立ちますね
とってもありがたい旗です
2012年12月01日 14:56撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1
12/1 14:56
仙人岱の赤旗は目立ちますね
とってもありがたい旗です
激しい風雪の地獄湯ノ沢の下り
2012年12月01日 15:05撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
12/1 15:05
激しい風雪の地獄湯ノ沢の下り
やっと落ち着いて来たぞ〜
2012年12月01日 15:12撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
12/1 15:12
やっと落ち着いて来たぞ〜
もうひと踏ん張り
2012年12月01日 15:37撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
12/1 15:37
もうひと踏ん張り
とうちゃ〜く

おつかれさまでした!
2012年12月01日 15:53撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1
12/1 15:53
とうちゃ〜く

おつかれさまでした!

感想

いよいよ八甲田も本格的な冬山シーズンへと突入したようなので、冬山初めの挨拶に行ってきました。
当初は高田大岳に行くつもりでしたが、全員スノーシューのためか地獄湯ノ沢までの冬道ラッセルに時間がかかり、急遽大岳に予定変更。
それでも冬の八甲田は楽には歩かせてもらえませんでした。
地獄湯ノ沢からは相変わらずの強風で、フードをかぶって埋まりきっていない沢に気を付けながら歩いていきました。
仙人岱の手前からは、先週同人の方々が立ててくれた竹竿が仙人岱まであり、吹雪の中でもソコソコ安心して歩く事ができましたが、そこから大岳山頂まではあるはずもなく、頼りは地図とコンパスで進みました。
視界があればさほど問題はない直登ですが、視界はせいぜい2〜30mで、登るにつれて風もどんどん強くなっていきます。
傾斜がキツメになるとスノーシューでの登りも辛くなり、それぞれ悪戦苦闘しながら時間をかけて登って行きました。
森林限界を抜けると、待っていたのは冬の八甲田特有の一面グレーの世界。
足元を見るとエビの尻尾がジワジワと成長しながら辺り一面に広がり、どこを見ても同じ色。
コンパスと足元の傾斜を頼りに強風に耐えながら登るしかありません。
一人で来ると引き返したくなるあたりです(笑)
今回は同人仲間と一緒なので、そんな不安は薄らいでいますが、バラクラバとゴーグルで顔面の保護と視界を確保しながら進んでいきますが、会話なんかは成立するはずもなく、皆黙々と登って行きました。
いつものように山頂かと思わせる火口の外輪に出て、そこからは火口を時計回りで山頂を目指します。
思いっきりの向い風でヨタヨタしながら歩いていくと、山頂部を取り囲んでいる木の杭らしき物がやっと見えました。
らしき物と言うのは、全体的にエビの尻尾で覆われているので、木は見えないからです(笑)
山頂の標識の西側にはビシ〜っとエビの尻尾がモッコリと成長していました。
山頂を表示している文字は東側なので、ストックのグリップ部分でカリカリと雪を削り取り、標識の前で記念撮影!
休憩なんかしている余裕はないので、すぐさま行動開始〜
今回はお鉢巡りをしてから下山するような事が耳に入ったような気がしました(笑)
とにかく風雪が激しくてほとんど会話は成立しないんですよねぇー。
リーダーに続いてゾロゾロとお鉢巡りに出発しました。
お鉢を歩いていると、風の向きがどんどん変わって行くので、視界は無いけど方向が変わって行くのが体でわかりました。
風が向い風に変わって少しすると、登ってきた足跡がボコボコと残っていました。
そこから踏み跡とコンパスを頼りに下山していきましたが、最初は踏み跡が残っていましたが、やはり途中からは完全に消えてしまっていました。
登りで森林限界の途中に立てた赤旗の所に戻り、そこからはコンパスだけが頼りで仙人岱まで戻ってきました。
冬山のご挨拶にしては最初から結構な厳しさでしたが、もう少しするとスキーでも楽に歩き回る事ができそうです。
今シーズンも安全山行に努め、八甲田の冬を楽しんでいきたいと思います。

で さっそく、次の日スキーで再度八甲田に入ってしまった私でした(^^ゞ
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-249997.html

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1956人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 十和田湖・八甲田 [日帰り]
八甲田大岳 酸ヶ湯温泉からの周回ルート
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
ハイキング 十和田湖・八甲田 [日帰り]
大岳(酸ヶ湯温泉)
利用交通機関:
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
雪山ハイキング 十和田湖・八甲田 [日帰り]
酸ヶ湯仙人岱往復
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
1/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら