白山 三方崩山（敗退）

2012年12月01日(土) [日帰り]

• GPS: 08:30
• 距離: 9.4km
• 登り: 1,462m
• 下り: 1,459m

コースタイム

7:45道の駅-8:15林道終点(頂上まで4.8km)-9:10(頂上まで3.8km)-10:15 P1373三角点-11:25 P1624-13:35 1900m付近（時間切れ）-14:20　P1373三角点-15:20林道終点-15:45道の駅

天候

雪　

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国道156号線沿い　道の駅飛騨白川に駐車して道路の反対の登山道の案内板から林道を進み登山口へ向かう。

林道は積雪があり上部は荒れているので普通車では上らない方が無難。

コース状況／危険箇所等

夜に雪が降ったため、林道終点から新雪の積雪。

登山道は雪の下だが、基本的に木々の間を抜けるように道がつけられているので、注意していれば大体判る。（間違った方向に行くとすぐに木が邪魔して進めなくなる）

1,000m付近以降はスネ〜ヒザのラッセル。

三角点(1373m）までツボ足、以後ワカンを装着した。

P1624mまでは木々の枝に囲まれた道を行くが、枝に積もった雪がいちいち降ってくるのでとても気が散ります。
また急登箇所が多く、そこに新雪が吹き溜まって乗り越えるのに時間がかかる。

P1624m以降は木々が邪魔することはないが、急登＆吹きだまりで一段とペースが落ちる。

雪庇はまだたいしたことはない。

写真

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夜明けの東海北陸自動車道　積雪が…

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荘川桜

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道の駅　飛騨白川　ここに駐車させてもらった。

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林道を上ってゆく　0℃らしいが思ったより寒くない。

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林道はこんな様子。車で上るのは止めといた方がよい

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林道終点。奥のトンネルから勢いよく水が出ている。

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登山口の階段。
頂上まで4.8kmしかないが…

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階段登ってすぐこんな感じ。
木々の間を導かれるように進むのが登山道のようだ

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しばらく登った後、水平にトラバースするが積雪で歩きにくい

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道がわかりにくくなった頃にこれが出てきてほっとしたが、ここから先がわかりにくかった。
標識から山側を見て左奥へ木々の間を縫うように進む。

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P1244
ここから木々の間の尾根筋を進む。

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ワカン装着。
無いよりあった方が良いのだが、雪が付いて足取りが重くなった…

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P1373三角点は雪の下

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枝からバンバン落雪。
急登＆吹きだまりで、標高差約360m 水平距離約1.2kmを2時間近くかかった…

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やっと抜けてP1624
体力はまだ大丈夫だが、時間が…

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締まった雪なら最高のスノーハイクになりそうだが、モモまでふかふか新雪なのだった

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道はわかりやすいがラッセルはキツイ

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少しだけガスガ切れたときに道の駅方面を撮影。
御母衣湖とかは見えませんでした。

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定番のシュークリーム。
クリームが漏れて大惨事だったw

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1700m付近か

山頂は見られず。

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なだらかに見えるがいちいち胸までの雪の壁を乗り越える必要があった。

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濡れたグローブが凍った

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マイナス3℃を指しているが風が結構吹いているので　もっとずっと冷える

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P1956にすらたどり着けず時間切れ敗退
でも今シーズン初のラッセルを思う存分堪能したので悔いはないのさ

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来た道を引き返す。
グリセード＆シリセードで苦労した雪の壁を一瞬で下る。

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P1624まで一瞬だった

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雪をかぶらないようにフードかぶって下見て登ったが、ここは素晴らしいブナの高木林がひろがっているじゃないか

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P1244付近で小休止。

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少し前まで彩りの紅葉だったのに、あっという間にモノトーン世界に

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林道終点に水路がありそこでワカンの雪を落とした。

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林道の雪は結構溶けてるし

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おつかれさまでした。

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道の駅に併設の温泉へ（600円）

撮影機器：

サイバーショット DSC-TX5 SONY

Nikon 1 V1 ニコン

感想

yotty

先週の連休　伯耆大山（鳥取）で今シーズン初の冬靴を使用したが、整備されすぎ＆人多すぎだったので冬靴で雪を堪能できそうな白山山系を目指す事にした。それで三方崩山である。

無積雪期の三方崩山単体ではちょいと短い行程になってしまうし、かといって奥三方岳まで落とそうとすると笹藪がヒドイらしいので雪の時期に行こうと思っていたのだ。

しかし雪は雪でも新雪と締まった残雪では全く別物と言うことを思い知らされた登山となってしまったのだった。
新雪のラッセルに手こずり奥三方はおろか三方崩山にすらたどり着けなかったのだ。

ピークを踏むという計画通りにはならなかったが、こういった敗退もたまには経験して次に生かせばいいのだ。