白馬大雪渓＆大町山岳博物館

2020年08月13日(木) [日帰り]

• GPS: 02:18
• 距離: 5.7km
• 登り: 430m
• 下り: 416m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:13
• 休憩: 0:02
• 合計: 2:15

距離 5.7km 登り 430m 下り 429m

7:48 猿倉荘
8:52 白馬尻荘
8:58 白馬尻小屋
9:29 白馬尻小屋
10:01 10:03 猿倉荘
10:03 ゴール地点

天候

晴のち雨

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

大町山岳博物館：信濃大町駅から徒歩25分

コース状況／危険箇所等

危険箇所なし
大町山岳博物館の直下は急登（笑）

その他周辺情報

大町山岳博物館はモンベルカード提示で50円引き（450円が400円に）

写真

8/13 7:35

猿倉を出発する頃は強い日差しで、日焼けの心配をしていたのですが。。。

8/13 8:10

白馬鑓温泉の分岐を過ぎた頃からポツポツ雨が。
稜線はガスの中。

8/13 8:56

大雪渓の取りつきでは本降りに。

雨雲レーダーを見たら、（レーダー表示で）真っ赤な雨雲が接近！

8/13 9:20

雨の時の雪渓は落石が多いというし、何より濡れて稜線で風に吹かれたら低体温必至なので、雪渓を眺めたところで引き返すことにしました。

8/13 9:39

下山中。木道も滑る滑る（笑）

8/13 13:27

昼には白馬駅に戻って来て、こんな機会でもないとなかなか行くことがないが、かねてから行ってみたかった大町の山岳博物館に行くことに。

8/13 13:30

大町山岳博物館からの展望。晴れていれば正面に山岳パノラマが広がります。
右下に見える斜めの屋根は長野県山岳総合センター。

8/13 13:35

こんな絵柄の登山ブランドがあったような（高いので無縁）

撮影機器：

TG-4 OLYMPUS CORPORATION

感想

toremoro99

白馬から不帰を縦走する計画。
2日連続で天気の安定しそうな日程がなかなかつかまらず、なんとか8月13〜14日でいけるかと判断したものの、結果的に初日の朝から思わぬ（？）雨に振られ、雪渓を眺めただけで引き返すことにしました。

時間もぽっかり空いたので、前々から行ってみたかった大町山岳博物館を訪れることに。
行って初めて知ったのですが、こちらは大町市の運営なのですね。国立かあるいは日本山岳会などの運営かと思っていましたが、展示も充実していて、とても見応えがありました。

日本列島や北アルプスの地質的成り立ちから始まって、動植物の剥製や、登山史の紹介。
特に風雪のビバークの松濤明の遺書の原本や、切れたナイロンザイルなど、実際に現物を目の当たりにすると、いろんな思いがこみ上げて来ました。

また、ちょうど企画展が「博物学と登山」というテーマで、大正時代の登山ブームや長野県の学校登山の歴史など紹介されており、こんにち私たち一般登山者が登山を楽しめるような環境（山小屋や登山道など）は、この時代の先人たちによって土台作りされたということが理解できました。

白馬に登れなかったのは残念ですが、大町山岳博物館は大きな収穫でした。本当におすすめです。