日光白根山( 積雪期は初 )
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.2km
- 登り
- 835m
- 下り
- 836m
コースタイム
天候 | 晴れ後曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
駐車場〜弥陀ヶ池は樹林帯で危険箇所も少ない。 弥陀ヶ池〜山頂は急坂も多く、凍結箇所もあるため、前爪ありのアイゼンは必須。 |
写真
感想
土曜日は御嶽へボルダリング→土砂降り。
日曜日はいつも通り山に行ってきました。
今回も雪を楽しみたく、積雪期初の日光白根山に行ってきました。
我が家からは金精峠経由が近い。
しかし、金精峠は未だ通行止めになっていないが、積雪、何より凍結の心配がある。
そのため、ある程度光が差す時間帯に通過するように時間を設定したため、我が家を4時過ぎ。
駐車場には7時ごろ到着しました。
気温は-11℃。
寒いとは言えば当然寒いが、これから雪山に上ろうという装備。
それなりに厚着しているため、凍えるほどではない。
また、これから登る山へのモチベーションでテンション上昇状態であるため、寒さをあまり感じない。
軽い朝飯を食べ、準備。
7時半頃出発。
道は凍結はほとんどなく、パウダースノー状態。
そのため、アイゼンは装備せず、連れはストック。
私もストックのつもりであったが、前回のメンテを行ったため、水分が凍りついて使用不可。
そのため、両手には何も持たず進む。
しかし、平坦な道を過ぎた後、登りになるわけだが、段差の箇所が凍結しており、危ない。
また、太陽は上がったとはいえ、未だ日陰状態だが、やはり雪道は暑くなる。
ということで歩き出して20分ほどで荷物を降ろし、上着のハードシェルをしまい、ピッケル装備。
そして、出発。
やはりピッケル(orストック)があると楽。
先ほどまでおっかなびっくりで登っていた段差もスイスイと通過する。
本当はアイゼンを使用するのが一番楽に通過できるのだが、12本アイゼンは重いのよ。
凍結しているならともかく、ほとんどがふわふわのパウダースノーの道で使用しても意味がない。
というわけでピッケルというわけです。
しかしながら、白根を登るときは何時もこの道なので、よく思うのだが、とにかく展望がない。
駐車場から弥陀ヶ池までは樹林帯。
しかも山に光が阻まれ、常に日陰。
というわけで木漏れ日も期待できない。
何とも地味な道。
黙々と進んでいくと上部に青空が広がる。
しかし、前方には林。
当然である。
弥陀ヶ池まではとにかく展望が開けないのがこのルートの特徴。
というわけで弥陀ヶ池をさっさと目指す。
トレースもあるので、比較的楽に進んでいるはずだが、結局駐車場から2時間ほどかかり弥陀ヶ池に到着。
弥陀ヶ池は見事に雪に包まれており、一見雪原のように見える。
しかし、この下は凍りついた池。
本当ならヒャッホーという感じで雪原を歩き回りたいところだが、氷の厚さが不明なので、そんなこと出来るわけもない。
氷が砕け、池に落ちたらほぼ100%死亡確定なので・・・
そんなつまらないことに命かける気はない。
どうせ賭けるなら高難度の雪山に賭けたい。
( 典型的なチキンな私にそんな日来るかどうかは別 )
しかしながら、ここから見る白根山はドシン居座っており、威厳タップリ。
過去に見た白根山は緑や茶色であったが、今回初めての白。
これを登るのかぁと思うと、一寸身が引き締まる思い。
何だかんだ行っても(元)高所恐怖症ですから。
しかし、今季の目標は赤岳。
ここでビビってられない。
取り合えず弥陀ヶ池の付近で休憩。
のんびりとアンパンでエネルギー補給。
その後、アイゼン装着。
そして、出発。
夏道で木道の箇所である。
木道の箇所を踏み外すと結構もぐる。
そのため、トレースを外さないように進んでいく。
ここを少し進むと、ロープウェイ側と山頂側の分岐。
当然山頂側。
ここから少しの間、かなりの急坂。
しかも雪が深い。
しかし、トレースがあるのでそれを辿っていく。
もしなかったら、背に背負ったスノーシューを使用するところである。
急坂を過ぎると、木々を抜け、平坦な箇所に出る。
展望良好。
特に遠方に見える双耳峰の燧ケ岳が印象的。
既に冠しており、美しい。
ここから稜線直下まではある程度急坂であるが、危険箇所はない。
そのため、周りの景色を眺めながら進んでいく。
少し進むと、稜線直下の箇所に出る。
ここは本当に急。
しかし、凍結してはいないので、落ちてもそれ程危険はない。
そして、トレースは直進しているが、正当なルートは右側。
直進方面は足跡覆いが、右側は一人程度。
そのため、危険箇所があるのかと思い、直進する。
しかし、直進はやはり正当ルートでないので、急そのもの。
練習のつもりでピッケルのピック部分を突き刺しながら、安全に登っていく。
急な坂を少し進むと稜線に到着。
連れはまだ登っているので、一言告げ、正当ルートを確認しに行く。
見る限り、正当ルートの方が安全そう。
ということで、帰りはそっちを通ろう。
道を引き返し、連れと合流し、山頂を目指す。
稜線は風が強いのか、積雪は少ない。
そして、トレースがあまり見えない。
夏道の記憶を掘り起こし、見え難いトレースを確認しながら、登っていく。
一つ目のピークに到達すると山頂の標識が見える。
その距離50mほどかな?
しかし、ここから岩場を下り、登り返さなければならない。
とはいっても、凍結はしていないので、簡単に下れる。
のぼりは山頂手前が厄介だが、左巻きでいくと楽に通過できる。
というわけで山頂に到着。
人はいません。
皆長居せず、速攻往路を引き返した感じです。
まあ風も強いし、元々気温も低いので当然かな?
というわけで我々も記念撮影した後、速攻往路を引き返す。
途中下りに連れが難儀しながらも通過し、弥陀ヶ池まで下る。
そこで小休止。
私はおにぎりを食す。
しかし、氷点下だと水分の多いおにぎりは不味くなります。
とにかく硬く冷たい。
やはり冬場の行動食はパンがベストかな。
おにぎりとカップの味噌汁を食した後、出発。
後は駐車場まで1時間ほどで一気に下る。
そして、帰路に着いた。
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