今年初冬山!旭岳
- GPS
- 28:30
- 距離
- 9.0km
- 登り
- 760m
- 下り
- 760m
コースタイム
二日目:Co1500台地(7:00-8:30)石室(8:45-10:00)6合目(10:30-15:30)登山口
天候 | 雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
初雪が遅すぎるんだもーん
待ちわびちゃったよーん
てことで、一年班準備山行一回目!恒例の旭岳!
なんとALは冬の旭岳に登頂したことがないらしい。しかも、今回はOBであるコイズミ先生も付き添って参加していただいたのだが、そのコイズミ先生も旭岳は35年ぶりらしい!
先生「ルームの一年生の山行以外はね、来るような機会もない山でしょ」
6月山行で旭岳はのっこした訳で、今回もピークに立てれば夏と冬の両方を制覇できたことになる。
おおおおこれはモチベーションがあがりますなぁ。予報の天気は微妙だが…
初雪が遅かったとはいえ、入山時期は例年より遅く、まとまって降ってくれたおかげで雪は豊富にあった。昨年の準山みたくもはや沢登りなんじゃないかと錯覚するような水びだしの夏道とは一変し、先人のトレースがなければ腰ラッセルを強いられるであろう道をゆく。一年生は初冬山ということで、スキーの調子がおかしかったりシールがしょっちゅう外れたりとアクシデントの連続。人数が多い分、それだけアクシデントの数も多かった。
天女ヶ原にてしばし休憩。これから登る急登を前にネーベンを食う。昨年はこの天女ヶ原がC1だった。帯畜大山岳部と一緒になった覚えがある。あの時同じ一年生だった女の子は今どんな活動しているのかな、なんて勝手に思う。とても素直そうな、目がキラキラしている方だったなぁ…。それに比べて私はバイト先で「28歳くらいかい?」なんて言われているありさまで…。
Co1500手前の急登に一年生はだいぶ苦戦する。コイズミ先生は流石流石の調子でぐいぐい登っていく。若いなぁ(゜.゜)遠い眼
木も薄くなってきたところでC1.テントを張っていると上から1パーティーが降りてくる。装備とか体格の感じからなんとなく学生だな〜という予感がしたので声をかけると、相手はなんとワンゲルさんであった。西尾根を行ってきたらしい。ワンゲル同期の女性にも遭遇した。「山で会うのは初めてだね〜」なんて話していて思った、私は同性を必要としている!!来期主任幹事と新歓担当、女の子を入れましょう!!!!
夜はコイズミ先生と同期のM,ALと同じテントで寝る。先生差し入れのウイスキーがやたらおいしくかった。同じくM1からの差し入れであるハッピーターンにはまってしまった。
私からの差し入れはというと、バイト先の焼肉屋からもらったサガリと牛タンを茹でたもの。今夜のご飯はハヤシ雑炊だったのでちょうどいい食材だった。おいしいと好評だったので満足満足。私ではなく、バイト先の焼肉屋のおかげだが。
コイズミ先生からは結構貴重な話を聞かせていただいた。過去の遭難の話、女性部員の話、ルームの風習の話や奥さんとの出会いの話まで。ありがとうございました!
夜は風もなく快適で冬テントの割には安眠できた。
二日目はピークへ!天気的にはちょっと無理そうだな、なんてちらっと思ってしまったり。風はほとんど無いが、視界はときどき300を切る程度。石室は微かに見えたり見えなかったり。すがたみ駅から石室までは磁石をあてにしながら進む。
石室から先は視界が望めないので、行けるところまで行って滑落停止訓練を行うことにする。上に行けばいくほど視界は悪くなり、100を切るようなことも多々。風は弱く、尾根ははっきりしているので二年班であればまだ進める天候なのだろうが、一年生を6人も引き連れて進みたくはない。6合目の傾斜がきつくなった斜面で滑落停止訓練を行い引き返すことにする。
アイゼンを履いていたら上からシートラ集団がやってきた。もしやと思ったら山スキー部さんであった。今週の旭岳は北大の巣である。
山スキー部さんの颯爽とした滑りを横目に滑落停止訓練をみっちりやって、こちらも今年初のスキー滑降を試みる!
一年生はコケルコケル。二年生の私もなぜかコケルコケル。まぁ昨年よりかはマシになったか。一年生がこけても頑張って起き上がるのだがまたコケル、というのを繰り返している姿を遠くから眺めていることのなんという爽快さ。これがルームのスパルタ精神なのか!?こけたことに対していちいち大丈夫?なんてかまっていたらこの先山岳部では生きていけないからあえて放置しておくのだろうけれど。
まぁ皆、私が一年生のときよりも上手だったから来年は私を追い抜かしてゆくのでしょう。
コイズミ先生はというと我流のストック制動滑りですいすいと滑走していく。気になるコイズミ先生我流滑りを教わってみたらこれがなかなかヒット。後継者になろうかしら。
他の登山客からの「なんだこのスキーがへたな集団は」とでも言いたげな視線を感じつつ登山口へ。
あー面白かった。
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