福士川渓谷遡行


- GPS
- 11:17
- 距離
- 4.2km
- 登り
- 839m
- 下り
- 598m
コースタイム
- 山行
- 11:17
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 11:17
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | アブ多し、ヒルは殆どなし(3人で目撃なし、被害1) |
写真
装備
備考 | ラバーソール推奨 |
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感想
アプローチしやすいところで面白いゴルジュ突破を楽しめる秀渓。お薦め。ヒルが多いという記録を見て覚悟して行ったが、多いのはアブだった。泊まり予定だったが、アブが多すぎるのでやめた。
第1ゴルジュ最初の滝は右側から簡単に小さく巻ける。次の滝は巨大なCSが前面にあってよく分からないが、とりあえず丸山リードで水流を横断し(結構急な流れなので大変)、CSをくぐってみると、奥から滝上に上がれそうなので、後続をロープで引いて上げる。滝上に上がるところは身長が必要系だったのでKが空荷で上がり、丸山はお助け紐でゴボウ。これで第1ゴルジュは終わり。
巨岩ゴーロを経て、第2ゴルジュはほぼ泳ぎのみ。丸山がリードして後続を引き上げる。
登山大系では第4ゴルジュまで書いてあるが、実際は3つしかなかった気がするし、よく分からない。3番目のゴルジュには大した難所はなく、突破して巨岩ゴーロを越え、風吹の滝を見上げると、すぐに七ツ釜ゴルジュ。
最初の滝は左のスラブ状を適当に登り、次の滝は釜の水流が強く取り付きが難しい。結局、右岸へつりと、左岸から滝壺に飛び込んで泳いで横断の2つの方法が有効なことが分かった。右岸クラックは上部のワンポイントがやや難しいが、それ以外は快適で面白い登攀。次の3m滝は滝の左のクラックを人工でも登れるようだが、右岸の壁をフリーで登った。これがかぶり気味で難しく、Sにはお助け紐使用。
続く10mCS滝は登れそうになく左から巻くが、スラブ状でちょっと怖い。次の2条滝をショルダーして越えると、10mの滝が立ちはだかる。容易には巻けそうもなく登るしかないので、丸山がリード。取り付きから難しく、いきなりエイドして、水流を浴びながら登っていくと、水流沿いに落ち口にうまく出られそうなラインを発見。またA1してピッチをきる。後続が1人上がった段階で次のピッチをフリーソロし(IV-のスラブ)、ロープをフィックス。
七ツ釜最後の2段10m滝は、右岸のワイドクラックが登れなくもなさそうだが、非常に難しく今回の装備では厳しそうなので、適当にハンマー投げの練習をした後左から巻く。まあまあ悪い巻きだったが、何とかロープを使わず沢床に戻れた。泊場を探しながら歩くと、まあ悪くなさそうな砂地があったので、そこに決めるが、アブが多すぎて落ち着けない。焚火を起こせばアブも退散するかと思ったが、そうでもないので諦め、枝沢を上がって林道へ。
車まで戻り、結局、下界で中華料理を食べることになった。
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