暑さを避けて美ヶ原 なかなかいいじゃないか。
- GPS
- 03:34
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 240m
- 下り
- 236m
コースタイム
- 山行
- 3:03
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 3:34
天候 | 晴れ 下山後雷雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 霧の駅 高浜健康温泉センターゆたん歩 |
写真
感想
暑い、とにかくこの1週間、暑かったのだ。涼しいところに行きたい、と安直に考えると例年だったら「霧ヶ峰行こう」となるのである。毎年1度は霧ヶ峰に出向いているような気がしている。
初めての霧ヶ峰は11月上旬に車山肩から山頂へピストンをした。花なんて全くなく1時間程度で戻ってきた。その足で美ヶ原に行って山本小屋から王ヶ頭、王ヶ鼻に行ったのだ。寒さに縮こまりながら王ヶ頭ホテルでカレーうどんを食べたことを思い出す。それ以来美ヶ原に顔を出したことはなかった。
美ヶ原には武石峰という山があり、そこが一等三角点百名山に選ばれていることを後日知った。そこに行ってみたいと思っていたこと、そして、登りはじめの標高が美ヶ原の方が高く、涼しいのではないかと考えたことだ。
そして、山本小屋に車をおいて王ヶ頭、王ヶ鼻、武石峰をピストンしてこようと思っていた訳である。でも、この考えは甘かったことに後に気づくのである。
順調に王ヶ頭ホテルにたどり着き、今回はソフトクリームを食べる。たくさんの乳牛がいるのだもの、きっとおいしいに違いない。暑さはないが、そこそこの速さで登ってきたので汗はかいている。なので、冷たさと爽やかさが心地よい。
王ヶ頭、王ヶ鼻とピークを見ていく。王ヶ鼻の石像群は木曽御嶽の方向を向いているが以前に来た時よりも数が減っているような気がする。
さあ、ここからが今日の挑戦、武石峰を目指すわけだ。というわけで、自然保護センターに向けて車道を下っていく。ここでアサギマダラ、ヒョウモンチョウの仲間、クジャクチョウ、キベリタテハなどを撮影する。ほかにも、ヒオドシチョウなどもいたが写真に納める前に逃げられてしまった。
下ったところには、チョウ愛好家が数名、大砲も構えていた。ここにはキベリタテハがたくさん来るらしい。なるほど、どんどん地面の上にキベリタテハが舞い降りてきていた。
さて、私は自然保護センターでこれからのことを確認する。武石峰に行くには往復2時間半、まだ午前中だし行けないことはない。一番いいのは、武石峰を下ったところ「思い出の丘」から、タクシーで山本小屋に戻ることだ。しかしながら、この地でタクシーを拾うのは厄介だし、電話をしても来てもらえない確率が高いという。
さらに、午後から天候が荒れる予報が出ている。徒歩で武石峰に行き、山本小屋に戻るのであれば雨に当たってしまう確率が高い。結局、山本小屋まで戻り車で移動して思い出の丘に行き、そこから武石峰ピストンを狙うこととした。ということで、王ヶ頭に向かう登りを進んだ。
王ヶ頭ホテルはたくさんの人が休憩していた。私も休憩して給水、数分で山本小屋に向けて下り始める。そして、この日は家族連れ、カップル、本格的な登山装備の人、サンダル、ミュール、ハイヒール、ビーチサンダル、何でもありだった。登山として歩いている人よりも、散歩として歩いている人の方が多い。
そして、歩いている間に何度も雷鳴、これは来るわと思った私は、今日は武石峰に行くことはやめよう、山本小屋でGPSを切ろうと決意したのである。
牛の写真を撮影しながら、のんびりと山本小屋に戻ってきた。牛臥山に行くことも考えたが、既に行ったことがあるので今回はパスすることとした。次回は、思い出の丘か自然保護センターに車を置いて武石峰を狙おうと思った。でも、自然保護センターまで赤線を伸ばしたことは次回への布石になると思った。
美ヶ原から霧ケ峰に行き、霧の駅にげ、焼きとうきび、そして温泉。温泉を出るごろから雷雨になった。私が王ヶ頭ホテルから下っているときに登っていた人は雨に当たったかもしれない。自分の判断はまあまあまともであったと思った。そして、この日の美ヶ原周遊を楽しいかったと思うことができた。
車で大移動、次の日も涼しくて楽な登山を目指した。
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