ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 252338
全員に公開
ハイキング
奥多摩・高尾

初冬の大岳山<檜原村側周回コース>

2012年12月12日(水) [日帰り]
 - 拍手
GPS
06:42
距離
9.6km
登り
1,061m
下り
1,047m

コースタイム

9:30 千足バス停
10:05 天狗滝
11:10 つづら岩下
11:50 大岳山/大滝分岐
12:10 大岳山荘
12:30 大岳山山頂(着)
14:05 大岳山山頂(発)
14:30 白倉/馬頭刈山分岐
15:35 白倉バス停
15:45 千足バス停
天候 午前:快晴
午後:晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
都道205号の千足バス停付近に民間の駐車場があります。料金は1日500円。
コース状況/
危険箇所等
危険箇所は特にありませんが、勾配が比較的急なところや岩場があります。
登り始めて最初に出会う小天狗滝。
2012年12月12日 10:00撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
12/12 10:00
登り始めて最初に出会う小天狗滝。
大きな岩の表面を滑り落ちる天狗滝。そのすぐ下を通ります。
2012年12月12日 10:09撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
1
12/12 10:09
大きな岩の表面を滑り落ちる天狗滝。そのすぐ下を通ります。
道はところどころ整備されています。
2012年12月12日 10:26撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
12/12 10:26
道はところどころ整備されています。
綾滝に着きました。こちらも静かな滝。
2012年12月12日 10:28撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
1
12/12 10:28
綾滝に着きました。こちらも静かな滝。
滝の下にみかんがお供え(?)してありました。あとキュウリもありました。
2012年12月12日 10:31撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
3
12/12 10:31
滝の下にみかんがお供え(?)してありました。あとキュウリもありました。
美しいスギやヒノキの木立。
2012年12月13日 11:59撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
2
12/13 11:59
美しいスギやヒノキの木立。
馬頭刈尾根に出ました。つづら岩が見えます。ロッククライミングのできる岩だそうです。
2012年12月12日 11:09撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
12/12 11:09
馬頭刈尾根に出ました。つづら岩が見えます。ロッククライミングのできる岩だそうです。
数カ所に「この先道悪し」の標識が。岩がゴツゴツしていて、しばしば手をつきながら登りました。
2012年12月12日 11:17撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
12/12 11:17
数カ所に「この先道悪し」の標識が。岩がゴツゴツしていて、しばしば手をつきながら登りました。
北側が開け、目指す大岳山が見えました。左側の稜線を歩いて行くわけですね。
2012年12月12日 11:29撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
5
12/12 11:29
北側が開け、目指す大岳山が見えました。左側の稜線を歩いて行くわけですね。
地面には霜柱が現れるようになってきました。ザクッザクッと踏んで歩くのが楽しい。
2012年12月13日 12:50撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
12/13 12:50
地面には霜柱が現れるようになってきました。ザクッザクッと踏んで歩くのが楽しい。
尾根から見えた富士山。美しい。眼下には檜原村の集落も見えます。
2012年12月12日 11:53撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
12/12 11:53
尾根から見えた富士山。美しい。眼下には檜原村の集落も見えます。
雲が出てきました。天気が崩れるほどではなさそうですが、雲が空を覆う前に早く山頂へ着きたくなります。
2012年12月12日 11:55撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
1
12/12 11:55
雲が出てきました。天気が崩れるほどではなさそうですが、雲が空を覆う前に早く山頂へ着きたくなります。
ワッシャワッシャと落ち葉を踏みしめて。
2012年12月12日 12:07撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
12/12 12:07
ワッシャワッシャと落ち葉を踏みしめて。
大岳山荘に到着。営業はしていませんが、こちらのトイレは利用できます。水道はありませんでした。
2012年12月12日 12:11撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
12/12 12:11
大岳山荘に到着。営業はしていませんが、こちらのトイレは利用できます。水道はありませんでした。
大岳山荘にあった温度計。2℃を指しています。
2012年12月12日 12:13撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
12/12 12:13
大岳山荘にあった温度計。2℃を指しています。
霜柱が先ほど歩いてきたところよりさらに立派になっています。このくらいになると、踏んでもあまり気持ちよく崩れてくれません。
2012年12月12日 12:16撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
12/12 12:16
霜柱が先ほど歩いてきたところよりさらに立派になっています。このくらいになると、踏んでもあまり気持ちよく崩れてくれません。
大嶽神社の奥宮にやってきました。登山の安全を祈願。
2012年12月12日 12:18撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
12/12 12:18
大嶽神社の奥宮にやってきました。登山の安全を祈願。
大嶽神社のかわいい狛犬さん。ふつうは阿行と吽形があるのですが、ここのは二体とも吽形です。
2012年12月12日 12:20撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
2
12/12 12:20
大嶽神社のかわいい狛犬さん。ふつうは阿行と吽形があるのですが、ここのは二体とも吽形です。
正面から見るとなかなか愛嬌のあるお顔をしています。
2012年12月12日 12:20撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
2
12/12 12:20
正面から見るとなかなか愛嬌のあるお顔をしています。
神社の境内が霜柱ガーデンになってました(笑)。
2012年12月12日 12:21撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
12/12 12:21
神社の境内が霜柱ガーデンになってました(笑)。
霜柱がこんなに大きく成長しています。
2012年12月12日 12:21撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
3
12/12 12:21
霜柱がこんなに大きく成長しています。
山頂に向けて最後の登り。結構急です。
2012年12月12日 12:28撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
12/12 12:28
山頂に向けて最後の登り。結構急です。
12:30 山頂に到着!富士山がよく見えます。風がなく、陽射しがあって意外と暖かいです。
2012年12月12日 12:31撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
2
12/12 12:31
12:30 山頂に到着!富士山がよく見えます。風がなく、陽射しがあって意外と暖かいです。
南斜面の輝き、そして東〜北斜面の陰影がきれいです。
2012年12月12日 21:17撮影 by  Canon EOS 50D, Canon
9
12/12 21:17
南斜面の輝き、そして東〜北斜面の陰影がきれいです。
山頂には二等三角点がありました。
2012年12月12日 13:55撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
12/12 13:55
山頂には二等三角点がありました。
14:00 だいぶ雲が出てきました。陽射しがないと寒いです。下山しましょう。
2012年12月12日 14:06撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
1
12/12 14:06
14:00 だいぶ雲が出てきました。陽射しがないと寒いです。下山しましょう。
馬頭刈尾根の分岐。白倉方面へ右の道を下ります。
2012年12月12日 14:29撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
12/12 14:29
馬頭刈尾根の分岐。白倉方面へ右の道を下ります。
秋の名残の風景ですね。
2012年12月12日 14:46撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
1
12/12 14:46
秋の名残の風景ですね。
再びスギ木立。整然としていて美しいです。
2012年12月13日 12:29撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
1
12/13 12:29
再びスギ木立。整然としていて美しいです。
小さなお堂がありました。覗いてみるとお地蔵様がいらっしゃいました。
2012年12月12日 15:15撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
12/12 15:15
小さなお堂がありました。覗いてみるとお地蔵様がいらっしゃいました。
道路を渡ったのち、再び登山道を下って行きます。
2012年12月12日 15:19撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
12/12 15:19
道路を渡ったのち、再び登山道を下って行きます。
もうすぐ登山道も終わりです。
2012年12月12日 15:25撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
12/12 15:25
もうすぐ登山道も終わりです。
大嶽神社の前の道路に出ました。ここからは舗装路を歩いて戻りました。
2012年12月12日 15:26撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
12/12 15:26
大嶽神社の前の道路に出ました。ここからは舗装路を歩いて戻りました。

感想

 西高東低の気圧配置、上空には寒気。本格的な冬がやってきました。そんな季節でも気軽に登れるのが関東の山のいいところ。今回は富士山の眺望が評判の大岳山に行ってみることにしました。
 大岳山は関東平野からもよく見え、僕は子供の頃からよく眺めていました。でも実際にその山頂まで行くのは、今回が初めてです。
 クルマで登山口までアプローチできるところがないか調べたところ、檜原村側から登って下るルートを見つけました。クルマは都道205号の千足バス停前にある駐車場に停めることに。駐車場には誰もいない代わりに看板があり、連絡先が書いてあったので電話してみました。すると感じのいいおばちゃんが電話に出て、料金はすぐ近くにある家まで来て払ってほしいと言われました。登山の準備を終えてその家まで歩いて行くと、先ほどのおばちゃんらしき人が料金を受け取りに出てきました。料金を渡すと「荷物になっちゃうかもしれないけど」と言いながら渡してくれたのは三ツ矢サイダー。たしかに荷物になるけど、こういうお気持ちは嬉しい!ありがたく受け取って出発することに。
 舗装された林道を少し登っていくと公衆トイレがあったので利用しました。この先は大岳山荘までトイレはありません。
 やがて登山道に入り、しばらく沢の音を聞きながら登っていきます。登山道沿いには3つの滝があります。下から小天狗滝、天狗滝、綾滝です。どれも水量は多くなく静かな滝ですが、天狗滝と綾滝は落差があり目を楽しませてくれます。
 道はゴツゴツとした岩場が多く、脚を大きく上げて進まなければならない場所があります。勾配が結構急です。だんだん汗ばんできます。この日は風もなく、登りは長袖シャツ一枚でもいいくらいでした。
 つづら岩下まで出ると、そこからは馬頭刈尾根の上を進みます。途中に富士見台という東屋のある休憩ポイントがありました。富士山は一応見えるのですが、木々が多いため絶景とまでは言えませんね。富士見台を過ぎて少し行くと、景色が開けてきます。こちらの方が富士山がきれいに見えます。雪化粧をした富士山を眺めながらの山歩きができるとは、なんてすばらしいのでしょう。ビバ奥多摩!
 この日は平日のため、大岳山荘までは誰にも会わず静かな山歩きを堪能しました。霜柱をザクザク踏みながら歩くのは大人になっても楽しいものです。山頂に近づくにつれ霜柱はどんどん立派になり、里では到底見られないような大きさにまで成長した霜柱がもの珍しく、何度も写真に撮ってしまいました。
 山頂に着くと、8人前後の先客がいました。反対側から登ってくる人たちもいましたね。ちょうどお昼どきだったので、みなさん富士山を眺めながらのお弁当。僕も多分にもれずお弁当にしました。心配していた風はほとんどなく、陽射しが降り注いでいたのであまり寒くはありません。気温は0℃前後だったはずなのですが。
 山頂の岩に腰掛けてのんびりしていると、数羽のコガラがすぐ近くまでやってきて落ちているパンくずのようなものをついばんで飛んでいきます。警戒心が強いはずの野鳥がこんな近くにまで!どうやら餌を与える登山客が普段からいるみたいです。かわいいのはわかりますが、あまり感心しませんね。
 のんびりした後、ひとしきり写真を撮り終えて時刻は14時。雲も多くなり、だいぶ寒くなってきました。日が暮れないうちに下山しましょう。途中まで来た道を戻り、尾根の途中の分岐を右へ。つづら折りの登山道を足早に下ります。特に見所はなく少し退屈ではありましたが、速く下るにはかえって好都合。行きに歩いた道よりも勾配はゆるく、歩きやすかったのもよかったです。
 大嶽神社里宮の前で道路に出て、舗装路を都道まで下ります。白倉バス停に出たのち都道を駐車場まで歩いて戻りました。今回、白倉バス停まで下ってしまったのですが、その少し手前で左に曲がると途中まで都道を歩かなくて済むのでそちらを行けばよかったと思いました。都道はそれなりに交通量がありますので。
 駐車場到着は15:45。暗くなるまでにだいぶ余裕をもって下山できました。

 冬でも、いやむしろ冬だからこそ安定した天気のもと気持ちのいい山歩きを堪能しました。この冬は関東の山をいくつか登りたいです。
 そうそう、いただいた三ツ矢サイダーは結局飲みませんでした。飲みたいと思うシーンもあったのですが、飲みきるのには多かったので開けずにお持ち帰りと相成りました(^^;

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1764人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 奥多摩・高尾 [日帰り]
千足〜大岳山〜白倉
利用交通機関:
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5
ハイキング 奥多摩・高尾 [日帰り]
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら