大台 黒倉又谷は美しく冷たくほんで楽しい！

2020年08月30日(日) [日帰り]

• GPS: 06:36
• 距離: 7.0km
• 登り: 591m
• 下り: 589m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:09
• 休憩: 0:27
• 合計: 6:36

距離 7.0km 登り 592m 下り 598m

7:23 筏場駐車場
7:48 黒倉又谷出合
11:43 12:10 植林小屋跡
13:29 本沢川沿いの登山道
13:59 筏場駐車場

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

筏場駐車場(600円)
10台程度駐車可
トイレなし

コース状況／危険箇所等

滝、釜、淵、ナメがバランスよくあってとても楽しい。
どの滝もそう困難なく巻けるので、その時の水量やそれぞれのレベルに
合わせて遡行できる。

下山は、植林小屋跡の少し下流にピンクテープのある踏み跡らしきものが
あったのでそれを進むと、すぐにピンクテープが無くなり道も無くなった。
「上に上がったら作業道があるはずやで！」と植林の中をほど上がると
しっかりした作業道があり頻繁にピンクテープも出てきた。
恐らく、踏み跡に入ってから上の方へ上がっていく道がありそちらの方に
ピンクテープもついていたと思われるが、踏み跡は水平道となって続いて
いるので上に上がっていく道とテープを見逃したと思う。
作業道に入ってからは、ピンクテープもあるしっかりした道がずーっと
尾根の中腹をトラバースして続いている。
途中、標高860mほどのコルから黒倉又谷の方へ延びる尾根を150mほど
下りると、作業道は左に曲がりまたトラバースの道となって本沢川沿いの
登山道に出る。

黒倉又谷は下山に難あり！？とのことだったので何回かのルートの確認で
時間がかかるだろうと思っていたが、実際は最初のところで道を見失った
だけで、作業道に出てからは本沢川沿いの登山道まで、ピンクテープも
頻繁にあり道もしっかりしているので迷うことはないと思う。

※ヒル情報
黒倉又谷と下山の作業道にはいなかった。
本沢川沿いの登山道にはいるところがあるので注意してください。

その他周辺情報

入之波温泉 山鳩湯
日帰入浴10:00〜16:00 大人700円
週末の午後はめっちゃ混雑することが多いです。
この日も駐車場からクルマがあふれてました。

写真

8/30 7:22

8/1 本沢川水遊びの時、黒倉又谷の釜で遊んでその奥に興味が湧いたので、ほぼ一ヶ月ぶりに筏場駐車場にやってきました

8/30 7:34

今日は黒倉又谷を遡行します
下山はここから下りてくる予定…
はたしてうまく下りてこられるのか！？

8/30 7:38

大岩を穿ったところもある登山道

8/30 7:45

←五色湯の標識を左に見て

8/30 7:48

黒倉又谷に架かる橋まで来ました

8/30 7:49

橋から見た黒倉又谷
この滝はスル―します

8/30 7:51

で、前回遊んだ斜瀑の釜
やっぱり水は綺麗です
ほんで冷たい！

8/30 7:54

あの3m斜瀑を登る人も多いけど、時間がかかりそうなので巻きます

8/30 7:55

巻き道から3m斜瀑の上の8m斜瀑
下の3mを登れたとしてもこの8mはツルツルでsukaにはとても登れそうにない！

8/30 7:59

下の斜瀑からまとめて巻いた廊下の4m滝の釜

8/30 7:59

その上の5m滝
下の釜もこの釜も泳いでみたいけど…
絶対ムリやね！

8/30 8:04

やっと入渓で〜す
って、すぐに6m滝！

8/30 8:05

登れそうか？

8/30 8:08

u君は登っていきましたが、落ちたら痛いだけでは済まなさそうやったんでsukaは右から巻きました

8/30 8:10

6m滝の上の斜瀑を快調に登るu君

8/30 8:11

さて、ここから4m、6m、5m、と美しい斜瀑が続きます

8/30 8:17

そして素晴らしいナメの始まりです

8/30 8:18

滑りそうでビビりながらナメを登るsuka

8/30 8:18

水量が多い時は川幅いっぱいに水が流れるらしい

8/30 8:20

めっちゃ美しい、まあるい10mの釜を持つ3m斜瀑

8/30 8:22

ここは水に入らず右から上がりました

8/30 8:22

斜瀑の上からの釜

8/30 8:27

ゴーロ帯を抜け

8/30 8:29

4m2条の斜瀑を越え

8/30 8:35

くの字の滝

8/30 8:40

ここからまた斜瀑とナメが連続します

8/30 8:43

スライダーできそう！

8/30 8:47

胸まで水に浸かって小滝を直登

8/30 9:10

この滝も直登できそうでしたが左から上がりました

8/30 9:16

とても美しい斜瀑
これ、登れるんかもしれないけど時間がかかりそうだったので

8/30 9:18

sukaは左の溝状のとこから、u君は右の岩場を上がりました

8/30 9:27

これは楽々でしたが、泳がなければ取りつけなかった

8/30 9:31

こんな小滝は楽しい！

8/30 9:35

流木が突き刺ささる
4mの斜瀑
流木を登る？
イヤイヤ、絶対つるつるで登られんやろ！
ということで、左岸から巻きました

8/30 9:43

こういうところは楽しめます

8/30 9:49

小さな淵を泳いで
トユ状を進みます

8/30 9:55

5mの滝
これはムリやなぁ…
左の支流から巻いて左岸に移りました

8/30 9:57

巻の途中からの5m滝

8/30 10:01

3条の滝の奥に10m直瀑が見えた！

8/30 10:06

10m直瀑を左から眺める

8/30 10:08

10m直瀑の正面に戻って右側から巻きました

8/30 10:18

10m直瀑を上から
おぉ〜怖っ！

8/30 10:21

ゴーロ帯に来ましたが

8/30 10:26

まだまだ滝は続きます

8/30 10:32

なんか滑りそうやぁ…

滑って落ちてもドボンやから、それもまた楽しいんちゃいますか〜!?

8/30 10:37

岩が覆いかぶさった滝を窮屈に上ると

8/30 10:40

またまたゴーロ帯となりました

8/30 10:41

小さなトロ場に陽が差しこんでたので水中を覗いてみた

8/30 10:45

水面の揺らめきが川底に映り綺麗です

8/30 10:54

うわっ！？
こんなところにトロッコの車輪が…
その昔、この谷にもトロッコ軌道があったんやろか？

8/30 11:10

かなり水量が少なくなってきました

8/30 11:34

ここでやっとコンパクトサビキセットの竿を出しアマゴ釣り
でも根がかってポイントをつぶしてしまいました

8/30 11:43

竿を出しながら植林小屋跡まできました

8/30 11:48

植林小屋跡の前の小さなトロ場にはたくさんのアマゴがいましたが、ここでも根がかりでポイントをつぶしてしまう

8/30 11:51

釣りはあきらめて沢装束からトレランシューズに履き替える

8/30 12:10

さて、難あり？の
下山にかかります
この踏み跡を真っすぐに進んだらそのうちなくなったので15mほど上がって作業道に出ました

8/30 13:02

さっきまでの快適な沢から暑くて退屈な植林帯が続くのでもうヘロヘロです

8/30 13:29

やったー！
予定通りここに下りてこられました

8/30 13:47

植林帯の下山と登山道歩きで汗びっしょりになったので、白倉又谷でクールダウンします

8/30 13:49

身体が熱くなっていたので、逆温泉気分？で冷たい水がちょうどいいです！
ここで身体をしっかり冷やして駐車場に戻りました

撮影機器：

FinePix XP200/XP210 FUJIFILM

TG-5 OLYMPUS CORPORATION

SOV39 Sony

装備

個人装備

ソフトシェル グローブ 雨具 日よけ帽子 着替え 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） トポ ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 カメラ ロープ ヘルメット ルート図

感想

sukanpo

滑りやすい！
下山に難あり！
と、いうことでちょっとビビりながら黒倉又谷を遡行してきましたが、
「これはオレのレベルではムリやな！」っていう滝は巻いたので、
滑り落ちることもなく、難あり？の下山ルートも最初だけ道を見失った
だけで、すぐに作業道を見つけられたので難なく下りることができた。

黒倉又谷は水はとても綺麗で冷たく、滝、釜、ナメ、淵がバランスよく
出てくるので遡行してて楽しかった。
また、「この滝はムリやなぁ…」って思ったら、巻くのはそう困難では
ないのでsukaのような初心者にもちょうどいい谷でした。
残念だったのは、まあるい10mの釜のところでカメラのバッテリーが
なくなって、その後の素晴らしい滝や釜などの写真を撮れなかったこと。
たくさんのアマゴ泳いでいるのが見えるのに、初訪問のため滝の直登を
したり下山のルート確認などで時間が読めなかったので、あんまり竿を
出すことができなかったことかな！？

またもう1回、いやいや2回3回と何度も訪れてみたいと思う美しくも
楽しい沢でした！
ほんで、もうちょっと竿を出して今度こそアマゴを釣ってみたい！！
sukanpo