秘境の波佐利山 赤西渓谷ルート踏査（兵庫県宍粟市）

2012年12月22日(土) [日帰り]

• GPS: 03:32
• 距離: 6.4km
• 登り: 446m
• 下り: 445m

コースタイム

◆所要時間　3時間30分　　●歩行距離　4.8Km　　▲総上昇量　385m

　10:20　赤西林道分岐P
　11:30　管理路取付
　12:10　一般登山道合流　〜12:30（昼食後下山）
　12:50　管理路取付
　13:10　赤西林道分岐P

天候

小雨　後　霙（みぞれ）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

●乗用車
・中国自動車道の山崎ICで降り、R29を北上。
　波賀町原にある原不動滝の標識を左折し、橋を渡ってすぐの赤西渓谷の標識に従って右折し赤西林道に入る。
　東屋とトイレのあるキャンプ場の先にロープゲートがあるが、自己責任で進入する。
・音水渓谷側の登山口へのアプロートよりも落石が少なく、走りやすい。

★駐車場　
・先代杉の標識の600mほど先に赤西林道分岐があり、広い路肩に車を置く。

コース状況／危険箇所等

◆山行概要
・赤西渓谷の国有林管理道から波佐利山への新ルートの確認のために、宍粟50名山ガイドクラブ11名と
　「国見の森」の登山道整備スタッフ2名で踏査した。
・予想に反して藪も無く、急な山腹にも明確なジグザグの登路があり、取り付きから40分ほどで一般登山道に合流できる。

写真

ルート詳細図(クリック➡元サイズ➡拡大)

12/23 9:43

赤西林道の標識から「先代杉」に立ち寄ると巨樹が2本ありました

12/22 10:02

先代杉にご挨拶

12/22 10:19

小雨の降る林道分岐に車を置いて、いざ出発

12/22 10:44

旧森林軌道の鉄道橋が落橋していました

12/22 10:50

川に降りて徒渉します

12/22 20:11

美しい渓谷に沿って進みます

12/22 11:11

赤西川の源流碑

12/23 9:50

管理路の取付からスギ林の山腹を登ります

12/22 20:12

人面のような宍粟杉の切り株

12/22 11:58

自然のモニュメントを探しながら主尾根に向かう

12/22 12:27

波佐利山登山道の標識から往路を下ります

12/22 12:30

急な山腹を慎重に降りていきます

12/22 13:09

赤西川の源流碑で「記念写真を撮りますよ〜♪」

12/22 13:40

赤西渓谷に点在する小滝

撮影機器：

COOLPIX P6000 ニコン

感想

yamaya

【感想・コメント】
・この山域には今も原生林に宍粟杉の巨樹が残っており、風雪に耐えた姿に圧倒されます。
・美しい赤西渓谷にも定評があり見所満載の新ルートでした。

■山行詳細記録

10:20【赤西林道分岐P】
　赤西林道の途中で先代杉に立ち寄る。
　その先にある橋を渡ってすぐの路肩に車を置き、小雨の降り続く空を見上げて入山支度をし、
　積雪も僅かなので壷足で出発。

10:50【軌道落橋徒渉】
　旧森林軌道の木製の橋が崩落しており、止む無く増水した川を徒渉する。
　川を越えて更に緩やかな勾配の林道を進む。

11:30【管理路取付】
　二俣にある赤西川源流碑を過ぎ、左へ進むと僅かな目印テープがあった。
　ここから山腹に取付き、杉林の急な坂をジグザグに登って行く。

12:10【一般登山道合流点】　〜昼食12:30
　自然のモニュメントを探しながら雪に埋もれた登路を追うと、やがて主尾根の登山標識に出た。
　小雨が霙（みぞれ）に変わった寒い尾根でお昼にするが、全員無口になり黙々と食べている。
　天候の回復も期待できないので、山頂は断念し下山に掛かる。

12:50【管理路取付】
　雪で滑る急な山腹を慎重に降り、20分程で林道に出た。

13:10【赤西林道分岐P】
　往路を下って駐車地へ全員無事に戻り、帰路に就いた。