鎌ヶ岳〜水沢岳(宮妻峡から鎌尾根で周回)


- GPS
- --:--
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 1,024m
- 下り
- 1,015m
コースタイム
〜笹のコル:昼食(10:35/11:00)〜水沢岳(11:30)〜水沢峠(11:50)〜イワクラ谷分岐(12:35)(仏岩:12:45/12:50)
イワクラ谷分岐(12:55/13:10)〜奥の沢登山口(13:45/14:00)〜カズラ谷入口駐車場(14:30)
天候 | 晴れ後曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雪はすっかり消えていました。 カズラ谷入口付近に指標が増えました。 カズラ谷「最後の水場」水量はチョロチョロ状態です。 イワクラ谷は所々小さなケルンが積まれていました。 |
写真
感想
三連休の内、山へ行けるのは日曜だけ。
幸い天気も良さそうなので、本年最後の山行は鎌尾根〜イワクラ尾根へ。
林道車止め手前の駐車場で準備をしている間に明るくなってきた。
カズラ滝を過ぎ、掘割の尾根道を登り始めてしばらくすると陽も上がってきて、風も無いので暑くなってきた。
帽子も脱いで、薄着になって行く。年末にしては気温が高そうだ。
カズラ谷のコースはすぐにカズラ谷右岸尾根?に入る尾根のコースだ。
概ね急な掘割の道で途中の水場を過ぎ、丈が高くなった笹を分けて尾根に絡むように登ると鎌ヶ岳・雲母峰の稜線に出る。
途中掘割を外して尾根芯を歩くと、意外にイワカガミの群生地が多いのに気づく。
岳峠に出る前の深い笹のブッシュは雪で濡れているだろう?。
凍った稜線の道を岳峠上部の岩場まで登りつめ、岳峠に下る。
数日前の雪が全て消えている。準備してきた冬の装備は出番が無さそうだ。
鎌ヶ岳に立つと、遠望は利かないが鈴鹿の山並みは展望できる。
やはり綿向山〜雨乞岳〜イブネにも全く雪の気配がない。入道ヶ岳〜鎌尾根も同様だ。少し残念な思いで鎌尾根へ向かう。
鎌尾根の最高点を越えると、明確な尾根筋でイワカガミや石楠花の群生を目にしながら小さなアップダウンを繰り返した後、衝立岩の岩場を捲いて登り返すと尾根が分かれる。石楠花が群生する尾根(白滝山に至る白滝尾根?)を
右に分け南東へ向きを変えると穏やかな尾根に変わる。
鎌尾根とはどの辺りまでを言うのかわからないが、笹や苔が現れ庭園風の道を行くと風化した花崗岩のザレに出て、
水沢岳への登りとなる。
水沢岳を南へ下り裸のザレ「馬の背渡り」を過ぎると一気に傾斜が増し、
滑るように下ると小さな峠・水沢峠で、今度はイワクラ尾根への起点になる。
(峠のすぐ西下には美味しい水場が有る。古びた指標には「最良の水場」の文字が。)
峠から急な尾根の登り返しが始まる。
鎌尾根〜イワクラ尾根を比較すると、イワクラ尾根の方がアップダウンの落差が大きく、展望も劣る。
やはり鎌尾根の方がアップダウンも小さく、展望が得られるだけ爽快な尾根歩きを感じられる。
入道ヶ岳と仏岩で距離を測りながら宮指路岳分岐・イワクラ尾根石門のピークを越えるとイワクラ谷分岐の鞍部に下り着く。
後一息の登りでイワクラ尾根のシンボル「仏岩」だ。
椿大社奥宮の磐座「仏岩」に出ると、平野部は晴れているが頭上は雲に覆われ曇りがち。
入道ヶ岳を廻って宮妻峡へ下る計画を中止し、好みのコース・イワクラ谷で下る事にする。
奥の沢登山口の河原でコーヒータイムを過ごし林道を宮妻峡へ下る頃、空も時雨れてきた。
まずまずの天気に恵まれ、尾根を辿り谷を下った本年最後の山も、出会う人もわずかで静かな山歩きが出来た。
本年最後であるし、リニューアルオープンしてしばらくは寄れずにいた片岡温泉に立ち寄ろう。
宿野の交差点で湯の山方面へ向かい片岡温泉に着くと今日も「満車」。
何とか場所を見つけて駐車。
熱めのお湯に浸かりゆっくりしてから自宅へ戻る。
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