(小仏BS)→小仏城山→南高尾山稜→(高尾駅)
- GPS
- 06:37
- 距離
- 16.5km
- 登り
- 855m
- 下り
- 958m
コースタイム
↓ 中央線 ホリデー快速あきかわ号
立川駅 0915 0918
↓ 中央線 快速
豊田駅 0924 0926
↓ 中央線 快速
高尾駅 0938 0952
↓ 京王バス
小仏BS 1008 1013
↓
小仏峠 1049 1053
↓
小仏城山 1111 1123
↓
大垂水峠 1201
↓
大洞山 1226 1234
↓
中沢山 1302
↓
泰光寺山 1359
↓
三沢峠 1413 1414
↓
草戸山 1441 1448
↓
草戸峠 1458
↓
高尾山口分岐 1557
↓
下山口 1624
↓
高尾駅 1640 1650
↓ 中央本線 特別快速
三鷹駅 1719 1724
↓ 中央本線 快速
吉祥寺駅 1727
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
小仏城山から大垂水峠に下る道は、林業の伐採のため、登山道が付け替えられていて、非常に急で、ぬかるんで滑りやすい道になっている。 |
写真
感想
2012年の歩き収めは、28-30日辺りで八ヶ岳を狙っていたが、天気が悪く、雪になる可能性も高かったので断念。ところが、29日に寝坊して起きると、前日の天気予報とは異なり、部分的に青空もあり、天気予報を見ると、29日だけは、天気は悪くなさそう。「やられた!」と思いながら、比較的に近場で、天気が崩れても何とかなりそうな南高尾山稜ハイキングに行く事にする。
新宿から、ホリデー快速あきかわ号に乗り、立川で豊田行き鈍行に乗り換え、さらに高尾行き鈍行に乗り継いで行く。この間に、天気予報はまた外れ、全くの曇天となってしまったが、降り出しそうな天気ながらも、終日、降ることがなかったのは幸いだ。
高尾駅からバスに乗り小仏で降りる。身支度をして舗装道を行く。臨済宗の立派なお寺を左に見て舗装道を詰め、登山道に至る。見通しの無い植林の中を登って行き、小仏峠に出る。昨日、都心では雨だったが、この辺りでは雪が降ったらしく、ぬかるみの所々に雪が残っている。
小仏峠から、木段を上ると、相模湖方面の眺めが良い広場に出る。残念ながら、丹沢や富士山は完全に雲の中で寒々している。そこから、気持ちの良い道をしばらく行き、木段を上ると小仏城山に着く。本日の意最高峰670mだ。大きな茶店があり、おでん等の幟があるが、営業はしていないようだった。高尾山越しの東京方面も雲の中で眺望は無かった。ここで小休止。
城山から高尾山方面に少し下り、大垂水峠への道に入る。暫らくは、見通しは利かないが、気持ちの良い尾根道を行く。やがて、植林を伐採している所に来ると、登山道は付け替えられ、ぬかるんだ急斜面を下るようになる。この下りは酷い道だ。「スリップするだろうな」と思って足を置くと、思った通りにスリップするので、いくら注意しても、どうしようもなく、1回転んでしまった。ハイキングコースより、地元の林業優先ということか。苦労して下り、甲州街道(国道20号)が通る大垂水峠に出る。
甲州街道に掛かる歩道橋を越え、南高尾山稜コースに入る。割とすぐに、南高尾山稜の最高峰536mの大洞山に着く。ベンチで小休止。木々の中で展望は無い。それでも、隙間から、津久井湖や相模川が見える。大洞山からは、気持ちの良い雑木の間の尾根道を行く。時々、巻き道があるちょっとしたピークがあるが、巻き道はとらず、ピークを行く。やがて辿り着いた中沢山には、なぜか観音菩薩像がある。目を凝らして読むと昭和十年建立と書いてあるようだ。ここも木々の中で展望は無い。
中沢山から暫らく行くと、木が伐採(?)してあり、津久井湖方面の眺めが良い所に出る。南高尾山稜で、ココだけが唯一眺めの良い場所だった。ベンチもあるので、しばし休憩し、先に来ておられた地元の方とお話をする。今日は完全に雲の中だが、天気が良ければ、正面に蛭ヶ岳をはじめとする丹沢主脈が、右手に富士山が見えるとのこと。また、女の人が寝ているように見えるお腹の辺りが石老山とのこと。
相変わらず展望は無いが、気持ちの良い尾根道を行き、特に変わり映えのしない泰光寺山を越え、道標がやたら多い三つ沢峠に着く。草戸山方面に道を採り、しばらく行くと、意外なことに、峰の薬師方面に行く舗装道に出くわす。その先に、城山湖が木々の間から見える立派な休憩所がある。さらに20分ほどで、これまた立派な展望台や多数のベンチがある草戸山に着く。残念なことに、展望台に登っても、木々が多く、あまり眺望は無い。おまけに松見平休憩所などと、草戸山とは何の関係もない変な名前がついている。
草戸山から、草戸峠を越え、何度もアップダウンを繰り返し、樹林の中を行く。高尾山口への道を分け進んでゆくと、右手に高尾霊園があり、木々が広範囲に伐採してあるため、東京方面の眺めが良い尾根道に出る。遥か、新宿や池袋の高層ビルが、夕陽を受けて輝いている。都心は天気が良かったのだろうか。
そこから、さらに何回かアップダウンを繰り返し、高尾の下山口にでる。やや暗くなりかけていたので、ほっとする。あとは、広い舗装道を下る方向に採って行くと、京王線の高架と中央線の踏切が見えて来る。その手前で線路に沿って曲がり、暫らく行った先が高尾駅だった。運よく、特別快速に乗る事が出来た。
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