初沢歩きに興じていた@室久保川西棚沢



- GPS
- 03:55
- 距離
- 7.4km
- 登り
- 457m
- 下り
- 445m
コースタイム
- 山行
- 3:00
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 3:55
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
西棚沢は流心から逸れて赤黒くなった岩以外は、ほとんど足を滑らせるようなことはありません。また、濡れたくなければ脇に歩けるスペースがあるところがほとんどで、安全に沢歩きできる沢です。もし最上流部に行くとしたら、結構奥まで流れが続きますが、最後まで行くと詰めが大変になります。水涸れ一歩手前の辺りで左の尾根に乗って雑木ノ頭に出るのが得策ですが、林道を横切った後は沢自体もうこれと言って面白い棚はほとんどありませんので、ちょっと消化不良になるかも知れません。 |
写真
感想
13日の日曜日は嫁が沢を歩いてみたいと前から言っていたので、ハイパーVとネオプレーンソックスを用意しておいて、初心者にはもってこいの道志・室久保川西棚沢に行ってきました。とても簡単に歩ける癒し系の沢で、滑棚が結構たくさん出てきます。
いつもよりも大分遅い朝7時半に自宅を出て、道志の湯の先にある「的様」に到着したのが9時半。準備を整えてから的様の滝に下って、一旦室久保川に下りてからちょっとだけ下流に進んで、西棚沢の出合いでV字に左折して遡上しますが、この沢には滝と呼べるような立派なものはなく、せいぜい3mほどの棚が2つある程度です。
軽い沢下りで嫁さんにハイパーVの滑り具合を確認しながら慎重に歩くよう伝えましたが、何だかすぐに慣れて沢の水のひんやり感がとても気持ち良いようで、すいすい歩いていました。
すぐに西棚沢出合に至り、鋭角に左折して遡上開始。ここはナメが多くて、大きい棚はほとんどなく、2m程度のものが2つ、3m程度のものが1つあるだけです。ですから、沢登りと言うよりウォーターウォーキングになりますが、前述のちょっとした棚の流心を登れば、シャワークライミングの欠片を味わうことはできます。かえって水の流れがない湿った脇を登るより、流心を進んだ方が岩の上のヌメリ苔が流されていてグリップしてくれます。嫁さんももちろん流れの中を登っていましたが、見ていて危なっかしいところは皆無でした。
沢は全体の半分ほどで越路林道に交差する地点に出ると、そこに東屋があって休憩するにはとても便利ですが、そこまで1時間ほどで到着しちゃいますから、普通なら昼食時間にはなりません。でも、今回は10時近くに出発してゆっくり遡行しましたので、ここで丁度良い時間になってお昼を食べておきました。ただし、越路林道は首都圏からほど近い希少なダートの林道ですので、とにかくオフロードバイクが多かったです。ジムニーも来ています。そのうちの一組4人組が東屋に後から到着して、同じく昼食を取っていましたが、ちょっと排気ガス臭かったです。
昼食後はもう少しだけ先に進んで、ほどなくUターンしました。と言うのも、前にここを先まで進んで雑木ノ頭に詰めましたが、沢そのものはただのゴーロ歩きになって、水量は減って面白味はあまりなかったからです。奥まで行くと詰めが大変になり、初心者にはそちらの方が危険ですから、林道に戻ってからそのまま越路林道→室久保林道とつないで的様に戻りました。
途中、西棚沢の左俣を横切るところがありますが、バイクの一組はその左俣の方に入って行ってしまい、自分もオフロードバイク乗りでしたが、ちょっとあれはないんじゃないかなと憤慨しちゃいました。平坦なナメの区間が多いからこそとは言え、もしコケたらガソリンや油が沢に漏れ出ないとも限りません。絶対にやめてもらいたいですね。
それはともかく、1時半には的様に戻ってきましたが、爽やかな沢の中を歩いて嫁もとても楽しいと喜んでいました。次はもうちょっとだけ大変な山伏沢あたりに連れて行こうかな(^∇^)v
コメント
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Topさん、こんにちは
奥様沢デビュー♪オメデトウございます
癒しの沢、さぞや大満足
ご夫婦で沢歩き
tantan、羨ましいですなあ
山伏沢、喜ばれること請け合い
レコ楽しみにしております
ではまた
tantanさん、ありがとうございます。
はい、癒しの沢歩きに嫁も大満足でした。
ハイパーVのグリップ力に感心しきりだった彼女ですが、慣れたらガンガン進んで行くので、よほど信頼していたんでしょう。
山伏沢はさすがにまだ彼女に下降でさせるには危険なので、山伏歩道で尾根を下降してから登りで使うことになりますね。
Topgabacho さん、こんばんは!
素敵な奥様との山旅が出来ていいなぁ
それも沢登りなんですもの
やっぱりバリエーションの山旅を
何度も経験しているからですね
ハイパーVソールは
私も去年買いましたけど
表側は安っぽい。。。
でも裏のラバーはばっちり
tantanさんと初トライした米子沢(新潟:巻機山)に行った時に!
地元の沢登りのハイカーさん一行も
履いていました
危険を伴う沢登りなので
靴の選択は重要ですね
素敵なレコに
murmurさん、コメントありがとうございます!
ハイパーVはちょっとした沢登りなら本当に何も問題なく歩けますんで重宝しています。
まぁ、自分は2級の沢にはまずいかないと言うか、いつも首から下げているフィルムカメラが濡れるようなところは無理なので、専用の高価な沢靴はいらないんですけどね。
癒しのナメ床が多い沢で、詰めもそれほど危険じゃないところなら嫁も大丈夫でしょうから、世附の土沢周辺や山伏沢辺りに連れて行きたいです。
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