ニセイカウシュッペ山(飴6個でアンギラス手前迄)


- GPS
- 05:56
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 926m
- 下り
- 912m
コースタイム
- 山行
- 5:37
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 5:52
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・すぐにダート路となるが曲がり角(確か2か所)には登山口への標識が完備されており、以前常時閉鎖で林道事務所から暗礁番号を聞いておかねばならなかったゲートもピンを抜けば手で開閉可能。 ・ダート路は約13km。普通車でも慎重に行けば問題ないが、流水のワダチが深いところがあるので、タイヤ、特に前2輪の位置を深いところにはめないよう慎重に行く必要がある。40km/hノーブレーキで突っ込むと亀の子になる程ではないがガツンと擦るので要注意。昨日の夕張岳林道ほど水たまりはなく、一部ぬめってスタックを気にした一瞬はヒヤッとしました。 ・駐車場は10台分のスペース割りが細いロープで為されている。 ・(個人的感想)昔ラリーをやっていたので、タイヤが落ちる瞬間にアクセル踏んだり、わざと穴の方へクイックハンドル切ったり、要は荷重を抜いてストロークを増やすなど、レンタカーをいいことに少し楽しんでみたのはここだけの秘密です(笑)。北海道のダートは整備されてるのでFF車でも少しドリフトしたりも。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
山頂まで緩斜面が続き、きれいに整備されているため非常に歩きやすい。 皆さんが書かれている通りですが、以下特記事項のみ列記します。 飴6個の詳細は感想欄を参照ください(苦笑)。 <⇒山頂まで> ・最初、粘土質の水溜まりが数か所あるが足場を見極めれば大丈夫。 ・見晴らし台まではゆったりした緩斜面。見晴らし台は以前は木製の展望台があったようだが撤去されたのか気づかなかった。 ・後半、特に大鑓の左をトラバースする区間は若干細い岩場もあるが足場はしっかりしており握るとこ多数のため慎重に行けば全く問題ない。 ・大鑓を超えるとトンガリ山とアンギラス(軍艦山)が左手に見えるが、山頂は更に左のこんもり山。 ・アンギラスへの分岐はこのトンガリ山とこんもり山の鞍部にある。 ・ニセイカウシュッペの山頂標識がある丘の東側が少し高い(約4m) <⇒アンギラス> ・アンギラスへは鞍部から少し高巻きトラバースするので結構登る。 ・ハイ松区間は短いので多少の面倒は我慢すること(笑) ・アンギラス鞍部からはハイ松等で更にスローになる。 ・頂上直下は結構な岩場急登。一つ目はクリアしたが2つ目は風もありふらつくので勇退した。 ・鞍部まで松漕ぎのあと高巻きを登って、下山はあっという間に感じた。 |
その他周辺情報 | 下山後、協和温泉の日帰りを利用。500円。ここは昨年に天塩岳登山後に寄ってから気に入ったので再訪しました。 https://kyouwaonsen.com/ 食事も結構な人気で沢山集まっていました。(私は時間なく残念) |
写真
感想
北海道遠征の夕張岳の翌日はこちらにおじゃましました。
雨予報が直前に好転し雨は一滴も降らず、終始薄曇り。
月曜の朝5時半なので1番乗りでスタート。
笛を吹きながら進みます。
見晴らし台までは緩斜面で幅も広く歩きやすい。
後半は大鑓のトラバース路で一部短い岩場や細い箇所もありますが、慎重に行けば問題ないです。
ただ、ここで大問題が発覚。
食料を全て車に置いてきてしまった。が〜ん!!
あれこれ準備しているうちに置き忘れたようです・・・。
手持ちは飴玉6個だけ。撤退も考えましたが、とりあえず飴3個食って山頂まで行くことに(泣)。水分は沢山あります。
皮下脂肪は潤沢にあるのですが、脂肪を燃焼させるにはカロリーを少しくべてやらねば燃えない。ゆっくり燃費運転することにします。
大鑓の左をトラバースし鞍部に出ると、左のトンガリ山へルートは向かっています(ように見えた)。アンギラスも凶悪な容姿を右手に見せています。
しかしホントの山頂は「トンガリ山」の更に左の「こんもり山」でした。
終始緩斜面なトラバース路を行くと標識のある山頂。
周囲は360度の絶景。
最高点は山頂標識のある丘の東側の丘(4m高い)のようなのでついでに行ってみます。
大雪山系から2014年に縦走したトムラウシ、十勝岳?も見えています。懐かしい・・・。
さて鞍部まで下ってアンギラスへと向かいます。
最初ハイ松が煩いですが、短いです。トラバースながら結構登りますね。飴3個の燃費歩きにはきついところ(笑)。
笹の原を下るとアンギラスへの鞍部。
ここからルートは少し藪漕ぎちっくになります。
足元ははっきりしているから迷うことは無いでしょう。
途中小さな岩場や藪漕ぎが続くのでスピードアップはできません。
山頂直下。
岩を3点支持でよじ登ると、少し長い岩登り。
ここでまた問題。
スタートから飴3つと水だけなので、流石にふらついて集中力が落ちてきました。
おまけに風も強い。
ここは無理する場面じゃないな。
急な岩場を途中まで登ってはみたもののクライムダウンしました。
ホールドやスタンスはあるのですが、登ったらふらついて降りてこれなくなる気がしたので勇退です。
振り返って記念の景色を目に焼き付けます。
ニセイカウシュッペの山頂、大雪などなど。
今回の北海道遠征で一番の天候にも恵まれ、思い出深い景色になりました。
さて戻りましょう。
残りの飴3個は鞍部で下りのエネチャージに置いておきます。
鞍部へは結構登り返してトラバース。
そこで本日最初の登山者と遭遇。地元の50代?のご夫婦でした。
男性はアンギラスは若いころスキー担いで登られたそうです、凄いですね。
事情を話すと昆布飴を一握り遠慮する私に渡してくれました。
自身の3個とあわせエネチャージ!体力回復し大感謝です。
札幌から来られた単独女性も結構早い。前後したので見晴らし台辺りで少し立ち話。
大阪から北海道にこられ山にはまっているとのこと。山無し県の千葉県人としては羨ましいですね。(正確には400m以下の山は沢山あります)
あとは緩斜面を快調に下ります。駐車場に昼前に到着。
いや〜、飴だけでも燃費歩きすれば結構歩けるものですね!っていうか、
いや昆布飴のお陰様様だな!大変ありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます!
ニセイカウシュッペは、山頂までののんびり緩斜面歩きと、アンギラス往復の緊張感で落差のある楽しみができました。いい山ですね、さすが300名山と思いました。
下山後、去年気に入った協和温泉で汗を流して旭川空港へ向かいました。
コメント
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ShuMaeさん、おはようございます。
北海道遠征、いいですね。山の名前からやっぱりってかんじ。
大雪の近くなんですね。やっぱ北海道はでっかい。
大雪近辺はこれまで3回、全部トムラウシに下山したんですが、まだまだ良い所あります。よく忘れ物してあとでビビることよくあります。水を忘れて、カラカラで帰ってきたりとか。🍬アメ6個で無事下山よかったです。北海道リス君も捕獲おめでとうございます。本物のリス君もよく会えるんですよねぇ。
kuboyanさん、コメントありがとうございます
北海道はでっかいど〜、なんですが初めて行った時ほどは感じなくなっちゃってるかもしれません。
でも農場や花農園の広さには感動。ってことはでっかいど〜
なんですね
今回は食い物忘れて、(ノ∀`)アチャー
水忘れて(ノ∀`)アチャーも勿論あります。
できれば(ノ∀`)アチャーなしで、と思いますが、飴6個+昆布飴5,6個で行けるとは自分も省エネ歩き域に達したのかと感動します。
ものほんリス君は残念ながら今回は出会えなかったです
北海道遠征!
お仕事もこなされて(リス君捕獲)
やはり雄大な風景で優しそうなお山や厳しそうなお山まで隣り合わせが凄い。
私もご飯を車に忘れた事があります。
しかもハンガーノックになった事もあるので焦りました。(ほんとに動けない!おやつで回復しました)
飴はエネルギーになりやすいので助かりましたね。途中の昆布飴もありがたいですね。
帰りのチャーシュー麺は沁みましたね。
お疲れ様でした!
あんどうのうえんさん、コメントありがとうございます。
食い物忘れたり、飲み物忘れたりしたことは私も当然ありますね。
そのたびに、あ〜自分もやばい歳になってきたのかな、と反省と実感込めて感じるので、最近はホントヤバいです。
でも燃費運転すればこれくらい行けるんだ〜!
ってのはある意味発見でした。
これまではハンガーノックを意識しすぎて吸いすぎな感も自身ありましたから(笑)。
昆布飴、ありがたかったですね。
チャーシュー麺は染み入りました(笑)
ShuMaeさん こんにちは!
「弁当忘れても傘忘れるな」
とは下界のにわか雨が多い町の言い伝えなんですよね、
車に食料品忘れるなんて、痛恨の極みでしたね。。。
昆布飴ひとつかみ、嬉しい話です
私はザックにいつも余る程パンやお菓子を詰めていて、今後は少し減らそうと思っていたのですが、ShuMaeさんのような人に会った時のために、やっぱり減らせなくなってしまったじゃありませんか(笑)!
登山口までのダート道、笑ってしまいました。
『私の華麗なるドライビングテクニックなら問題ありませんが普通の運転の方はムリです』
と書き直した方がよろしいのでは?!
おつかれさまでした、
見た事がないような奇岩、
お天気で良かったです♪
miketamaさん、コメントありがとうございます
いや〜、休憩時にザックの中見ても、ドリンクばかりで食い物が無くて、あれ?!
でした。まじで撤退も考えましたが、とりあえず登り飴3個、下り飴3個でトライしましたよ
結果、昆布飴一握り(多分5,6個)の差し入れに大感謝なのですが、意外と歩けたことにびっくり
車部はちょっとやりすぎでしたか。
少しマイルドな表現にかえときます。
ってあまり変わってない?(笑)
大自然な山域はさすが北海道はでっかいどう〜、だなと思いました
水筒忘れよりまだマシですけどね(笑)
良く体力が持ちましたね。
皮下脂肪は直ぐにエネルギーにならないので役にたちません。
ともあれ、ご登頂おめでとう。
PS 一瞬、カムエクかとおもいました。カムエクが未だならご一緒したい山です。
momohiro先輩、この4連休は山続きでレス遅れ失礼しました。
はい、水忘れたら即下山でしたが、食い物だったので、ザック探したら飴が6個あったので折角だし行けるところまで行こうと思いました
ゆっくり歩いたのでまさに皮下脂肪を飴で燃やしてた感じと思います。
ただ、アンギラスはふらついてきたので無理せず撤退しました
カムエクは未踏ですよ。厳しい山ですが先輩とご一緒なら安心ですね、是非その方向で検討ください
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