寄（やどろぎ）からユーシン渓谷往復

2020年09月14日(月) [日帰り]

• GPS: 05:34
• 距離: 16.7km
• 登り: 1,565m
• 下り: 1,568m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:02
• 休憩: 0:30
• 合計: 5:32

9:14 寄大橋
9:21 9:21 水源の森・公衆トイレ
9:30 9:30 後沢出合
9:35 9:35 宇津茂林道終点(=登山口)
10:22 10:26 釜場ノ平
10:31 10:37 寄コシバ沢
11:01 11:07 雨山峠
11:34 11:35 雨山橋
11:57 11:57 雨山橋
12:03 12:04 ユーシンロッジ分岐ゲート
12:09 12:11 ユーシンロッジ
12:13 12:14 ユーシンロッジ分岐ゲート
12:19 12:19 雨山橋
12:54 12:59 雨山峠
13:17 13:18 雨山
13:34 13:36 雨山峠
13:58 13:58 寄コシバ沢
14:01 14:02 釜場ノ平
14:32 14:32 宇津茂林道終点(=登山口)
14:39 14:39 水源の森・公衆トイレ
14:46 ゴール地点

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

簡単なルートではありませんが、案内標識や目印はこまめに設置されています。とはいえ、初級者向きではなく、ある程度の経験者向きでしょう。

写真

9/14 9:12

寄大橋の西側にある駐車場に午前9時過ぎに到着しましたが、先客は無し。この時点で「先行者はたぶんいない」＝「静かな山行」という予感がしました。

9/14 9:22

寄大橋東側の車止めゲートのすぐ先の小屋には、登山届とペンが用意されています。その少し先にあるトイレです。今回のルートではこの先にトイレはありません。

9/14 9:26

車止めゲートの先にある「通行止め」。神奈川県のウェブサイトでは、ここから雨山橋（ユーシン渓谷）までのルートは「通行できません」となっていました。

9/14 9:27

林道は崩壊していますが、橋が架けられているので通行に支障はありません。

9/14 9:28

その先でも斜面崩壊していますが、通行スペースは確保されています。

9/14 9:37

画像では小さいですがよく目立つ黄色い案内板がポイントに設置されています。これに従って進めば間違いはないのですが、それでも分かりにくい地点もあります。

9/14 9:44

かなり丁寧に黄色い標識があります。渡渉を繰り返しながら進みます。

9/14 9:44

夜間に降雨があったものの、水量はそれほど多くはなかったのですが、渡渉時は「どこを渡るんだ？」という箇所がいくつかありました。

9/14 9:48

渡渉する場所には案内板があります。

9/14 10:20

足場の悪いところにはクサリが設置されていますが、固定している金具が抜けています。通行止めなので仕方ないのですが。

9/14 10:24

釜場平に到着です。ただ、このあたりはヤマビルの楽園のようで、このテーブルは座るためではなく、この上に乗って休むように設置されているそうです。

9/14 10:39

真ん中あたりにいるのがヤマビルです。釜場平周辺にはとても多いようです。釜場平からしばらく進んだところで足元を見ると、3匹ほど靴に貼り付いていて、1匹は靴下に到達していました。引きはがそうとしても強力に貼り付いていてなかなか剥がせませんが、塩をかけるとすぐに悶えるようにくねくねして落ちていきます。

9/14 10:58

雨山峠に近くなると登山道はなくなり、沢を登ります。水量が多いとやっかいでしょう。

9/14 10:58

沢の中にもある案内表示は宙づりです。

9/14 11:04

雨山峠に到着です。向かって右は鍋割山へ。左は雨山・檜岳方面。ユーシン渓谷は直進です。どのルートも簡単ではありません。

9/14 11:10

ユーシン渓谷に向けて、渓流に沿って進みます。

9/14 11:23

この沢沿いのルートは簡単ではありませんが、渓流のせせらぎを聞きながら歩ける気持ちの良い道です。小振りですが綺麗な滝もあります。

9/14 11:30

登山道は崩れて痩せている箇所が多くあります。完全に崩れている箇所も多く、沢に降りて歩きます。

9/14 11:34

ユーシン渓谷に到着です。

9/14 11:35

林道に降りて、すぐ左にある雨山橋です。車の通行は無く、人の通行もほとんど無いので荒れてきています。

9/14 11:37

雨山橋から丹沢湖方面に少し進んだところで玄倉川の河原に降りました。誰もいない河原で昼食です。

9/14 11:42

堰堤の下には美しい青緑色の流れが見えます。

9/14 11:58

雨山橋に戻り、そこからユーシンロッジに向けて進むとすぐに林道崩壊箇所がありますが、下に降りて簡単に進めます。

9/14 12:04

林道を外れて、ユーシンロッジに向かう橋を渡ります。ここも荒れています。

9/14 12:04

橋の上からみるユーシン渓谷。白い岩の間を清流が流れています。

9/14 12:06

ユーシンロッジです。2007年に休止して、その後は一部を避難小屋として開放していますが、県WEBサイトによると昨年の1月から停電状態になっていて、再開の見通しは未定とのことです。

9/14 12:08

食堂（なのかな？）の外から撮影。造花がきれいに飾られています。現在ここには入れません。

9/14 12:08

同じく食堂の外から。カレンダーはなぜか2017年のもの。

9/14 12:10

建物の右側から回り込んだところにある避難スペース。今も使えるようですが、電気は通っていません。

9/14 12:19

雨山橋まで戻って看板を撮影。丹沢湖へのルートは2年後まで歩行も含めて全面通行止めとのこと。

9/14 12:34

雨山橋からしばらく進んだところにある枯れ沢。ルートはこの左側にあるのですが、実は9年前に、なぜかこの枯れ沢を真直ぐ進んでしまい、ルートロストして一晩山中を彷徨いました。5年前には、この枯れ沢を横切っていく熊を遠目に見ました。

9/14 12:52

雨山峠まで戻りました。テーブルの横にある注意看板です。ここから雨山に登り、またここに戻ります。

9/14 13:00

雨山へのルートも登山者が少ないためか、不明瞭な箇所があります。

9/14 13:18

雨山に到着です。晴れていれば木々の間から展望が開けているようですが、霞んでいて何も見えません。

9/14 13:35

雨山峠まで戻り、沢を下って下山します。帰りの釜場平を過ぎたあたりでもヤマビルが1匹、靴に貼り付いていました。

9/14 14:47

寄大橋の横の駐車場に到着です。他に2台停まっていた車は、山の仕事関係の方々のでした。予感したとおり、山行中は誰にも会うことなく、本当の単独行でした。

撮影機器：

AQUOS sense SHV40 au シャープ

感想

kmkw2715

今回の山行中は人の姿を一度も見ること無く、山は貸切状態でした。登山口から雨山峠までは案内や目印が多くありますが、時々悩ましい箇所が出てきます。登山道も崩れて痩せている箇所が多く、ヤマビルも靴を這い上がってきました。高度差もそれほどなく、ユーシンまでは渓流沿いの気持ちのいいルートですが、全体としてはある程度の経験者向きだと思います。