二の舞はご免だ 山梨百 倉岳山
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.7km
- 登り
- 546m
- 下り
- 767m
天候 | 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路 梁川駅 |
写真
感想
今日は迷った。朝から東京は雨が降っている。こんな山行のどこが楽しいのか、と悩み、迷ったのだ。途中で引き返すかもしれないからと伝えて。出発した。上野原駅でバス待ちしているときは、既に迷いはない、鈍色の雲が天を覆う。高畑山へのルートを変更し、梁川駅に出ることにした。浜沢BSからのルートは3回目になる。登山道はしっかりと踏み込みがあった。ともかくも立野峠へと登る。今日も人がいない、前にも後ろにも、そりゃこの天気だし、ましてや平日なのだ。ようやく立野峠に着いた。何事もなく。あと30分、山頂直下は急登だ。似せピークを乗り越えながら山頂に歩を進める。この先が急坂なんだ、確かに天に突き刺すように山がそこにある。思った、ここを下るのか、と 。ゆっくりと確実に前に進み、前回と同様のコースタイムで山頂に立った。同じくして高畑の方から2人組の男性が到着した。聞くところ、鳥沢駅から入ったが、登山道を外してしまい、沢沿いをずっと辿ったと、沢沿いは危険だ。私なら一発でアウトである。下山路は一緒だった。先に下った2人組は立野峠で休んでいた。お先にと私。しかし、どうも変だ2人組の気配を感じない。迷い道で疲労したのだろうかと、案じた。梁川駅への下りは初めてだった。途中沢を数回渡渉する。勘違いはよく沢で起こる。足元を見つめ、先を見遣る。果たして本当に下山路かと疑心暗鬼になる。しかも、なかなか舗装道に出ない。心配事は杞憂であった。時間はかかったが明るくなった登山道はやがて舗装道につながった。やれやれだ。低山の迷い道は致命的であることは何度も経験した。だからこそ二の舞を演じるわけにはいかない。里からは青空が見えてきた。秋の空を眺め、山行を終えた。
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