硫黄岳・根石岳（天狗岳撤退）

2012年12月31日(月) 〜 2013年01月01日(火)

• GPS: 08:50
• 距離: 13.7km
• 登り: 1,361m
• 下り: 1,361m

コースタイム

（1日目）
12:00夏沢鉱泉-13:00オーレン小屋-13:30夏沢峠-14:30硫黄岳
-15:00夏沢峠-15:20オーレン小屋-16:00夏沢鉱泉
（2日目）
7:00夏沢鉱泉-8:00オーレン小屋-9:00箕冠山-9:20根石岳-10:00天狗岳途中撤退
-10:30箕冠山-11:10オーレン小屋-11:50夏沢鉱泉

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

唐沢・夏沢鉱泉分岐駐車場（約10台）：夏沢鉱泉宿泊客はここから標高2060mの夏沢鉱泉まで送り迎えがあります。
（JR茅野駅までの送迎もあります。）

コース状況／危険箇所等

（夏沢鉱泉−夏沢峠）（夏沢鉱泉−箕冠山）：
登山客も多く、この区間は雪道が踏みならされていてしっかりとしたコースができているので迷うことはないと思います。樹林に覆われていて風もほとんどないです。

（夏沢峠−硫黄岳）（箕冠山−根石岳−天狗岳）：
稜線に出るため、かなりの風があり、身体を支えるのに必死になります。風の強さや足場の状況もあり滑落しそうな場所が何ヶ所かあるので注意する必要があります。また、完全防備でないと凍傷の危険もあります。コースに赤い杭や木の目印がありますが、分かりにくい個所があったり、ホワイトアウトに近い状態になることもあるのでルートに迷う危険もあります。登山客が比較的多いのでそこは少し安心ですが。

写真

12/31 10:40

普通の車ではキツイので雪上車に乗り換えです。
雪上車はすごい揺れてワイルドだぜぇ〜。

12/31 11:59

沢って感じですね。

12/31 13:00

ヒュッテ夏沢。冬季休業中。

12/31 13:01

12/31 13:01

夏沢峠。硫黄岳に向かいます。

12/31 13:10

12/31 13:43

硫黄岳山頂まじか。

12/31 13:43

硫黄岳は強風で視界も最悪の状態でした。雪も風で飛ばされて岩が見えます。

12/31 14:13

標識も凍結。

12/31 14:14

硫黄岳頂上。強風で写真を撮るのも必死。

12/31 14:48

12/31 14:48

12/31 14:57

夏沢峠。

12/31 14:57

山びこ荘。

12/31 15:13

オーレン小屋の分岐点。

12/31 15:13

オーレン小屋。こちらも冬季休業中。

12/31 15:27

沢はゆるい感じでいいですね。

12/31 15:30

12/31 15:37

夏沢鉱泉。もちろん温泉に入れます。

12/31 15:38

八ヶ岳案内図。

1/1 8:16

1/1 8:57

箕冠山の分岐点にて。八ヶ岳案内図。

1/1 8:57

根石岳、天狗岳に向かいます。この先稜線に出ます。ゆるい樹林地帯から世界がガラリと変わります。

1/1 9:24

根石岳山頂。ここも強風で写真を撮るのもやっと。標識がエビの尾状態。視界も最悪。

1/1 10:59

風情のある景色ですね。

1/1 11:00

オーレン小屋。

1/1 11:23

1/1 11:28

1/1 11:35

夏沢鉱泉からの景色。

1/1 16:17

帰宅途中での一枚。富士山は雲ひとつない晴天ですね。これなら登頂可能？

撮影機器：

IXY DIGITAL 25 IS CANON

感想

tommy-boy

年末年始休みがとれたので夏沢鉱泉で年越しです。忘年会も開かれて
楽しく過ごすことができました。
夕食では猪鍋が出てきて、年越しそばも食べることができて満足。
（写真を撮り忘れたのは失敗。）
温泉もあるのでホントありがたいですね。帰りの日も登山後に温泉に入れて
疲れを取ることができるのでいいです。

登山の方は、稜線を出るまでは樹林に囲まれていて風もなく快適な登山を
楽しむことができます。登山客も多く、踏み込まれた登山道になってます。
一転、森林限界を超え稜線に出ると20〜30mもある風が吹いていて言うならば
登山するのに覚悟がいりますね。もちろんバラクラバとか完全防備でないと
厳しいですね。しっかり装備をしてないと凍傷の危険性もあります。強風に
視界も悪いので滑落やルートを見失う恐れもあるので慎重さが必要です。
1日目はなんとか強風の中、硫黄岳に登頂しましたが、2日目の天狗岳は
相変わらずの強風や帰りの時間もあったので安全を優先して途中撤退しました。
まあ自分の技量を考えたら正しい判断だったと思います。雪山で遭難するって
いうもの分かりました。