大博多山・伝上山 奥会津の山巡り一日目

2020年09月16日(水) [日帰り]

• GPS: 05:56
• 距離: 13.6km
• 登り: 1,267m
• 下り: 1,256m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:51
• 休憩: 0:47
• 合計: 6:38

6:11 林道分岐
6:38 6:40 大博多山登山口
7:20 7:21 尾根上
7:56 7:58 大博多山前衛峰
8:08 8:29 大博多山
8:35 8:36 大博多山前衛峰
9:04 9:07 尾根上
9:42 9:42 大博多山登山口
10:07 10:07 林道分岐
10:47 10:47 宮床湿原入口
11:05 11:05 宮床湿原
11:50 12:07 伝上山
12:49 宮床湿原入口

大博多山登山開始地点と宮床湿原入口の間は車移動の為、実際の歩行時間は5時間58分

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

【大博多山】
道の駅きらら289を西進
トンネルを抜けてすぐの信号を左折し
国道401号線に入り、約4.3km先を右折
橋を渡り県道351号線に入り南下
約0.5km先を右折し青柳林道に入り
青柳林道終点付近の道路余地に駐車
【伝上山】
国道401号線に戻り国道289号線を経て北上
約4km先で右折し、宮床湿原の標識に従って道なりに走行
湿原入口に数台の駐車スペースがあります

コース状況／危険箇所等

【大博多山】
尾根上迄急坂で、ロープに多いに助けられます
濡れた土、木の根が滑りやすく、滑落注意
尾根上も急坂箇所あり、
北側切れ落ちている痩せ尾根には足元注意です
【伝上山】
宮床湿原までは遊歩道がありますが、
湿原を過ぎ、伝上山に向かう登山道は笹薮になりつつあり、
ゲレンデに突き当たると、次は薄の藪漕ぎになりました
藪漕ぎの好きでない方にはお薦めできません
宮床湿原を周回し、車に戻り
スキー場の疫病退散の鐘から（駐車スペースあり）
ゲレンデ往復した方が良いでしょう

その他周辺情報

「道の駅きらら289」は温泉つき(^.^)
http://www.kirara289.jp/category/information/
しかも南郷町がトマトの産地だからか、
レストランのトマトチーズラーメンはパスタの味わい♪
温泉とラーメン、癖になるかも(^^ゞ

写真

9/16 6:10

林道分岐

9/16 6:11

右に大博多山登山口の標柱あり、道路余地に駐車し、歩行開始

9/16 6:21

ほぼ平坦道
車も通行している様子ですが、すれ違いが大変そうな細道。登山口迄30分弱かかりましたが、対向車の不安なく行ける方が安心です(^^;

9/16 6:21

ツリフネソウ

9/16 6:28

ひょっとして野生化したホップ（ビールの原料）では？栽培していたんでしょうか？

9/16 6:38

林道終点
広く駐車スペースがありました(*_*)ここまで車で入れば一時間近く歩行時間は短縮できるでしょう！

9/16 6:39

登山ポストあり

9/16 6:42

終点から直進するとすぐに標識あり、ここからやにわに急登(*_*)

9/16 6:51

ロープ出現
有難く使わせて頂きます

9/16 7:02

写真ではお分かりいただけない急坂！博士山、志津倉山に登山後、ずっと忘れ物をしたように感じていた大博多山も凄い急坂の山だったのです(*_*)

9/16 7:08

降った雨で地面が濡れ、滑りやすいですし、ともかくロープに次ぐロープを頼り、身体を引っ張り上げます。後日腕の筋肉痛にご用心！

9/16 7:17

時折見上げるブナ林に励まされ、大汗をかきながら登るうち、尾根に近づいたよう

9/16 7:20

ようやく緩みました
約40分の物凄い急登でした(*_*)

9/16 7:22

標識発見
緩やかな尾根を期待しましたが、そんなに甘いものではありません。東北の山にはそんな山が結構あるのを少し思い出しました(^^;

9/16 7:22

ブナの幹の美しさに見とれます

9/16 7:24

彼方の端正な形の山は？

9/16 7:26

見えている山がさっぱり分からず、残念(/_;)

9/16 7:56

この辺りも急坂

9/16 7:57

平坦地に出ました。この辺りが大博多山前衛峰？

9/16 8:06

遥かに山並みが望めました。展望の山です！

9/16 8:09

わあおっ！一等三角点の山。ようやく登りたかった奥会津の山三つを踏破！宿題を終えた気がしてすっきり(^.^)

9/16 8:10

浅草岳?

9/16 8:12

見えている山並みが分らず残念です

9/16 8:12

こちらも、見えている山並みが分らず残念

9/16 8:26

見えている山並みが分らず残念です(:_;)でも大展望の山であるのは確か！

9/16 8:28

さようなら
ようやく叶った夢、嬉しさを胸に帰ります

9/16 8:52

快適な散歩道

9/16 9:01

北側の切れ落ちている箇所

9/16 9:04

急降下の始まり
下山も気は抜けません。ロープを頼りながらそろそろ降下！

9/16 9:42

登山口に無事帰還しました

9/16 10:05

林道分岐に到着
次に宮床湿原から伝上山に登ります

9/16 10:47

宮床湿原案内板
湿原から南郷スキー場が10分と表示されていますが、実際笹に覆われかけていました

9/16 10:47

遊歩道入口

9/16 10:56

この辺りは歩き易いです

9/16 10:57

湿原周辺の案内板

9/16 11:01

湿原の真ん中を通る木道に入ります

9/16 11:01

オヤマノリンドウ

9/16 11:01

ウメバチソウ

9/16 11:02

宮床湿原の案内板
湿原の真ん中を木道で通り抜けます

9/16 11:03

シダが枯れ、秋の様相

9/16 11:04

時折見える青空は夏の名残ですね

9/16 11:06

振り返った湿原

9/16 11:08

湿原の周りを廻る道に合流

9/16 11:09

さて、ここから南郷スキー場に向かう道が笹薮に覆われかけていました

9/16 11:10

まだ黒々と道跡が見えるので、歩けなくはないと思います

9/16 11:24

ゲレンデから宮床沢と伊南川

9/16 11:37

樹林帯に逃げ込み、登り始めたのですが笹薮が出現し、ゲレンデに戻り、仕方なく今度は薄の藪漕ぎ(/_;)

9/16 11:42

草刈りを終えた直後のゲレンデに合流(*_*)

9/16 11:42

先程の藪漕ぎに比べたら天国の散歩道

9/16 11:49

スキー場のリフト降車駅が見え、山頂は近いようです。三角点があるはず、と探してみましたが発見できず(:_;)

9/16 11:54

リフト降車場所で昼食
スキーヤーどころか誰もいないので、のんびり♪

9/16 12:06

遥かに浅草岳
下山開始

9/16 12:14

草刈りされた直後のゲレンデを快適に下れ、幸運でした

9/16 12:29

先刻、車で通った舗装道に出ました。展望台があるのかなと、よく見もせず通り過ぎたのですが…

9/16 12:30

疫病退散の鐘でした。新しく作られた物のよう！

9/16 12:30

早く平穏な世の中になりますように、と願いを込め、鐘を一つ鳴らしました

9/16 12:40

道端に湧水
冷たくて美味しい水。宮床湿原から湧き出でるみずでしょう。空のペットボトルに汲んで持ち帰れば良かったと後悔(:_;)

9/16 13:33

トマトチーズラーメン
ここでしか食べられないご当地ラーメンと思い、高清水自然園は姫小百合の咲く頃に来ようと急遽変更(^^;道の駅「きらら289」に戻り、美味しく頂きました。その後併設の山口温泉で湯ったり(^.^)

9/16 17:36

明日天気になあれ！

9/16 17:37

暮れ行く只見川
明日は、本名御神楽に登ります♪

感想

kyom4

博士山と志津倉山に連続して登ったのは2015年6月。
山の会に所属していた頃の懐かしい思い出、
賑やかに宿泊した宮下温泉の記憶も鮮やか！
山の名前に興味を惹かれ、もう一つ登りたかった大博多山は
当時、仕事の都合がつかなかったのか、行かれず仕舞いで、
思い出す度、今年こそはと決意しながら延び延びになり
今回は、同じく登り残していた本名御神楽と一緒に計画、
久々に奥会津の山をのんびり楽しみたいと思いました。

その第一日目を大博多山とし、記録を拝見していると
2018年に大博多山と天上山、高清水自然公園を巡っている
nomoshinさんの記録に、目が吸い寄せられ、
参考にさせて頂き、二座の山を楽しみました。
有難うございました。
最後の高清水自然公園は、トマトチーズラーメンに引き寄せられ
ヒメサユリの咲く頃に急遽変更してしまいましたが(^^;

記憶というのは実に不思議なもので、
すっかり忘れてしまっていた博士山、志津倉山の記憶が
少しずつ甦って来るのに我ながら驚くこともしばしば。
大博多山のいきなりの急登に面喰いながら、
あの二山もとんでもなく急登だったと不意に思い出しました。

大博多山の頂には、堂々たる一等三角点がありました。
博士山は一等三角点百名山だったのに、と思うと
不遇な山、と少し気の毒になりましたけれど、
自分の中で、勝手に奥会津三名山と決めつけておりますので
やっと念願が果たせ、大満足です(^.^)

出かけないと車の運転もいつの間にか億劫になり
一般道で4時間以上の行程に、不安は拭えません。
けれども、やはり登りたいという気持ちのある限り、
思い立った瞬間が最後のチャンスなのかもしれません。