立合川・幻大滝を拝みたかっただけ

2020年09月19日(土) [日帰り]

• GPS: 02:36
• 距離: 2.9km
• 登り: 543m
• 下り: 532m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:07
• 休憩: 0:30
• 合計: 2:37

12:23 立合川大橋
13:40 14:10 立合川大滝
15:00 立合川大橋

ものの1時間で幻大滝へクイックアクセス

天候

くもり〜はれ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

立合川大橋の西詰（？）に駐車

コース状況／危険箇所等

遊歩道は踏み跡明瞭
ルンゼは急降下
大滝までは距離は短いが泳ぎ必須

写真

9/19 12:18

大橋西の注射スペースにバイクを置いて……

9/19 12:22

左岸の遊歩道からスタートします。

9/19 12:27

いい道が続いています。

9/19 12:32

ここから降りて大滝までさかのぼる記録もありますが、今回はスルー

9/19 12:52

「界面の滝」の谷を過ぎて日の当たる小尾根を越えたあたりのルンゼから降下をはじめます。

9/19 12:55

正しいルンゼにはトラロープが1か所、地面に落ちたテープが1か所だけありました。このルンゼ以外だと絶壁に行き当たって詰むと思います

9/19 14:34

ルンゼを下ると右手に小尾根が見えてくるのでそちらに移り

9/19 13:14

最後はこの別のルンゼから立合川へ降り立ちました。懸垂下降でもしない限りこれ以外のルートはないと思います。

9/19 13:20

立合川に降り立った地点は青いプールが広がっていて、奥には昼なお暗い廊下

9/19 13:22

すぐ下には7m滝。これを越す自信がなかったのでこの滝の上に降りてこれる今回のルートを選びました。

9/19 13:26

廊下を抜け……

9/19 13:31

2段の銚子滝を泳いで左岸から巻き……

9/19 13:35

見えてきましたメインディッシュ。

9/19 13:34

立派な35m滝を

9/19 13:43

洞窟の中から拝む異様な光景。

9/19 13:46

まるで洞穴の中に落ちる滝のよう。

9/19 13:47

空を切り取ったかのような景色

9/19 13:51

滝が35mであることを考えれば左の洞窟の大きさも伝わるでしょうか。

9/19 13:57

こんな異様な絶景はそうそうないんじゃないか

9/19 13:58

9/19 13:59

洞窟の奥にも足がつかないくらいの深さがあります

9/19 14:04

名残惜しいですが帰るとします

9/19 14:10

この短い距離で泳ぎの密度が濃い

9/19 14:32

行きに下ったルンゼを登って脱出します。こんなとこにも炭焼き釜跡

9/19 14:41

急登を這い登って遊歩道へ

9/19 14:54

遊歩道、これあたりは高所恐怖症な人にはきつそう

9/21 12:32

立合川までへのルートはこんな感じかな。

感想

alpine3B

立合川自体はR169を通るときに何度も見ていたが、幻の大滝への到達はフリーソロの私では厳しそうだと思ってスルーしていた。はままつ滝と7m滝を越すのが難しそうだな〜っというのが理由。しかしよく見ると帰路に7m滝上のルンゼから登って帰りました！という記録がちらほら、このルートを下ればはままつ滝も7m滝もパスできるんじゃね？！という発想で今回のトライとなった。
沢○ビのGPS軌跡を見るに、小尾根を越してからのルンゼが正解ルートなようで、それらしいルンゼはまあすぐ見つかったもののいかんせん踏み跡もなく半信半疑だったが、実際降り始めてみるとロープやテープの残骸があり正解を確信。途中で右の小尾根へ移り、最後は別のルンゼに移って本流へ降り立った。その地点はまさしく7m滝の上、懸垂下降をしないならまさにここしかないという場所だった（上流も下流も壁が立ってる……）
そこからはちょいと泳いで巻いて大滝へはすぐ到達した。異様ながら唯一無二の絶景。映像では迫力が伝わらないのはいつものこと。

立合川自体はさらに奥へと合計8つのゴルジュを掛けて続くらしいが、到底今の私にはこんなものを辿るのは無理。いつの日かこれを最後まで詰められるような日は来るんだろうか……