【過去レコ】恵那山 黒井沢登山口から往復
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 1,115m
- 下り
- 1,101m
コースタイム
天候 | 晴れときどき雷 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2004年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 中津川温泉 クアリゾート湯舟沢で入浴 https://nakatsugawaonsen.com/ |
写真
感想
4時起床,4時半出発.21号・19号を西へ向かい,中津川市へ.19号から川上集落への道に入る.そこから黒井沢登山口への道は一部が舗装されていない悪路であった.この道で眠気も覚める.登山口にはテントを張っていた人や先客が10台ほどあった.さすが百名山,「岡山」「土浦」など県外ナンバーも数台.登山口にある避難小屋に登山届を提出し,出発.
最初は黒井沢の渓流に沿った林道歩きだ.営林署小屋までに3回ほど道を迷いそうになった.ルートをはずれて大きな石から滑り落ちもした.他の登山者もおらず,赤テープを頼りに何とか進んで行く.営林署小屋からはいたって単調な登りが続く.人の手が加えられていない原生林だ.
野熊ノ池小屋を経て1900メートルピークに至る.唯一展望を期待していた場所であったが,ガスがかかっていてほとんど何も見えない.ここから山頂までが一番苦しく,大汗をかいて必死に登った.喉がやたらに渇くが,後のことを考えると水を飲んでばかりもいられない.今回は1.5L持っていったが,もう0.5Lあったら楽だっただろう.石や木の根,倒木ばかりで実に歩きにくい道にてこずりながらも,ようやく山頂小屋へ.一休みしてから山頂へ行ったが,予想通りの展望の悪さにがっかり.三角点と山頂の標識の写真を撮り,恵那神社本宮にお参りして早々に山頂小屋に戻り,昼食.チョコレートがうまい!
往路を戻って下山.1900メートルピーク辺りで急に雷が鳴り出し,雲行きが怪しくなる.雷はかなり近く恐ろしい.大雨が降ったら,何度か渡ってきた沢を渡れなくなるのでは,という不安もよぎる.とにかく野熊ノ池小屋まで行こうと急いで下る.その途中で登ってきたおじさんと出会った.おじさんは少し上に小屋があると思っていたようだが,山頂小屋まではまだ1時間以上かかる場所だ.そのことを伝えると,あきらめて下山すると言うので,一緒に降りた.名古屋から来たそうだが,ここまで登っての下山はさぞ悔しいだろう.おじさんは随分のベテランさんらしく,色々と話をしてくれるのだが,何しろ早くて着いていくのが精一杯.途中からはまた右ももが痛くなってきたので,一緒に降りるのをあきらめた.その頃には雷も遠ざかり,雨の気配もなくなっていた.しかし,急いで降りたからだろう,また脚が痛くなったのには参った.最近は調子良かったのでもう大丈夫なのかと思っていたのに.営林署小屋でテーピングして何とか登山口に戻る.
登山口の辺りで会ったおばさんが,「途中に車のキーが落ちていたね」と言う.自分でなかったからまだ良かったものの,なくした人はさぞ困ったろう.あんなとこではJAFもなかなか来ないだろうし.ファスナー付きのズボンにして正解であった.
帰りにクアリゾート湯舟沢(中津川温泉)で疲れを癒す.プールなどもある所で夏休みの子供でいっぱいだった.風呂上りに体重を計ったら54.95kg!体重計がおかしいのではとも思ったが,それほど汗をかいたのだろう.
岐阜への帰り道に大雨が降り出す.何しろすごい雨と雷で坂祝町の辺りで停電(信号も真っ暗!)にも遭遇.この日は富山から父・母・妹が来たので,中華を食べに行って,アパートで4人で雑魚寝した.
※あの大雨で黒井沢林道は5日ほど通行止めになったらしい.天気予報は完璧じゃないし,どんな時でも天候悪化に対する備えが必要であることを改めて感じた日であった.
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