霊仙山
- GPS
- 05:58
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 863m
- 下り
- 861m
コースタイム
7:43 山小屋・かなや
7:55 二合目・汗拭峠
8:40 五合目・見晴台
9:19 七合目・お猿岩
9:35 八合目・お虎ヶ池
10:06 九合目・経塚山
10:42 霊仙山・最高点 (休憩80分)
12:13 霊仙山・頂上
13:26 榑ヶ畑登山口
天候 | 薄曇り時々晴れ ほぼ無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
榑ヶ畑登山口の林道は醒ヶ井養鱒場までは除雪してありました。 当日は何とか夏タイヤでも駐車場まで行けましたが、今後は厳しいと思います。 登山ポストは登山口のすぐ先にある東屋にあります。 有料トイレ(100円)は山小屋・かなやにありましたが、使用していないので使えるかどうかは未確認。 かなやの無人販売所は営業中です。 登山道の積雪状況 登山口から積雪(10〜30cm)があります。新雪でサラサラ状態の為、多少すべり易いですが 登山道全体の傾斜は緩やかで、気温も低く下山時でも雪はドロドロにならなかったのでアイゼンは使いませんでした。 経塚山辺りから積雪量が多くなり踏み抜くと膝上辺りまで埋まる事もありました。 |
写真
感想
初めとなる霊仙山。
いつも伊吹山を下山する際に正面に良く見えるので、ずっと気になっていた山。
前日に雪が程よく降ったそうなので、ここ最近消化不良気味だった雪山登山を期待して決行。
当日は積雪次第で醒ヶ井養鱒場に車を置かせてもらって出発する予定も考えていたけど
林道の路面は雪に覆われてはいるものの凍結はしていないようなのでそのまま駐車場まで乗り入れる事が出来た。
7時半ごろ登山届けを提出して出発。
トレースが1つついているけど既に下山されているようだ。たぶん前日のものだろう。
20分ほど歩くと山小屋かなや。無人販売所の飲料がキンキンに冷えている。
帰りに利用させてもらう事にしてそのまま進む。
かなやから先は上り坂。積雪量は10〜15cm程度で少々滑り易いが傾斜はそれほどキツくないのでアイゼンは使わず。
五合目から景観が得られるようになり七合目まで登ると霊仙山の山頂部が正面に見えるのでやる気が出る。
七合目からは直登が出来そうな感じだけど、広い雪原歩きの方が楽しそうな気がしたので経塚山経由で歩く事にした。
緩やかなアップダウンはあるものの新雪の雪原歩きは開放感があり、樹氷もたくさんあって目を楽しませてくれる。
ただ、天気があまりぱっとしないのでキラキラと輝くような樹氷は見えずちょっと残念。
経塚山まで登るとアルプス方面が見渡せるようになった。
雲が多くてくっきりとは見えないけど、アルプスが見えるとやはり嬉しい。
経塚山からはトレースが消えてしまったので適当に歩くが、さすがに山頂部は雪が多くてツボ足になってしまう。
なので、ここから先はスノーシューを装着。
少し歩くとまたトレースが出てきたけど、せっかくなのでトレースは辿らず適当に歩きたい所を行く。
スノーシューをまともに使ったのは久々だけどやっぱ楽しい。
正面のピークまで登りそこからは霊仙山の最高点へと進む。
登り始めて3時間ちょっとの10時42分に霊仙山・最高点に到着。
とても歩き易かったので所要時間の割にはほとんど疲れを感じなかった。
山頂は気温こそ低いもののほぼ無風であり陽が照れば立ち止まっていても少し暑く感じるほど過ごしやすい。
また、本日一番乗りだったようで他には誰もいないので、予定を変更してここで昼食休憩にする。
今日のメニューはビーフシチュー。レトルトではなく自分で作ってみた。
アクを取るのを忘れたり、少々具を入れすぎてしまい見た目はイマイチだったけど
自分で作れば自分好みの味に出来るのでおいしく出来上がった。
シチューを煮込んでいる間に周辺の雲が少しだけ晴れてきた。
伊吹山は勿論の事、御嶽山や北・中央アルプスがしっかり見え、南アルプスもなんとか見渡せる。
また薄いガスで見えにくかった鈴鹿方面も良く見えるようになった。
素晴らしい景観を楽しみながらの食事はやはり格別のものがある。
ただ霊仙山自体は薄曇りのままなので、ここが晴れていれば最高だったのだけどそれは次の機会に期待しよう。
休憩後は間の小ピークを1つ越えて霊仙山頂上へ。
特にやる事もないので写真を撮ってそのまま下山。
下山は七合目と八合目の間辺りへ向かって雪の多い所を直降り気味に下る。
20分ほどで七合目まで下り、そこからは往路で戻る。
山小屋かなやでコーラを購入し1時間ちょっとで下山。
今日は登山者が少ない(10人くらい)ようで下山時も雪は綺麗なままでとても歩き易く
最後まで靴やスパッツが泥で汚れる事がなく快適な登山となった。
下山後は踏み固められてガッチリ凍りついてる林道をおっかなびっくり運転しながら帰宅。
初となった霊仙登山。雪のコンディションが良かった事もありとても気に入ってしまった。
今回は天気だけが少々微妙だったので近い内にまた行きたいと思います。
次は積雪量も増えて長い林道歩きをする事になりそうだけど
その場合、今回出番の短かったスノーシューが存分に役立つと思うのでそれはそれで楽しそうだ。
ceptorさん こんばんは
「ここはお虎ヶ池ではありません 下丹生」の標識は昨年の11月21日に登った時には気が付きませんでした。
ヤブコギネットでも話題となっていました http://www.yabukogi.net/viewtopic.php?f=11&t=1126
「下丹生」は麓の集落名で、登山道の整備を個人で行われている西出商店は上丹生のようです。
この謎が気になりました
無雪期の画像 http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/c/c0/Otoragaike_and_Ryozen_shrine.jpg
検索したら「江差三郡録」に池の記載があるようですが、詳細がよく分かりません。
『霊仙寺の風景』http://www.biwa.ne.jp/~sjnsha/ryozen%20fukei.html
こんばんは、alpsdakeさん。
コメントありがとうございます。
標識は確かに気になりますね。
他にお虎ヶ池があるのか、それとも別の呼び名があるのかわかりません。
標識はかなりしっかりした造りでしたので
イタズラの類ではなく大真面目に立てられたモノだと思いますが
それだけに余計謎です
最近になって立てられたもののようですが
自分のように初めて霊仙山に登ってそれを目にした者からすれば
無条件に信じてしまう可能性がありますので、何か説明書きが欲しい所ですね
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