紅葉始まる爺ヶ岳 (扇沢よりピストン)

2020年09月21日(月) [日帰り]

• GPS: 08:47
• 距離: 13.8km
• 登り: 1,466m
• 下り: 1,469m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:08
• 休憩: 1:39
• 合計: 8:47

5:15 扇沢駅
5:25 5:25 柏原新道登山口
6:25 6:25 ケルン（柏原新道）
6:46 6:50 駅見岬
7:25 7:25 水平岬
7:53 7:53 あざみ沢
7:53 7:53 てっぽう坂
8:35 8:50 種池山荘
9:47 10:45 爺ヶ岳南峰
11:10 11:20 途中で晴れ待ち
11:30 11:30 種池山荘
11:36 11:36 てっぽう坂
11:58 11:58 あざみ沢
12:00 12:10 石ベンチ(行動食)
12:50 12:50 駅見岬
13:02 13:02 ケルン（柏原新道）
13:44 13:46 柏原新道登山口
14:02 14:02 扇沢駅
14:02 扇沢駅駐車場

天候

早朝はガス、午前9〜10時半ごろまで快晴、以降またガス
この日松本市の気温 最高25.5度 最低15.5度 爺ヶ岳南峰午前10時 14度

アクセス

利用交通機関：

自家用車

扇沢駅の有料駐車場を利用 (爺ヶ岳登山口まで徒歩10分ちょっと)
前夜に扇沢入りした時、登山口駐車場(未舗装の無料駐車場)にはわずかに空きがあったが、前泊のためトイレ、自動販売機などが揃う扇沢駅を利用。

コース状況／危険箇所等

よく整備されています。ただし一歩外すと100mは落ちそうなガレ道や、片側が沢で踏み面30cmぐらいの対向不能箇所もあるので、そのあたりを踏まえた対応を。

その他周辺情報

自動販売機、給水所(無料)は扇沢駅にあります。
駅駐車場のトイレは男女別水洗で暖房便座、ウォッシュレット付。

写真

久しぶりにヘッデンをつけての進行

登山口で登山届を提出し出発

少しづつ明るくなってきた道を登る

枯れ木のオブジェ　根の太さからして相当な大木だったと思われ!

仮設踏み段もあり、登山道の整備に感謝

駅の駐車場が眼下に・・1時間登ってやっとこれだけ(汗)

ガスガスの稜線に種池山荘が、、まだ遠い!

登山道は種池山荘2代目店主が、行政の補助金なしに自力開削とのこと

数少ない危険箇所　踏み面30cm、ガレ、対向不能の場所

山荘(稜線)へ到着、天気も持ち直した

富士山や南アは見えないが雲海がすばらしい!

山荘横には名前の由来となる池溏「種池」が

加藤文太郎も歩いた針ノ木岳(中央) スバリ岳(右)、当時神戸市から来るだけで大変かと

色づいたミネカエデを眺めながら進む

北アルプスの紹介パンフにありそうな絵ズラ(笑)

ネコ耳がうまく雲上に出た鹿島槍

はるかに冷池山荘　コロナ収束後に訪れたい

好天から急激にガスが、急ぎ南峰頂上をめざす

ガスが来る前に到着　頂上では多数の人が晴れ待ち中

剱岳はこれがベスト、三ノ窓、小窓が見えたしいいかな(ともに氷河)

この景観で7-11のとり五目お握りを、まさに至福の時間

頂上でのオヤヂ 撮影ありがとうございました

鹿島槍が雲の中へ、雲もネコ耳形なのがおかしい(笑)

頂上があっという間に真っ白、タイミングがよかった

ウラシマツツジを眺めながら高度を下げる

綿毛になったチングルマに秋を実感

山荘にもガスが吹き上げてきた、撤収を決める

途中でひと息 バターロールを(ベタなやつやな)

ぶじ扇沢に下山、山行を終了した

定点観測、扇沢駅で40年前の私(左)と今の私 来年もガンバって来よう

帰りに見えた南ア 仙丈ケ岳(3033m 百名山)　ここで南アも見えたしスッキリ(笑)

感想

tsnet

ご覧いただきありがとうございます。　シルバーウィークの4連休のうち、うしろの2日を使って北アルプス・爺ヶ岳に行ってきました。
今年は鹿島槍ヶ岳を考えていたのですが、コロナ禍の影響で行程上にある冷池山荘の予約が取れず、しかして日帰り往復するパワーもないため、行程途中にある爺ヶ岳行きとしました。

つゆ明け以降の天候が安定しないせいか、登山天気予報の的中率もあまり高くないようですが、今回は出だしが曇り+ガスガス・・予報は晴れやったのに何でやねん、とブチブチ言いながら登り始めたら、稜線に近づくにつれ快晴に(やった!)

しかし好天を喜んだのもつかの間、南峰、中峰の分岐近くで急激にガスが湧いてきました。
ここで、ふたつ狙って共倒れになるよりすぐに取り付ける南峰に絞り、ワンチャン狙いで頂上で粘る作戦でいき、幸い40〜50分は晴れの景色を楽しむことができました。(そのあとずっとガスガス)

この日、登り中にスライドした方の中には「上はずっとガスガスで、あきらめて降りてきたところですよ」という方がおられましたので、自分はちょうどガスガスと晴れのスキマに入ることができ運が良かったと思います。秋の登山シーズン中ば…なんとか天候も味方につけながら、シーズン後半も安全で楽しい登山を楽しみたいところですね。