富士山麓 南北縦断 西麓まで行けず（鹿駆除作業で撤退）
山梨県
静岡県
yamahero
- GPS
- --:--
- 距離
- 30.2km
- 登り
- 834m
- 下り
- 702m
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→伐採地10:34-42→サワラ山北林道入口10:54→展望地11:10-15
→軽水林道合流点11:26-29→二ッ山林道入口11:31→北山林道方面作業道11:41(撤退)
→二ッ山林道11:46→富士クラッシックCC脇12:34→ゴルフ場駐車場跡地13:07-25
→県境バス停14:27
| 天候 | 快晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2013年01月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
帰り 富士急バス県境 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
【河口湖駅→精進ルート二合目(富士林道経由)】 船津ルート(車道)を登って、二番目のゲートで富士林道に合流する。 富士林道は八割ぐらいは凍結路、場所によってはスケートリンク並み、 途中に伐採地があり、富士本峰の眺めが良い。 【精進ルート二合目→サワラ北山林道入口】 富士林道を道なりに進む、凍結箇所が多い。途中に伐採地あり、富士山絶景。 【サワラ北山林道】 ずっと登り基調だったが、ここから一気に下る。 未舗装なので凍結は少なく快適、途中に八ヶ岳から南アルプスの絶景ポイントあり。 【軽水林道・二ッ山林道・作業道】 サワラ北山林道から200mほど軽水林道を歩いて未舗装の二ッ山林道に入る。 二ッ山林道を経て北山林道方面に繋がる作業道を歩いている途中に 猟友会関係者から「鹿駆除作業中にて危険」の注意を受け撤退。 【二ッ山林道→富士クラッシックCC】 標高1400mを切るので雪・凍結は無し。 林道といっても溶岩むき出しで車の通行は不可能と思う。 【富士クラッシックCC→139号線県境バス停】 ゴルフ場の脇に出る。道路までゴルフ場を半周するので大変だった。 139号線まで下る通称「富士高原道路」は富士山絶景道路。 ※1/2.5万地形図に載っていない林道や作業道が多数あり複雑怪奇。 事前の下調べをしておかないと道迷い・道間違い確実。 ★追記★ 富士西麓の情報はほぼ皆無ですが、バイクツーリングのマニアの方のHPにて 計画していた林道が大沢崩れで寸断していることが判明した。 徒歩で調べても林道の続きにたどり着けなかったとの情報だった。 無理に行かなくて良かった！ |
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北山林道を目指したが…
鹿駆除作業中とかで撤退
感想
富士山西麓 縦断の旅、河口湖から富士西麓の林道を踏破して南麓のイエティスキー場まで。
高度差800m、40�劼瞭�帰りウォークで、しかも得体のしれない不気味な林道が交錯する場所。
とんでもない計画を思いついてしまったが、やはりというか…
猟銃による鹿駆除作業のため撤退というハプニングがあったものの、
イエティスキー場のバスは16:30なので、今回、途中まで歩いてみてほぼ不可能ということが分かった。
強行なら、富士スカイラインに出るのがやっとで、送迎タクシーでとんでもない出費になったと思う。
途中撤退で中途半端になったが、結果オーライということになった。
以下 行程概略
最近、首都圏は雨が全く降ってないので、富士山麓も雪は少ないはず、しかも西麓なら尚更。
チャンスと見て、年末の船津ルート同様、快晴の河口湖駅を出発します。
道標のない船津ルートですが、年末に歩いているので今回は余裕で飛ばします。
河口湖CC付近でパトカーと二回ほどすれ違いましたが、職質受けることなく通過できました。
富士山の麓は深い樹海があるので、ゴミ投棄、自殺志願等々いろいろあるのでしょうか。
長い道路歩きの末、船津ルートの二番目のゲートで富士林道と交差します。
今日は長いトレイルなので富士林道経由で精進ルート二合目を通って富士西麓を目指す作戦です。
途中に伐採地では展望地もあり、なかなか良い林道ですが、なんせ日陰はすごい凍結状態です。
ほぼスケートリンク並みといたところでしょうか。
登りなので何とかスノースパイクは使わず行けましたが、前へ進みたいという気持ちがはやり、
付けることさえ面倒に思えました。実際は付けた方が早かったかもしれません。
閉鎖中の林道ですが、道路脇に止めた軽トラや軽の四駆が気になりました。
関係者が山中に入っているようでした。
寒さは格別でカメラ操作のため薄いナイロンの手袋では、かなり指が痛くなりました。
ペットボトルの蓋も回せないほどです。
手持ちの温度計ではマイナス3〜4℃ですが、年末に来た時よりはるかに寒いです。
精進ルート二合目を過ぎると、今回のルートの核心部に入ります。
1/2.5万分地形図やネット地図などで十分な下調べをしてきましたが、
この先かなり複雑怪奇です。
地形図に載ってない林道はもちろん作業道と思われる道が至る所で交差しています。
地形図では途中で途切れている登山道が実際はサワラ北山林道でした。
この林道は展望の良い林道で、中途半端に終わった今回の山行で唯一の収穫だったようです。
南アルプス南部から鳳凰三山、そして八ヶ岳まで素晴らしい展望です。
間近には毛無山が立派に見えます。眼下には本栖湖も。
山に登ってないような山歩きですが、なかなか豪快な眺めでした。
麓とはいえさすが富士山です。
この後、軽水林道に出たところで四駆が通って行きました。
オレンジ色のお揃いのジャケットを着ており、明らかに地元の猟友会関係者の雰囲気。
すぐに二ッ山林道に合流し、富士南麓・富士スカイラインに続く北山林道をめざすべく
調べておいた登山道(作業道)に入りました。
すると直線の道で遥か後ろから四駆らしき車が来る。
俺には関係ない、たぶん作業道には入って来ないだろうと思った。
しかし、あっという間に追いつかれ、この先一帯で猟銃による鹿駆除を行うとのこと。
行っては駄目とは言えないが、非常に危険とのことでした。
まぁ、ここは大人の対応です。
この先、順調に行けてもイエテイスキー場のバスには間に合いそうもない。
迷わず、撤退。
二ッ山林道を道なりに降りれば、県境のバス停に辿り着けるとのことでアドバイスに従いました。
ほぼ予想していたエスケープルートになりました。
不思議なことに、あっと言う間に、私の所に車が来て注意を促されました。
後から、考えてみると、軽水林道で四駆に目撃されているので、
無線連絡で他の車が追いかけて来たのでしょう。
彼らにとって、この付近の林道は庭みたいなもの、
ハイカーがどこを歩いているか見当が付くものと思われます。
その後、何のために作られたのかわからない荒れた二ッ山林道を延々と降りて、
広大なゴルフ場の脇に着きました。
周回路をぐるっとまわり、やっと入口近くに着きます。
するとバブル崩壊の遺産でしょうか。
ヒビが割れ草ぼうぼうになった広い駐車場跡がありました。
毛無山や竜ヶ岳など富士外輪山と霞んできた南アルプスを眺めながら、
そこで昼食をとりました。
中途半端に終わったものの楽しいひと時が得られました。
国道に下る道路も振り返るたび富士山は絶景。
しかし県境バス停に着くと、午後の河口湖行きは16:00ちょうどの一本だけ
東海自然歩道を少し歩いて暇つぶししましたが、そこにも富士山絶景の場所がありました。
やはり、西麓も東麓も北から南への縦断は難易度高そうです。
次は北麓をのんびり歩きたいと思いました。
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yamaheroさん、おはようございます。
富士山、やはり奥深いですね。
多分歩いても歩いても歩ききれないのでしょうね。
富士林道、軽水林道は調べたことがあるのですが、
他にまだまだあるようですね。興味津々です。
村山道を下見している時も作業道など色々交差して
いましたが、山麓全域でもそんな感じなのでしょうね。
時期的にはもう厳しくなりそうなので、今から雪解け
時期が待ち遠しいです。
しかし、日陰の凍結道路ホントスケートリンクですね。
おはようございます。
かなりマニアックなレコになってしまいました。
普通の山ヤさんには興味わかないでしょうね。
しかし、思っていたより、富士山麓の縦断は難しいです。
特に西麓はエスケープ後の交通も殆ど無いですし、
超ロングコースになりますからね。
それに樹海の中を不可解な道が多数交錯するのは不気味です。
この付近の踏破はmillionさんの脚力に期待するしかないですね。
しばらくは作戦練りたいと思います。
今日の富士山麓はドカ雪です。
ハイキングシューズで歩ける時期は終わりですね。
ほんとに６月頃の雪解けが待ち遠しいですね。
でも、ますます富士山麓にハマリそうです。
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