霧ヶ峰(八島湿原から車山)


- GPS
- 04:00
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 405m
- 下り
- 401m
コースタイム
- 山行
- 3:22
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 3:52
天候 | 晴れ後曇り、一時雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
道標多く分かり易い。昨日の強雨のためか、ぬかるんでいる箇所が多かった。 |
写真
感想
霧ヶ峰は、車山のみはるか昔に一度訪問したことが、全く記憶には残っていなかった。今回久々に訪問したが、なかなか良いところだった。
八島湿原の駐車場には7:55に到着。カーナビを信じて運転してきたら、ここまでとんでもない道を案内された。この林道が距離的には近道だったのだろうが、二度と利用したくないと思うようなところだった。日曜日なので駐車場が混んでいるかと思ったがその反対で、空きが多数。昨日も午後は雨が強かったので、アウトドアへの早朝からの外出は控えた人が多かったのかもしれない。無事に到着後ホッと一息ついて準備をし、8:07に行動開始。八島湿原まで歩いて至近のため、すぐに湿原が目に映る。既に秋色というか、枯れているというか、湿原の草は色が赤く変わっていた。今日は車山まで歩いて周回したいと考えていたが、時計回りに歩くことに。湿原には人がほぼいなくて、我々のペースで歩ける。人がいないので当然静か。先日の連休であれば混雑していたかもしれないが、今日は空いていて密にならずひと安心。湿原の木道を歩きながら池塘を見る。木道が昨日の雨で濡れていたら厄介だったが、ほぼ乾いていて普通に歩いても問題無い。湿原を北の方まで至ると、営業をやめたと思われる小屋の跡地まで来て物見石方面を目指す。ここまではほぼ木道歩きだったが、この先は普通の登山道となった。昨日午後から降った雨のせいか、登山道は湿っていて、所々に水たまりもあった。今日もローカットのシューズで、スパッツは巻いていなかったので、泥道はちょっと手強い。滑り易い登山道だったが、傾斜が緩いのでその点は楽だった。標高が上がると歩いてきた八島湿原が見えるように。冬にどの程度積雪があるか分からないが、ある程度雪が積もればスキーが快適そうな斜面も見られた。
物見石には9:13頃に到着。いきなりぱっと草原が開けるが、この時間には既にガスが湧いてきて、大展望とまではいかなかった。出発時刻も遅い致し方ない。ここで少し座って水飲み休憩。今日は2人とも朝食を腹一杯食べてきたので、行動食には全く手を付けない。物見石からは蝶々深山を目指す。広々とした草原に一本の登山道が延びていて、曇りであっても快適だった。晴れた空ならなお心地よいだろう。このルートからは別の尾根が見えていて、後で山彦尾根と分かったが、こちらも快適そうだった。そのうち歩いてみたい。蝶々深山は写真のみで通過。ここからは緩く下って車山へ登り上げる。車山乗越に至り、ここから直接車山へ登れるのかと思ったが進入禁止になっていて、更に少し歩くと車山への登り口が見えた。ガスで視界が悪いため、先々があまり見えず分かり難かった。ここから車山の登りは案外きつい。今日はここまでゆるハイクで歩いて来たため、短時間でも尚更登りがきつく感じた。八島湿原からも、展望のある時はずっと見えていた車山山頂にあるレーダー観測所を過ぎ山頂の標識付近には10:22頃到着。生憎のガスで展望はあまり得られなかった。一度来たことがあるはずなのだが、やはり何も覚えていなかった。それよりもこの車山のエリアは、ハイカーのエリアではなくて、観光客向けのエリアのため、ガスで展望は生憎だったが、人出は多かった。マスク姿の観光客も多く見られた。人が多過ぎて休憩をする気にはなれず、写真だけで車山は通過。地図を見てころぼっくるひゅって方面へ下ることに。ここは駐車場から登って来る人が多く、大型犬を連れてくる人も見られた。ガスは晴れたり曇ったりで、全く何も見えないよりは良かったが、やはり晴れた日のほうが快適だろう。ヒュッテからも下りの道を歩き八島湿原へ向かう。11時を回って短時間雨がぱらついたが、体や装備を濡らすほどではなかった。しかし今日も午後からは雨が降りそうな状態だったので、あまりあちこちに長居はせずに戻ったほうが良さそうだった。帰りの八島湿原は、人が多くて木道を歩くときもしょっちゅうすれ違いをしていた。マスク姿の人も多く見掛けた。人も乗用車もすっかり増えた駐車場には11:58に戻る。ハイカーよりも、圧倒的に観光客が多くて、ハイカーはむしろ肩身が狭い思いをした。4時間弱歩いたが、道中は結局水分だけで歩き通した。持っていたパンなどの食料は2人とも食べず、ただ重しになっただけだった。たまにはこんなこともあるだろう。
霧ヶ峰エリアはなかなか訪れることがなくて、車山を除いては今回初めて訪問したが、のんびりハイキングするには良さそうなところだった。再訪するなら、雪のある季節か、草木が碧くて花も多いと思われる7-8月にしてみたい。
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