9/27【倶利迦羅山（富山・277m）】石動駅から津端駅まで、木曽義仲進軍の道を経て旧北陸道をひた歩く

2020年09月27日(日) [日帰り]

• GPS: 05:07
• 距離: 17.7km
• 登り: 364m
• 下り: 378m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:57
• 休憩: 0:12
• 合計: 5:09

10:19 石動駅
12:23 12:34 倶利迦羅山
13:42 13:43 城ケ峰
15:28 津幡駅

天候

晴れときどき天気雨（ミスト状）

アクセス

利用交通機関：

電車

＜あいの風とやま鉄道・石動駅＞
駐車場：市営駐車場がある（1時間100円、24時間上限500円）
バス：毎月28日、くりから不動寺まで路線バスが運行されている（1日5〜6便、加越能バス）

＜IRいしかわ鉄道・津幡駅＞
駐車場：町営駐車場がある（1時間100円、24時間上限1000円）
バス：毎月28日、金沢駅始発で路線バスが運行されている（1日1便、北鉄バス）

コース状況／危険箇所等

石動駅〜倶利伽羅源平の郷・埴生（はにゅう）口
　舗装道路

倶利伽羅源平の郷・埴生口〜倶利伽羅不動寺
　舗装道路、または遊歩道として整備されている

倶利伽羅不動寺〜倶利伽羅源平の郷・竹橋口
　舗装部分がコケに覆われていて滑りやすい

倶利伽羅源平の郷・竹橋口〜津幡駅
　舗装道路

その他周辺情報

新型コロナウイルス感染予防のため直帰

写真

スタート地点の石動駅
2018年に駅舎が新しく整備された。中に市立図書館もある

埴生護国八幡宮
1300年の歴史をもつ神社。木曽義仲が戦勝を祈願したことで有名

倶利伽羅源平の郷・埴生口
資料が充実しているほか、トイレや休憩スペースもある

ちょっとかわいい

木曽義仲像

八幡宮の石段

こけら葺き屋根板を納めました

鳩清水
とやま名水のひとつ
800年前の倶利伽羅合戦のとき、義仲軍が鳩の案内で見つけた水源から引っ張ってきているそうだ

木曽義仲進軍の道
街道ではなく（当たり前か）、一つ谷を挟んだところを進んだようだ

埴生大池
平成に入ってから農業用のため池として整備され現在の姿になっている
700年前から自然の池があったとされる

埴生大池のほとりに立つ毘沙門天

砂坂登り口
ここから旧北陸道となる

これは食べられる？

砺波山の標識

倶利伽羅峠へ

源平供養の塔

こんな感じの道が続く

倶利伽羅山から

和光塔（わこうとう）
公式HPによれば、明治元号100年を記念して建立された白亜の塔で、塔内には大日如来と修行大師が奉安され壁面に四国八十八ヶ所の御本尊が掲げられている
塔下には八十八ヶ所霊場のお砂が納められ、塔を一週すると四国霊場を巡拝するご利益を頂けるとされる

倶利伽羅不動寺本堂

倶利伽羅不動寺山頂堂境内食堂「風車」の倶利伽羅そば
地元の倶利伽羅山で採れた山ゴボウの葉っぱを使用
倶利伽羅山の緑をイメージにした抹茶乾麺の製法は、「倶利迦羅そば普及会」が特許を取得しているそうだ

不動大福
ギッシリと詰まったあんに栗が入っていて美味かったです

線香を納めました

お地蔵さまが並んでいます

龍ヶ峰城址公園から津幡、内灘方向を望む

カモシカくん発見

倶利伽羅源平の郷・竹橋口
道の駅として整備されている

彼岸花

ゴールの津幡駅

感想

shirayama

　この週末、予報ではあまりパッとしない天気。
「富山からお昼を食べつつ帰ろう」
「昼はそばが良いな」
「そばと言ったら倶利伽羅そば食べてないな」で今回のルートが決定(笑)

　富山から石動まではあいの風とやま鉄道で行き、駅から旧北陸道を通って石川県津幡町を目指す。一昨年の1月に逆のルートを辿ったが、スタートは倶利伽羅駅であったため、石川県側の倶利伽羅以西の旧北陸道は未踏だ。
　予報に反して青空が見える良い天気だったが時折ミスト状の細かい雨が降りかかる。それでも、吹き込む風が何とも気持ちよい。埴生口にある資料館でパンフレットを仕入れ、木曽義仲が戦勝を祈願したとされる埴生護国八幡宮へ寄り道。そのまま旧北陸道を辿るつもりだったが、「ふるさと歩道・木曽義仲進軍の道」の看板が目に留まる。八幡宮を参拝したのだから、木曽義仲にならって進軍の道へ。
「あとは牛がいないな…」なんて考えながら進軍の道をゆく。牛ではなかったが途中カモシカに遭遇した。進軍の道は、旧北陸道の北側に沿っておりやがて合流する。
　倶利伽羅山へ行き、そのまま倶利伽羅不動寺境内へ。参拝してから倶利伽羅そばを頂く。緑色したとてもコシのある麺で美味かった。
　倶利伽羅不動寺からは下りとなる。城ヶ峰山頂からは、内灘、津幡の街並み、河北潟干拓地、宝達山などが見渡せた。そこからは未踏の地、「倶利伽羅源平の郷・竹橋口」のある道の駅をまずは目指す。道は舗装されていたが、コケむしていて滑りやすい。
　道の駅からが長かった。通り過ぎるクルマや電車を横目にひたすら歩き津幡駅へ。乗り物のありがたみを噛みしめながら帰った。