なんとなーくのんびり三窪高原(柳沢峠〜柳沢ノ頭〜ハンゼノ頭〜藤谷ノ頭〜板橋峠〜鈴庫山)


- GPS
- 04:30
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 490m
- 下り
- 481m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
◆三窪高原全体的に登山道明瞭で道標も多いです。 ◆1月13日現在の積雪量は、北側や日陰地帯でくるぶしほど。日当たりのいい場所は溶けています。軽アイゼンの必要もないように思います。 ◆鈴庫山の頂上直下は急なうえに北側でアイスバーンになっています。注意が必要です。 ◆下山後は丹波山村ののめこい湯へ。ポイントカード作りました。 |
写真
感想
年初めの一発目は和名倉山へ行こうと思っていました。
が、前夜に新年会やらなにやらあり、ろくに眠れず、三時半に家を出発したものの、奥多摩湖で力尽き爆睡、起きたら八時過ぎというわけで和名倉山は諦め、頭がボーっとした状態のままなんとなーく柳沢峠に到着。
丸川峠経由で大菩薩もいいかなとも思いましたが、なんとなーく前から気になっていた三窪高原へなんとなーく突入。
予想以上に雪がありました。
駐車場から歩いて一時間もしないで360度の展望がきくというのは強みですね。
五月にはツツジの花がきれいそうですので、おそらくその時期には人がたくさんくるのでしょう。
この時期は静かでした。
ハンゼノ頭から北に足を向けると、奥秩父の山々が近づいてきます。
天気もいいからズラリ丸見え。奥秩父から奥多摩にかけての山々が好きな私はテンションが上がります。なぜ好きなのかは不明です。
いつか柳沢峠を起点にぐるっと一周回ってみたい。
時間があればなあ〜、と言い訳。時間はつくるもの。
山を一人で歩く時は、いつもなんとなーく考えていることがある。
未来のこと、今のこと、過去のことをなんとなーく考える。
考えながら歩いて、なんとなーく整理されていくような気がする。
考えて整理されるだけで、なにも解決にはならないけど、それでも現実社会での第一歩を踏み出す勇気に繋がったりもする。
だから山歩きは私にとっては必要不可欠な存在です。
楽しいだけじゃない、信仰的ななにかがあるように思えたり。
今回はなんとなーく、ではなく、確信犯的に考え事をしていました。
考え事をするために山を歩いたといっても過言ではない。
今のこと、未来のこと、過去のこと。たくさん考えた。
考え事をしながら歩くのに、三窪高原は歩きやすかったのでちょうど良かった。
鈴庫山はマッターホルン、槍ヶ岳のミニバージョンのような山です。とんがっています。
針葉樹に囲まれた薄暗くてアイスバーンのツルツル急登をおっかなびっくり登り終えると、目の前に富士山が。
自然と手と手を合わせて目を瞑ってしまいました。
32年間生きてきて、自然と反射的に合掌してしまったことなんかありません。
長いこと合掌していました。祈る、というよりは自分自身を戒める、といったところでしょうか。
色々と思うところがあるんだな、おれも。
大人になったなあ(?)。
年明け早々、なんだかジメジメした山行になってしまいましたが、今年も、これから先も山々が美しくありますように。
たくさんの人がそれぞれのやり方で楽しい山行ができますように。
コメント
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momomappuさん、こんにちは。
考え事をする為の山行
確かに、大自然の中にぽつんと一人。
考えるのには最高の場所ですよね。出した答えもきっと正解なのでしょう。
momomappuさんの人生を歩く中で山は必要不可欠
ところで360℃の展望が素晴らしいですね
そして雪道
私はこの冬、まだ雪を踏んでないので羨ましいよ〜
konontanさん、こんにちは。コメントありがとうございます
山に登る頻度やレベルなどとは関係なしに、山は僕の人生にとって欠かせられない存在ですね。
これからも末長くお付き合いさせていただきたいものです
三窪高原は、登山というよりは気軽に楽しめるハイキングという感じでしたね。
それでも展望が素晴らしいのには間違いありません
先日の大雪で今週末あたりでも雪山歩きが楽しめそうですね。
ぜひ相方さんと楽しまれてください
あ、もしくはソロ第二弾とか
momoさん、俺も山を歩きながら考えるよ。
いろいろなこと。
たいてい今一番、悩んでいること。
確実な答えは、山は出してくれないけど、
自分の中にある答えを引っ張り出してくれる。
山はただ、楽しいだけじゃない、
その行動そのものに何か、意味があると感じています。
俺にとっても山は決して別れることのできない
大切な友人です。
makasioさん、コメントありがとうございます
山を歩いていると、一歩一歩ごとに余計なことが削げ落ちていって、自分の中の本当に大切にしたい部分が見えてくるような気がしています。
「引っ張り出してくれる」、という感覚、共感します
楽しさもあり、美しさもあり、厳しさもあり、言葉では形容し尽くしえませんが、山という懐の大きな友達がいることは自分の人生にとって大きな宝物です。
これからも良いお付き合いをしていきたいですね
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