養老公園からの津屋避難小屋ピストン 苦行の鏡開き
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- GPS
- --:--
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 872m
- 下り
- 872m
コースタイム
09:55 登山口
10:55 三方山
11:10 小倉山 11:20
11:35 養老山山頂分岐点
12:15 多芸ノ台 12:20
12:35 津屋避難小屋(昼食) 14:05
14:25 多芸ノ台 14:30
15:05 養老山山頂分岐点
15:23 小倉山
15:40 三方山分岐点
16:40 登山口
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
●ルートは手書き。正確ではありません。 ●滝上駐車場にて入山・下山届の記入。 ●積雪 〜三方山 → わずか。登り以上に下りに注意。 笠原峠〜養老山山頂分岐点 → 10cm程度。踏み跡も多くあり、問題ない。 養老山山頂分岐点〜津屋避難小屋 → 最深で20cm程度。先行者二人分の踏み跡があり、問題なく歩けた。 凍結がなければアイゼンなしでも歩行に問題はない。 |
写真
感想
年末の30日に設置した御鏡餅としめ縄を回収するのが、今回の山行の目的です。
前日から喉の調子が良くないのが気になりますが、途中のコンビニで購入した『龍角散のど飴』でごまかしつつ目的地を目指します。
今回のターゲットは養老山地の津屋避難小屋です。
鏡開きは本来1月11日に行われるのが一般的なのですが、仕事の関係上、後の日祝日に実行するつもりでした。
天気予報では14日は雨天。翌週の20日は徳川家光公が逝去された日であり、日柄が良くないとされています。
更に翌々週ともなると、どうも放ったらかしの感が否めず非常に気になります。
上記の通り、喉の具合はイマイチだったのですが、他の症状は出ていなかったので
本日の決行としました。
自分の中では恒例となっている菊水泉で水を汲み、養老神社を参拝します。
ここでのど飴を車内に忘れたことに気付き、取りに戻ったのもあり、登山口に着いた時には既に汗ばんでいました。
喉の具合は思っていた以上に悪いらしく、『龍角散のど飴』が大活躍。喉にしてみたら正に飴と鞭です。
悲鳴を上げる喉と肩の不安を他所に、避難小屋に到着しました。
早速鏡餅を使った雑煮を作る準備に取り掛かりたいのですが、疲労で重々しい身体はなかなか言うことを聞きません。
油断をしたら睡魔まで襲ってきそうです。
食塩を持ってくるのを忘れてしまい、不安はありましたが、何とか問題のない味に仕上がりました。
もしかしたら、味覚も鈍感になっていて、味の不足に気付かなかっただけなのかもしれません。
身体は熱く、全身が痛みます。明らかに風邪の症状です。
本日予定していた作業が全て終えた頃には、元々予定していた避難小屋の出発時刻もとうに過ぎていました。
さあ、後は登山口まで引き返すだけなのですが、いつもとは状況が違います。
気持ちを引き締めながら一歩一歩進むことがこんなに苦痛に感じたことは今までありませんでした。
三方山からは今回のルートのうちで最も急な下りである上、残雪もあるので、足の置き方、重心の移動に意識の多くを集めて
ゆっくりと歩を進めます。
体調不良による集中力の低下もあり、この辺りの記憶は鹿がいたことぐらいしか憶えていません。
下山予定時刻を大幅に過ぎて、ようやく登山口に辿り着けました。
この時の歩く姿は多分ゾンビみたいだったのではないでしょうか?
帰宅後、体温を測ると38.8℃まで上がっていました。そりゃ辛いわけです。
正直なところ、症状がここまで悪化するとは考えてもいませんでした。今回、身を持って感じたところです。
当日の健康に微塵でも疑いがあるのなら、やはり登るべきではありませんね。
最後まで目を通していただき、ありがとうございました。
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