石老山でスノーシュー


- GPS
- 05:20
- 距離
- 7.7km
- 登り
- 571m
- 下り
- 589m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
麓はじゃりじゃりの雪で歩きやすい。上部は10〜20cmの柔らかい雪。上部はスノーシュー、麓は軽アイゼン未使用で徒歩できた。 |
写真
感想
昨日の雪でスノーシューかピッケルを使えないか、ということで、未踏の石老山に行ってきました。快晴の石老山は思いの外きれいで、尾根線ではスノーシューも役に立ち、満足の一日でした。
朝一に家を出ますが、凍結でみんなのろのろ運転。石老山の駐車場に着いたのは7時半でした。ザックにスノーシューをくくりつけますが、担ぐと重い・・・、ビミョウなスタートです。
顕鏡寺までは大きな岩を縫っていきなり急登、寺に着く頃にはもう汗だくです。薄いフリースを脱ぎ、厚いフリースの入ったザックに詰めます。お寺からの眺望は良く、犬にほえられながら少し休憩。以後使わないフリース2枚としばらく出番のないスノーシューで非常に重たいザックに若干滅入りながら上ります。
奇岩登りは続きますが、八方岩を過ぎるとゆるくなります。雪の積もった穏やかな尾根とたまに見える真っ青な空に映える眺望にテンションややあがり。石老山のレビューは眺望も何も無く感動は無さそうと思って来たのですが、雪と青空のお化粧もあって素晴らしいです。
融合平に予想より低いところで着きます??GPS的にはもう少し先の小ピークなんだけど??地図上の融合平の位置がおかしいのでしょうか。先客の雪だるまがいましたが、たまあにある足跡は埋もれていることも多く、昨日の午後に出現したようです。
もう岩もないし、そろそろスノーシューが使えるかしら、と尾根でスノーシューをはきます。もぐる量は変わらないのですが、やんわり沈むので楽です。高度計に騙され頂上目指しててこてこ歩きます。
ついに頂上に到着。CTより随分時間はかかりましたが雪を言い訳にしましょう。ふわ雪を歩いてベンチで早昼を広げます。今日はテルモスの山専ボトルを持ってきたのでストーブは無しです。先日は熱湯を入れておいたら翌日24時間以上たっても熱かったので優秀です。優秀だから何もいらないや、とボトルとカップヌードルを持ってきたのですが、いらなすぎで箸も持ってきませんでした。お湯を入れた後に気づくし・・・。
こんな時、思い出す言葉があります。おおきなたまごで博士が言っていました。「コーヒーは何で混ぜても一緒だ。ねじ回しで混ぜたって味は変わらなかったよ。」ということで、いつもどおり十徳ナイフでいきます。コーヒーはナイフで混ぜますが、さすがにラーメンは食べられないのでのこぎりで。ぎさぎざがいい感じに麺をすくいました。
ご飯とお茶を済ませると後は下りメインの稜線歩き、と周回ルートをとります。富士山も木の枝の間からちょこっと見えたり。岩場の上り下りがスノーシューにはきつい。そろそろ脱ぐかなぁ、と思っていると大明神展望台です。青空を背景に、ふかふか雪のアプローチの先に、いかにも展望台な金属の手すりが見えます。ここだけ見るとスキー場みたい。期待して展望台にたどりつくと期待を裏切らない眺望が♪石老山で一番の展望ですね。
展望台からの下りは谷に下りていきます。スノーシューを脱いで担ぎ、雪の少ない沢を下ります。こっち周りで上りだとモチベーションが上がらなかったなぁと重いながらひたすら高度を下げます。そのうちキャンプ場に到着。車道歩きです。
車道に一度出て、その後林道方面からショートカットして病院の方へ戻ろう、と思っていたのですが、廃道、自然歩道などが入り混じり、ロスト。苦労したのに結局プレジャーフォレストのゲートに出てしまいました。後は国道を歩いて病院に戻りました。
今日は雪の日の明朝に登れたのでなかなかない景色を見られて良かったです。服装は、雪が降ってもさして気温が下がらないので軽めでいいのかなぁ。
服装メモ:
ノースフェース厚い肌着、モンベル薄いフリース、エーグル夏雨具
フェニックススキータイツ?、マーモット秋パンツ
フリースグローブ
スノーシュー、縦走用ピッケルプロテクター付のままで使用
かなり汗でフリースは脱ぐ。登りではその後も軽く汗。
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