霧ヶ峰周回 車山/北,南の耳/男女倉山/蝶々深山(車)


- GPS
- 04:35
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 522m
- 下り
- 528m
コースタイム
- 山行
- 4:12
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 4:35
あの標識はいったい…。
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
スキー場駐車場も車山からは近い(標高差はある) |
コース状況/ 危険箇所等 |
一部迷いやすい道、急登、滑りやすい坂あり 周回する場合は通常登山と同じぐらいのロングコースとなるので 体力・水分・天候対策等舐めてかかるとなかなかに厳しい |
その他周辺情報 | 車道に近いハイキングコース上にカフェ・宿泊施設あり (食事利用は概ね15〜16:00まで) 肩駐車場の売店はやってなかった(平日だから?) スキー場売店にバッジ有るので買いそびれたらこちらで 白樺湖から下ると音無の湯等いくつも温泉あり (自分は尖石温泉[\600]に入ったが、食事処は9/30にて閉業の模様) また同じく下る途中にいくつか直売所がある 時間が合うなら茅野市街のビーナスライン沿いにある蕎麦屋や直売施設も◎ |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
携帯トイレ
ゲイター
|
---|---|
備考 | 標高差があまりなくハイキングコースだからと舐め過ぎた 割と体力を持ってかれるのでトレッキングポールは持って行って正解 |
感想
気温 体感17℃程度? 過ごしやすいが寒さはない
消費水量 1.2L
初めにひとつお詫び申し上げます。
霧ヶ峰、結構ナメてました…。駐車場近くでアップダウン少ないし、観光地みたいなハイキングコースだろと。そんなだから深夜発北横岳一周のついでに、それも荷物軽くするために水を600ml*2本だけにしてきたんですよ。んで一周もコース見て4時間あれば終わるだろうと。全然そんなことありませんでした。時間はかかるし疲労も限界だし、おまけに視界が広いだけあって精神的にも結構疲れました。でも、景色は間違いなく一級品です。名前の通り霧がかっていても、適度なら楽しめそうですね。
と、いうことで11:45ごろ到着し、駐車場上のウッドデッキで弁当を堪能。初めは場所と地名も一致しませんでしたが、車山がすぐそこということで気楽でした。余りごはん詰め込み弁当おいしかったし。車山へは200mの登り。平日なだけあって、人もまずまずといった感じ。犬を連れての方も見ました。距離はやや長い目ですが、景色はいいので(阿蘇ミルクロードと似た感じ)疲れを感じることなく、30分ほどで登頂。かっこいいレーダー施設がトレードマークの車山、一通り見学します。車山湿原の木道方面を見下ろすと、ぞろぞろと団体ツアーのような点が動いてます。鉢合ったらやだなーと思いつつ、白樺湖と蓼科山がセットで見える贅沢な景色を前に下降。そこそこ急坂でした。
しかしこの南の耳に向かうあたりから雲行きが怪しくなります。いえ、空は快晴そのものなんですけども…。人が少なくなるのはまぁ、私にとっては嬉しいことです。というか歩いている人見かけません。しかしなんというか…予想以上に遠く、まったく近づいている気がしない。分岐点で地図取り出してはまだかぁ…あっ登りだ…喉乾いた…なんてのを繰り返し、予定より15分ほど遅れて南の耳に到着。このふたつのピーク、うまい名前をつけたものだと思います。猫耳の如く遠くから見るとかわいらしい丘で…近づくにつれ猫耳の如く、きっちり傾斜と距離を見せつけてくれました。鬼や。
北の耳までくると車山も遥か遠く。そりゃこれだけ時間もかかるもんだと思い男女倉山へ足を向けると行く手を阻むは低笹、そして腰ほどまでの藪。このあたりで私は思い知りましたね。もうこれはきちんと山だ、と。トレッキングポール、荷物になりそうだから持っていこうか迷ったのですが、持ってきて正解でした。あと方向感覚も結構狂ってはいたのですが、男女倉山あたりで八島ヶ原も見えるようになり、ようやく把握できるようになりました。最初男女倉山とかいてゼブラ山と読むのかー!なんて思ってました。んなわけない、おめくらやまの縞模様をゼブラ柄に見立てたってことなんですね。
そうしてだいぶ足と気力の疲労がたまってきたため、八島ヶ原一周を鎌ヶ池で引き返すルートに変更。少しずつ木々の濃くなる道を下ると、先程の団体ツアーと接触。小学生の遠足でした。どうやら八島ビジターセンターへ抜けるようで、折り返すと木道でぶつかってしまうので先に通ってもらうことにします。先生も子供もほとんど「こんにちは」と声をかけてきて、ちょっと大変でしたが、みんな元気も行儀もいいんだなーなんて、いい気分になりました。さっきやだなーと思っちゃって申し訳ない。
鎌ヶ池を見た後(本当に普通の池なのと、木道からやや距離があり生物を確認できないのが残念)、諏訪神社(旧御射山)方面へ。ここからまた景色が一変し、片方は林、逆側は湿原植物地帯。本当に面白いところだなぁと思って検索すると、霧ヶ峰は人の手によって作り出された草原だということです。
http://kirigamine-fund.jp/kirigamine/index06.html
なるほど、このあたりは湿原で元々樹が生えず、同時に牛馬の飼育に適さなかったため、隣り合わせでこのような3つの光景が並ぶようになったんですね。近辺にある元御射山にも歴史があり、正直これらを調べ読んでいるだけで今日(10/3)の半分が消費されてしまいました。
https://yatsu-genjin.jp/suwataisya/simosya/motomisayama.htm
と、帰ってからはこうやって振り返る余力もあったものの、当時はへとへとで気力も残っておらず、近辺のヒュッテのおしゃれな看板を傍目に、残り時間のことばかり考えてました。ちなみに写真にあるトイレ方面へ向かうと車道に出てしまい、車山方面へ向かうには適しません。ここらへんにあるヒュッテも、ネットで検索すると情報が出てくる出てくる。下手すればただの通過地点となりがちですが、いつか余裕があるときに泊まってみたいですなぁ。
この沢渡から蝶々深山まで、ほとんど手動でコースをひくことになりますが、道自体はあります。ありますが、先程のリンクの通り、自然に戻りつつある状態です。ここまで来たら位置関係は把握できているので晴れていれば迷わないとは思うんですが、霧だとどうなんでしょうね…。見えたら見えたで遠い道程がわかって疲労感マシマシでしたが。そんなこんなで、蝶々深山のあたりでは西日を浴びながら、最後の霧ヶ峰を堪能。よろよろになりながらも、黄金の丘陵を後に木道を歩き続け、ようやく駐車場に辿り着きました。
へろへろ運転ながらもスキー場でバッジとお土産を購入、3ヵ所の個人産直所を回って最後のししとう(見た目はどう見てもピーマン!)5個入りを100円でGET。その後尖石温泉で疲れを取り、7時でもやってる産直最後の砦ことAコープでにんにく2個180円、大型なめこ100円を。大好きなはないぐちもあったのですが1パッケ750円はやや辛い…。SEIYUで食料調達&仮眠のルートで深夜高速を利用し〆。SEIYUのパンはやっぱりウマイ。
「その者、青き衣をまといて金色の野に降り立つべし。」
確かに青き衣でしたが、それは絶対に私じゃない(笑)
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