『紅葉とナンバーズお池巡り』 黒沢口から御嶽山


- GPS
- --:--
- 距離
- 15.2km
- 登り
- 1,730m
- 下り
- 1,716m
コースタイム
- 山行
- 5:10
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 6:29
※実測よりも距離が短くなっている可能性あり
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※水洗トイレ 登山届ポストあり 平日にもかかわらず上の駐車場は満車。ギリギリ滑り込みセーフだった |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所は特になし。歩きやすい登山道ばかりなので助かる あえて言えば... ・賽の河原避難小屋から三の池へ下降する箇所 ・四の池から継子岳2峰へ向かうピーク直下 が少々険しい |
写真
感想
紅葉が見ごろを迎えているらしいので大好きな御嶽山へ行ってきた。剣ヶ峰ももうすぐ規制がかかるようだしね。なんだかんだで御嶽山は毎年登って通算6回目だ。5時過ぎに黒沢口駐車場に着いたが、既に満車状態。ギリギリ滑り込みセーフで駐車できて良かった。さすがにこの時期は混んでいる。
道が良いのでガシガシ登って行くが、先回の限界山行で負傷した右足親指(指が変形しているかの如く腫れていた)が癒えていないし、時間的に余裕ある計画なのでゆるりと登ろうと思い直す。女人堂で一気に視界が開ける。晴天の空の下、ハイマツと岩稜と紅葉のコントラストが美しい。雲海に浮かぶ峰々の視界は良好。あぁ今日は本当に来てよかった。
”生き急ぐ中年ハイカー”なので結局ゆっくりとは言い難く、剣ヶ峰まで思いのほか早く登ることができた。まだ早朝ということなのだろうか、登山者の姿は少ない。王滝方面を見ると、小屋や登山道の復旧作業が大分すすんでいるように見受けられた。その後、一ノ池からナンバー順に御池巡りをする。三ノ池は相変わらずの美しさ!エメラルドグリーンの水面に太陽光が反射してキラキラしていた。
お池巡りを順に終え、計画通り人気の五ノ池小屋で大休憩。先回寒すぎて楽しめなかったデッキテラスでのおやつタイムだ。少々やり過ぎ感は否めないのだが、素敵な休憩スペースである。サンベッドにも寝かせてもらった「あかん...これは登山者をダメにしてしまうベッドだ」。ゆっくり休憩させていただいた後は帰路へ。摩利支天山は”私的には見所無し”ということでパス(決してサンベッドで堕落して摩利支天乗越まで登るのが面倒くさかったわけではない)。
急いで下山すれば帰りの渋滞に巻き込まれずに帰れそうだと思い、頑張ってスピード下山敢行。ぞくぞくと登ってくる登山者とのすれ違いが多かったが、登りと同じく良い調子で下れた。いつもは階段に辟易するが、親指の負傷を考えると、つま先に荷重がかからないのでこちらの方が下りやすかった。
途中で歩荷中の女性に出会った。すらっとした体形に大きな荷物がちょっと痛々しくもある。小屋で働いている方というよりは、普通のハイカーさんがついでに運んでいるといった感じだが詳細は分からない。ちょっとお話伺ったところ「今日は13キロぐらいで軽い。いつもはもっと重い」などとおっしゃっていた。その前を軽装備でヒャッホーと軽快に下っていた私...なんかゴメンナサイ。
何とか午前中に下山終了すると、一人のご年配女性ハイカーさんから「ロープウェイ駅まで便乗させて欲しい」と頼まれたので、二つ返事でOK。密集空間で”男の哀臭”を漂わすわけにもいかないので、濡れタオルで汗を拭き着替えを済ませてから出発。お話をしたところ、大分からいらっしゃったらしい。昨年は裏銀座を歩き、年に一度この界隈に山登りにくるとの事。「名古屋に住んでいるあなたが羨ましい」と言われてしまった(確かにね)
紺碧の空の下、紅葉を楽しむことができて良い一日だった。見所満載、変化に富んだ御嶽山はやっぱり楽しい。他に毎年登っている山といえば、猿投山(というか月2ペースで登ってる)と恵那山くらいだ。来年もまた紅葉シーズンを狙って是非登ろう!ちょっと怖いけど残雪期も登りたいかなぁ。
【継子岳山頂】
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