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Yamareco

記録ID: 2618344
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波

鹿沼岩山 (栃木県で最長といわれる鎖場へ)

2020年10月03日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
04:43
距離
7.2km
登り
248m
下り
235m

コースタイム

日帰り
山行
4:43
休憩
0:00
合計
4:43
9:37
283
新鹿沼駅
14:20
まちの駅 新・鹿沼宿
11:50頃に山頂に到着。そこで1時間休憩しました。
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2020年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
東武日光線の新鹿沼駅から登山口まで歩きました。
(帰路はカフェに立ち寄ったので、そこをゴール地点としました。)
コース状況/
危険箇所等
全長70mを越えるとも言われている鎖場「猿岩」を含むコース採りを、今回しています。
死亡事故も起きている危険個所なので、前調べをした上で、計画をご検討いただければと思います。

コース詳細は、写真コーナーのコメント欄をご参照ください。
その他周辺情報 町の駅 新・鹿沼宿まで、歩いていける距離だと思います。
その至近に観光スポットの今宮神社や、私が立ち寄った古民家カフェ「日光珈琲 朱雀」もあります。
今回は駅から登山。ここを起点にして、登山口のある日吉神社まで約30〜40分歩きます。
2020年10月03日 09:36撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
10/3 9:36
今回は駅から登山。ここを起点にして、登山口のある日吉神社まで約30〜40分歩きます。
日吉神社。
近くの保育園で、コロナ禍でのささやかな運動会が催されていました。
2020年10月03日 10:33撮影 by  DSC-WX500, SONY
10/3 10:33
日吉神社。
近くの保育園で、コロナ禍でのささやかな運動会が催されていました。
登山口には安全指導のための情報源が備えられています。
2020年10月03日 10:09撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
10/3 10:09
登山口には安全指導のための情報源が備えられています。
蓋を開くと、「岩山の掟」や地図(概念図)を撮るなどが出来ます。
2020年10月03日 10:09撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
10/3 10:09
蓋を開くと、「岩山の掟」や地図(概念図)を撮るなどが出来ます。
いざ。まずは良く踏まれた土のトレイルを緩やかに進みます。
2020年10月03日 10:36撮影 by  DSC-WX500, SONY
10/3 10:36
いざ。まずは良く踏まれた土のトレイルを緩やかに進みます。
栗がたくさん落ちていましたが、中身はすべて食われています。
2020年10月03日 10:44撮影 by  DSC-WX500, SONY
10/3 10:44
栗がたくさん落ちていましたが、中身はすべて食われています。
登りはじめてすぐに、岩山らしくなるのに驚きます。
とはいっても、これまで多くの人が訪れているらしく、岩にステップが刻まれていました。
2020年10月03日 10:46撮影 by  DSC-WX500, SONY
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10/3 10:46
登りはじめてすぐに、岩山らしくなるのに驚きます。
とはいっても、これまで多くの人が訪れているらしく、岩にステップが刻まれていました。
変化に富んだ、岩登りの多いコース。
ストックが有用な場面は少ない山ではないかと思います。むしろここでもう軍手を取り出しました。
2020年10月03日 10:47撮影 by  DSC-WX500, SONY
10/3 10:47
変化に富んだ、岩登りの多いコース。
ストックが有用な場面は少ない山ではないかと思います。むしろここでもう軍手を取り出しました。
リボンや岩にペインティングされた方向指示など、コース全体に目印は多くあります。とても良く整備されている里山です。
2020年10月03日 10:53撮影 by  DSC-WX500, SONY
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10/3 10:53
リボンや岩にペインティングされた方向指示など、コース全体に目印は多くあります。とても良く整備されている里山です。
狭き門。
2020年10月03日 10:54撮影 by  DSC-WX500, SONY
10/3 10:54
狭き門。
きのこのこのこ
2020年10月03日 10:57撮影 by  DSC-WX500, SONY
10/3 10:57
きのこのこのこ
三番岩。
2020年10月03日 10:59撮影 by  DSC-WX500, SONY
10/3 10:59
三番岩。
岩の窪みに人が書いた木片が仕舞われていました。
2020年10月03日 11:01撮影 by  DSC-WX500, SONY
10/3 11:01
岩の窪みに人が書いた木片が仕舞われていました。
もっと狭き門。ザックをひっかけないように。
2020年10月03日 11:01撮影 by  DSC-WX500, SONY
10/3 11:01
もっと狭き門。ザックをひっかけないように。
ベンチ発見。樹々のあいだから周囲の里山が見えました。
2020年10月03日 11:03撮影 by  DSC-WX500, SONY
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10/3 11:03
ベンチ発見。樹々のあいだから周囲の里山が見えました。
小さなハシゴ。
2020年10月03日 11:12撮影 by  DSC-WX500, SONY
10/3 11:12
小さなハシゴ。
短い鎖場。
2020年10月03日 11:23撮影 by  DSC-WX500, SONY
10/3 11:23
短い鎖場。
二番岩に乗ります。
2020年10月03日 11:36撮影 by  DSC-WX500, SONY
10/3 11:36
二番岩に乗ります。
古賀志山がよく見える展望スポット。麓にはゴルフ場がひろがっています。
軍手は、手にピタッとフィットしていて、滑り止めのボツボツが掌全体にあるものを厳選しました。Use my hand !
2020年10月03日 11:24撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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10/3 11:24
古賀志山がよく見える展望スポット。麓にはゴルフ場がひろがっています。
軍手は、手にピタッとフィットしていて、滑り止めのボツボツが掌全体にあるものを厳選しました。Use my hand !
蛇のぬけがらがありました。さて、一番岩へ進みましょう。
2020年10月03日 11:55撮影 by  DSC-WX500, SONY
10/3 11:55
蛇のぬけがらがありました。さて、一番岩へ進みましょう。
岩場のアップダウンがこの先も続きますが、上を渡るように楽しんで進むルート採りもできますし、土のあるところへ安全に巻くこともできます。時にお好みで。
2020年10月03日 11:41撮影 by  DSC-WX500, SONY
10/3 11:41
岩場のアップダウンがこの先も続きますが、上を渡るように楽しんで進むルート採りもできますし、土のあるところへ安全に巻くこともできます。時にお好みで。
二番岩から一番岩へは比較的、土のトレイルが多い区間だったのでサクサク進めました。とはいえ特に岩を下る際は慎重に。
2020年10月03日 12:11撮影 by  DSC-WX500, SONY
10/3 12:11
二番岩から一番岩へは比較的、土のトレイルが多い区間だったのでサクサク進めました。とはいえ特に岩を下る際は慎重に。
岩山山頂(一番岩)に着きました。
雲っていても、なかなかの展望です。ここは良い山だなあ。
2020年10月03日 11:48撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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10/3 11:48
岩山山頂(一番岩)に着きました。
雲っていても、なかなかの展望です。ここは良い山だなあ。
安蘇、前日光、足利の低山が連なっているのを見渡しました。
2020年10月03日 11:49撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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10/3 11:49
安蘇、前日光、足利の低山が連なっているのを見渡しました。
2020年10月03日 11:49撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
10/3 11:49
2020年10月03日 11:48撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
10/3 11:48
行きの電車で読んでいた『鬼滅の刃』の最新刊。読み切れていなかったので、山頂で読了するの図。
2020年10月03日 12:36撮影 by  DSC-WX500, SONY
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10/3 12:36
行きの電車で読んでいた『鬼滅の刃』の最新刊。読み切れていなかったので、山頂で読了するの図。
高所恐怖症の『ヤマノススメ』主人公あおいも、ザックから出てきました。文字デザインがかっこいい。
この後しばらく、山頂でお会いした方と栃木県のバリエーションルートについてのお話をしました。とても参考になりました。
2020年10月03日 12:53撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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10/3 12:53
高所恐怖症の『ヤマノススメ』主人公あおいも、ザックから出てきました。文字デザインがかっこいい。
この後しばらく、山頂でお会いした方と栃木県のバリエーションルートについてのお話をしました。とても参考になりました。
山頂でじゅうぶんにリラックスできたところで、いざ直進。いよいよ難所へ。
2020年10月03日 13:26撮影 by  DSC-WX500, SONY
10/3 13:26
山頂でじゅうぶんにリラックスできたところで、いざ直進。いよいよ難所へ。
細めの岩尾根を進むと、高低差がハッキリ見えてきました。
2020年10月03日 13:28撮影 by  DSC-WX500, SONY
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10/3 13:28
細めの岩尾根を進むと、高低差がハッキリ見えてきました。
錆びて読めませんが、噂の猿岩に到着したようです。それにしても眺めが良い。
2020年10月03日 13:29撮影 by  DSC-WX500, SONY
10/3 13:29
錆びて読めませんが、噂の猿岩に到着したようです。それにしても眺めが良い。
いちど下り始めたら引き返せないよ、という最後通告。この山は迂回路やエスケープコースを採れば、ほどよい岩山ハイキングだけで終えることも可能なので、楽しみ方はいろいろです。
2020年10月03日 13:31撮影 by  DSC-WX500, SONY
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10/3 13:31
いちど下り始めたら引き返せないよ、という最後通告。この山は迂回路やエスケープコースを採れば、ほどよい岩山ハイキングだけで終えることも可能なので、楽しみ方はいろいろです。
猿岩の最上部。見下ろしてみても、下の先のほうは判らないほどの斜度です。ゆっくりいきます。
2020年10月03日 13:31撮影 by  DSC-WX500, SONY
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10/3 13:31
猿岩の最上部。見下ろしてみても、下の先のほうは判らないほどの斜度です。ゆっくりいきます。
5、6箇所の鎖場が連続し、全長で70m以上あるとも言われる危険個所です。
2020年10月03日 13:35撮影 by  DSC-WX500, SONY
10/3 13:35
5、6箇所の鎖場が連続し、全長で70m以上あるとも言われる危険個所です。
足の爪先を置く場所も少なく、滑りやすいために、けっきょく腕力に頼ることになります。次の鎖へ横トラバースしたり、手を伸ばしてバトンタッチするように移ったり。
2020年10月03日 13:37撮影 by  DSC-WX500, SONY
10/3 13:37
足の爪先を置く場所も少なく、滑りやすいために、けっきょく腕力に頼ることになります。次の鎖へ横トラバースしたり、手を伸ばしてバトンタッチするように移ったり。
休憩地点で撮影。次の鎖も、ほぼ垂直。この日は雨後ではなかったので難易度は低めだったと思いますが、それでも微妙に水気を含んでいて完全にドライではなかったような。
2020年10月03日 13:39撮影 by  DSC-WX500, SONY
10/3 13:39
休憩地点で撮影。次の鎖も、ほぼ垂直。この日は雨後ではなかったので難易度は低めだったと思いますが、それでも微妙に水気を含んでいて完全にドライではなかったような。
下を向く。
気休めでもヘルメット着用するのがベターのようです。
2020年10月03日 13:40撮影 by  DSC-WX500, SONY
10/3 13:40
下を向く。
気休めでもヘルメット着用するのがベターのようです。
上を向く。これをズルズルと下りてきた。
2020年10月03日 13:41撮影 by  DSC-WX500, SONY
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10/3 13:41
上を向く。これをズルズルと下りてきた。
次の鎖もクリア。まだ終わらない。
2020年10月03日 13:42撮影 by  DSC-WX500, SONY
10/3 13:42
次の鎖もクリア。まだ終わらない。
なぜか二本の鎖。それぞれ太めでしっかりしていると思いますが、鎖ならではの瞬間的な揺さぶられとか、裏目に出ないように扱うべし。
2020年10月03日 13:43撮影 by  DSC-WX500, SONY
10/3 13:43
なぜか二本の鎖。それぞれ太めでしっかりしていると思いますが、鎖ならではの瞬間的な揺さぶられとか、裏目に出ないように扱うべし。
最期のあたりが、いちばんツルツルでした。岩の窪みも無く、足がほとんど役立たず。腕で鎖そのものを下りてきたような感じでした。よし、無事にクリア!
2020年10月03日 13:46撮影 by  DSC-WX500, SONY
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10/3 13:46
最期のあたりが、いちばんツルツルでした。岩の窪みも無く、足がほとんど役立たず。腕で鎖そのものを下りてきたような感じでした。よし、無事にクリア!
残りは西鹿沼方面へのペンキ表示に従って、ゴルフ場のネット沿いをおおよそ進みます。平和な道です。
2020年10月03日 13:52撮影 by  DSC-WX500, SONY
10/3 13:52
残りは西鹿沼方面へのペンキ表示に従って、ゴルフ場のネット沿いをおおよそ進みます。平和な道です。
かつて放たれたゴルフボールでしょうか。大量にありました。え、もしかして今も? 岩場よりも危険??
2020年10月03日 13:52撮影 by  DSC-WX500, SONY
10/3 13:52
かつて放たれたゴルフボールでしょうか。大量にありました。え、もしかして今も? 岩場よりも危険??
しばらく歩くと舗装路に出ました。下山です。小さなヤギ牧場がありました。
2020年10月03日 13:57撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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10/3 13:57
しばらく歩くと舗装路に出ました。下山です。小さなヤギ牧場がありました。
市街地を東へと歩きます。まちの駅に着きました。ここをレコのゴール地点とします。
2020年10月03日 14:23撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
10/3 14:23
市街地を東へと歩きます。まちの駅に着きました。ここをレコのゴール地点とします。
日光珈琲 朱雀さん
2020年10月03日 14:56撮影 by  DSC-WX500, SONY
10/3 14:56
日光珈琲 朱雀さん
自分自身でドリップした珈琲。そしてテングイモのパフェで秋を味わいました。底を掘れば掘るほどに芋蜜が。短いコースでしたが、岩も鎖も甘味も楽しめる山でした。
2020年10月03日 15:06撮影 by  DSC-WX500, SONY
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10/3 15:06
自分自身でドリップした珈琲。そしてテングイモのパフェで秋を味わいました。底を掘れば掘るほどに芋蜜が。短いコースでしたが、岩も鎖も甘味も楽しめる山でした。

感想

栃木百名山マップだとか、栃木県の山ガイドだとかで、「岩山」という山名じたいは見た記憶がありました。
しかしながら、そのあまりにも素っ気ない名称のためなのか、その山の内実を調べる気にはならず、ほとんどスルーしてきました。
かなり標高が低いようだし、大した岩場なんてないだろう。あまり期待してはいけない、せいぜい地元の展望台ぐらいの丘だろう。そんな先入観をもっていました。

最近になって前日光、安蘇の里山の情報をヤマレコを通して仕入れてゆく中で、再度この山にヒットしました。
あらためて蓋を開いてみれば、栃木県でも最長ではないかと言われる鎖場を有する山じゃないですか。
全体的に岩コースで変化に富んでいるらしく、実はけっこうキャラが濃い。
しかも登山口まで駅から歩いて行ける距離。
これは行くしかない!となりました。

近場で標準コースタイムが短めという、手頃感。
同時に、もし猿岩を下りるならば、細心の注意をはらわなければならない非日常感もありました。
展望もなかなかのもので、意外なほどに面白い山でした。

やはり、行ってみるものですね。行ってみなくちゃわからない。
自らの不明を恥じ、そして新たな良き山の発見に喜んだ一日となりました。

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ハイキング 関東 [日帰り]
岩山
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
2/5
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