大毎川東俣(敗退)→吉祥岳

2020年10月03日(土) [日帰り]

• GPS: 06:54
• 距離: 7.4km
• 登り: 769m
• 下り: 765m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:37
• 休憩: 0:17
• 合計: 6:54

7:56 スタート地点
13:57 14:14 吉祥岳
14:50 ゴール地点

アクセス

利用交通機関：

自家用車

大毎の満願寺のご住職に断って駐車。クマに気を付けてねと言われる。

コース状況／危険箇所等

吉祥岳南側のルートは、尾根に乗れば一般ルートらしくなる。川沿いの道は登山道と言うより、地元民が水路の整備や山菜採りに使ってる印象。コンスタントに踏まれていて明瞭だが刈り払い等の整備は期待出来ない。慣れない人は迷うのかも。おっかない丸木橋があるので自信がなければ川に降りて徒渉した方が確実。

写真

最初の滝らしい滝。ここまで歩いて登れる穏やかで綺麗な谷だった。

最初の滝を越えたら急にスケールの違う滝が出てくる。前衛3m と直瀑8m。結構戻ってから右岸に取り付き巻き始める。

巻き始めると山菜採り？の水平歩道があったが、長いこと使われて無いらしく確保無しでは怖くてとても歩けない。振り子トラバースの連続。

8m滝の巻きに3時間近く掛かった。ようやく沢に降りてみるが似たような滝が連続していそうだったので撤退。

8m滝落ち口

支点になりそうな木までは手掛かりの無い壁を3mほど登らねばならない。登れない。一段クライムダウンしたらシュリンゲを掛けられる岩があった。悲しみの残置支点。

シャワー浴びながらの空中懸垂だった。こわーい。

吉祥岳から、登れなかった鰈山を見る。

大毎部落を見下ろす。

大毎は美しい里である。

感想

hattaigo

この辺ではちょっと高いけど道がない鰈山に登ってみたかった。地図を見て大毎川東俣は歩けるかも？と思う。しかし全然記録が無い。
あわよくば東俣を詰めて鰈山を踏んでから西俣(本流)を下降して吉祥岳に取り付くなんてことも考えた。
記録がないと言うことは歩けるヤブ沢なのでは？と言う希望的観測は見事に砕かれ、ヒイヒイ言いながら脱出した。シュリンゲを二本も残置してしまった。魚影は滝を越えても濃いが、小さい。昔は奥まで人が入っていたのだろう。

せっかくなので吉祥岳は登っておいた。熊に会った。怯えていたので、ごめんね通してねと声を掛けたらどっか行ってくれた。もとよりクマの気配は濃厚だったので声をあげたり笛を吹いたりしながら歩いていたのだが、あちらさんが栗を食うのに夢中で逃げ遅れたようだった。